崩れ石組

昨年の12月末から工事してきました、カスタムエージェントみはらしの丘建

売住宅のガーデニングがようやく完成致しました。

着工前はこんな感じでした。

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完成形はこんな感じになりました。

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高低差が1.5m以上もあったので、コンクリートの擁壁で土留を行い、3台

用のゲスト駐車スペースを設けました。また、転倒防止の為にマサキの生

垣を設けました。

RIMG1158

アプローチの両脇は鳥海石の崩れ石組で行い、和モダンの雰囲気を醸し

だす為に、一部に和の技法である竹柵を用いました。アプローチのステッ

プには枕木を用い、緩やかな曲線を表現する為に、コンクリートのハケ引

き仕上げに致しました。

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植栽はアオダモ、モミジの株立、ジューンベリーを植えました。

低木もドウタンツツジとユキヤナギの2段植にしてあります。また、ステップ

の両脇には、フイリヤブランやエリカ、ギボウシ、ヒューケラ等の多年草の

下草を植えてあるので、訪れた人々に四季の移り変わりを足元から演出し

てくれる事でしょう。

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リビング前のスペースも意外に広く、将来色んな雑木の植栽や芝生を張っ

てもらい、色んな形にカスタマイズして貰える事を期待しています。

 

 

昨晩の爆弾低気圧のせいで積もった雪を除雪し、今日は

竹柵工の作業をしています。

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木杭を打った後に、トリカルネットを釘止めして、土を抑える

工法です。よく、高速道路の法面植栽に用いる施工方法です。

当社では、それではあまりにも味気ないので、割竹を釘止め

して、和風テイストに仕上げています。

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次に枕木を使って、ステップを施工しています。かなり

高低差があるので苦労しました。

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正面から見ると、こんな感じに仕上がりました。

左側は、崩れ石組で土留をし、右側は、1段目が崩れ石組

で、2段目が竹柵で土留を行いました。ステップを枕木にし

た事で、和とも洋とも言えない、新しいテイストのアプローチ

に仕上がりました。

これからはもう雪が降って、良い仕事ができないので、工事

は春まで待ってもらう事にしました。これから、まだまだ色ん

な仕掛けを考えていますので、今しばらくお待ちください。

 

 

着工前はこんな感じでした。

2014-11-29 16.46.25

ここに車3台分の駐車スペースを設けて欲しいとの事でした。

2014-12-06 11.07.37

将来、2台分のカーポートが設置できる様に、奥行きは

6m取りました。

2014-12-11 14.10.16

それに伴い、既存の擁壁の高さに合わせて、コンクリート

擁壁を造る事にしました。一発仕上げなので、型枠は吟味

しました。

2014-12-16 12.02.02

高さが1.5mもある為、ベースコンクリートもそれに合わせて

これだけの幅が必要になります。

2014-12-16 11.00.20

打設が完了すると、だいぶ形が判ってきました。次に

アプローチ部分の床掘りを行います。

2014-12-17 10.20.03

今回は趣向を凝らして、鳥海石の崩れ石組で土留をする事

にしました。あいにくの爆弾低気圧のドカ降りの中での作業

でしたので、かなり心が折れそうになりました。

2014-12-17 13.54.02

石組も完成に近付くと、だんだん気分も乗ってきました。

気合いで頑張ります!

 

before and after 形式で説明していきたいと思います。

 

before

006 (4)-0

after

033

before

007 (4)-0

after

027 (4)-0

before

008 (4)-0

after

008 (8)-0

after

003 (8)

012 (3)-0

032 (2)

055

この庭は、景石と崩れ石組の不足分の石を足しただけで

他の全ての石と樹木は以前の庭の物を再利用致しました。

それだけに、配置や配植にかなりのセンスと技を求められ

ましたが自分では上手く収まったと思っています。

 

特に苦労した崩れ石組と鳥海石による枯滝の石組はすごく

気に入っています。

それと、既存の敷石を再利用したアプローチも苦労した甲斐が

あって侘び寂びのある物に仕上がったと思っています。

 

6月中旬から作業開始して、夏の暑い時期は作業を中止し

10月中旬まで工事の完成が延び長丁場な現場となりましたが

事故もなく無事完成して胸を撫で下ろしています。

 

色んな議論や葛藤もありましたが、なんとか無事に立派な形の

作品を残す事ができ大変感謝しております。

 

本当にありがとうございました!

 

 

いよいよこの庭でも1番の見せ所となる鳥海石での

崩れ石組の工事にかかります。

お客様たっての希望で、遊佐町まで石を一緒に見に行きました。

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この中から気に入った景石や石を10t車で運んでもらう事にしました。

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この画像は持ってきた石で崩れ石組(お客様の希望で野面石積っぽく)

をしているところです。

ジグソーパズルのようにひとつひとつ石を選び、立体感を出す為に

石を削ったり、角度を変えたりとても時間が掛かりました。

016 (4)

ここからが庭の入口になります。

004 (6)

側溝から50cm上げて水平に積んでいったので、

予定よりも石が食い込みましたが、お客様からは出来上がりに

とても満足して頂けました。

とにかく暑さでヘルメットから汗がしたたり落ちる作業で

とても精魂使い果たしましたが、ここまでの出来上がりにはとても満足しています。

最後まであと2日程かかりそうですが、なんとか無事に仕上げて

いきたいです。

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来客が多い為、2台用のカーポート以外にも駐車スペースが欲しいと依頼され

四角いグリッドをモチーフとした構成でそれをデザインしました。

敷地が広いので、手前は直線で奥の庭園は自由曲線を用いて、そのコントラストが

斬新なデザインになりました。

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工事着手前は山形風の和風庭園で、松や石組がメインでしたが

これらの中で使えるものを利用して、出来るだけ洋風で管理の楽な庭にしてほしいと

頼まれました。

021 (2)

そこで、ハナミズキやノムラモミジ、ツバキ、サラサドウタン、セイヨウシャクナゲ

ウメモドキなどの雑木は移植し、他は思い切って処分しました。

それにナツツバキやカマツカ、アオハダ、ツリバナ、ジューンベリー等の雑木を新植しました。

かつては立石だった石も全て横使いにして、崩れ石組風に組み直し

高さをそれぞれ異なる物にして、段々畑風にアレンジしました。

グランドカバーは、フイリヤブランやクリーピングタイム、キャットミント、ビンカミノールなどを

組み合わせて大胆なデザインで構成しました。

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残りのスペースは全て高麗芝にして、緑の部分を多く取りました。

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玄関前のアプローチは、化粧平板を四角に並べ、それに合わせて白御影の間知石を

直角に据えてエッジを効かせ、曲線との対比を試みました。

ポストも玄関の扉に合わせてローズ調の物を選び、デザインを統一しました。

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玄関前に樹木を植えることによって、道路からリビングが丸見えにならない様に配慮しました。

ウッドデッキも必要最小限のものをセットしましたが、リビングから見るととても広く感じ

コスパ大です。

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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