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第14回 一造会大賞

 

バナー_一造会

 


 

一造会(全国1級造園施工管理技士の会)主催で

当社が平成30年9月から翌年3月に施工した東根市の【東の杜】が

《 第14回 一造会大賞 》を受賞しました。

 

【東の杜・芝生庭園↓】

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令和元年10月17日には東京農業大学で行われた授賞式・発表会に出席し

同月25日には日本消防会館で行われた事例発表令でプレゼンを行いました。

 

【2019 CLA賞、一造会大賞 合同表彰式・受賞者発表会にて(10/17)↓】

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【公園緑地関連三賞受賞作品発表会“今年のNo.1はこれだ”にて(10/25)↓】

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リノヴェーション「東の杜」とは…?

本工事は、横尾酒蔵から市に寄贈された酒蔵をリノヴェーションし「東の杜」という歴史資料館として、また新しい芸術文化交流施設として東根市の新しい顔に生まれ変わらせるプロジェクトです。

リノヴェーション後は市指定の有形文化財である貴重な古民具等を常時展示する資料館としてはもちろん、ミニコンサートやマルシェ、結婚式が行えるホール、調理が出来る炊事場、囲炉裏の間では会議やお茶会、そば打ち教室や日本舞踊など多方面に対応した貸出施設として利用が出来ます。

庭園についてはただ新しいだけではなく、この土地で時代と共に生きてきた既存の樹木や石、灯篭などをなるべく多く使い、上記のような様々な利用目的に合う自然風でモダンな池庭に変身させるというのがコンセプトでした。

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今回のプロジェクトの概要・受賞までの道のり…

施工場所である山形県東根市は、人口わずか46,000人足らずの小さな街です。

もちろん大都市の工事のように多額の予算がある訳でもなく、庭園や造園専門の設計事務所も存在していない為、設計デザインから施工、工事後の指定管理までを全て自社でやるしかありません。

さらに今回、他の建築・管工事・電気工事会社と連携して工事を進めていくという事で、建築等の基盤が出来てからしか本格的に施工に入れない庭園部門は、予算が他社と比べて少なくなるというのは施工前から目に見えていたのです。

工期も庭園の規模に対して9月から翌年の3月の中旬までと短く、雪がたくさん降る中での冬期施工は免れません。東北の厳しい冬の中での施工というのは当社も初めての挑戦になります。

限られた予算と短い工期はもちろん、度重なる設計変更や台風豪雨による被害…たくさんの壁にぶつかりながらも今までの経験と磨いてきた知識や技術を活かし、人生初の冬期施工を乗り越えていった姿を高く評価していただきました。​

 

【作庭動画(YouTube)をご覧ください↓】


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最後に…

今回の受賞により【東の杜】はもちろん、東根市についても「どんな所なのかな…?」と多くの方に興味を持って足を運んでいただけると嬉しいです。

そして、ただ作庭して終わるのではなく、まだまだ新しいこの【東の杜】がこれからどのような形で付近の観光名所(大ケヤキ等)や東根市民の皆さんと繋がっていくのか…というのも楽しみです。いつまでも市民に愛され親しまれる施設の庭園であるよう今後も当社で丁寧な管理を続けていきたいと思います。

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【東の杜の公式HP↓】

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東の杜完成時のブログやYoutube(自社ドローン撮影動画)もぜひ合わせてご覧ください↓

《ブログ:東根市のとある場所(東の杜)のリノヴェーション。遂に完成致しました。》

 

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