ちょい不良(わる)庭師のブログ

建築のために足場が架けられない樹木は伐採され、残っている樹々はそれ程良いものはありませんでした。

残された石材も元請さんの材料置場に放置された状態で、ただただ唖然とするばかりでした。

これらの石をすべて写真に収め寸法を記入し、使えるものとそうでないものを分類するだけでも、かなりの費用と時間を費やしました。

まず最初に手掛けたのは茶室の前の庭でした。

あまり樹形の良くないキャラが一本立っているだけで、これは残念ですが処分することにしました。

次に既存の手水鉢と石を使って、蹲踞(つくばい)廻りを仕上げてみました。

織部灯籠以外はすべて以前の庭にあったものを再利用してみました。

最初からこの調子なので先が思いやられます。前途多難な道のりがまさにこれから始まろうとしています。

和モダンがテーマのK様邸。

どのように変貌を遂げたのか、例によってビフォー・アフター形式で紹介していきたいと思います。

 

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カーポートの床部分に土間コンクリートを打ちました。

車の乗り入れを考えて三角の部分を設けてみました。意外とこれもアクセントになっています。

 

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白御影の敷石を交互に並べた土留。

生垣はイヌツゲにして隣接する川との空間を仕切りました。

また、遊び盛りのお子様達が誤って川に転落しないようにする目的も兼ねています。

 

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すっかり秋になり既存の柿の木の葉っぱも所々落葉してしまいました。その下にはフイリヤブランが埋もれています。

伊勢ゴロタ石を洲浜状に並べて玉砂利との境界にしていますが、このなだらかな曲線が和を感じさせてくれます。

アプローチから続く延段は、御影石と富沢石の組み合わせでまとめてみました。この一直線な延段が庭の景を引き締めてくれます。

 

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ツゲの生垣が空間を仕切り、堤防に植えてある桜の木を見事に借景しています。

庭のポイントとなる菊型の手水鉢の廻りには、ヤマモミジやアオダモ等の雑木を植えて野趣味な雰囲気を醸し出しています。

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駐車スペースと庭とを仕切る創作塀。この家の外観とベストマッチしています。

さらし竹が良いアクセントになっています。

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この板塀の奥にはどんな景色が広がっているのだろう?

この家を訪れた人に、そう思って頂けたら私の思惑通りです!

 

 

野面石積みがようやく完成して、次は畳石に取り掛かっています。

石積みと畳石の施工が完了すると、庭のコンセプトがだいぶ見えてきました。

縁側から庭へ下りられるように、大きな自然石の沓脱石を据え付けてみました。屋根の庇(ひさし)が邪魔で苦労しました。

沓脱石と石畳へと続く、野趣味な延段を施工しています。

やはり、和モダンの庭には遊び心が必要不可欠です。

次はどんな仕掛けが出てくるか楽しみにお待ちください♪

異常気象に悩まされ、かなり工期が延びてしまったK様邸のガーデニングがようやく完成しました。

どのように変化したのか分かりやすいように、ビフォー・アフター形式で表していきたいと思います。

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2台用のカーポートを設置(別途工事)しました。

 

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パッと見ハウスメーカーが作ったモデルハウスみたいに仕上がりました。

まずゲスト用の駐車スペースも兼ねたアプローチ。アクセントにミルキーホワイトの化粧平板を並べてみました。建物の外観の差し色として有効でした。

道路境界には化粧ブロックとアルミのフェンスで仕切りました。

枕木を組み合わせて作ったオリジナル門柱。これからお客様の手でどんな進化を遂げるのか楽しみです。

 

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和室前のスペースは和モダンな空間に仕上げました。なだらかな曲線を描くマサキの生垣の前には、瓦を縦使いに埋めて縁取りしました。

ヤマモミジやナツツバキの株立ち等の雑木が植えられた足元には、アクセントとして銭形の手水鉢を据えてみました。

 

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アプローチからの曲線には特に気を使いました。コンクリートは簡単なのですが、ローズベリーの石張りはかなりの時間を費やしました。その甲斐あって美しい曲線が描けたと思います。

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小舗石でL字型に作った植栽スペースの中にはジューンベリーが植えられ、下草にはフイリヤブランとクリーピングタイムを添えてみました。

これだけでも逆遠近法で敷地が広く感じます。

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リビング前にはウッドデッキを設置し、その前にはアンティークレンガで囲っただけのテラスを作ってみました。ここにベンチやテーブルを置けばバーベQ等をして、まったりと過ごせそうです。そちらとセットで芝を張ってみました。ここはもう子供達のパラダイスになりそうです。

どうしても作ってほしいと頼まれた家庭菜園も庭の雰囲気を壊すことがないように、小舗石を円型に囲ってオシャレなものに仕立て違和感なく庭に溶け込ませました。

 

 

 

 

 

隣地境界に土留用のコンクリートブロックが据え付けられ、駐車スペースの土間コンクリートが打設されました。

アプローチはインターロッキングブロックをランダムに並べてみました。

今はこの状態ですが周囲に多年草の花々や雑木が植栽されれば、もっとくっきり浮き出てくると思います。

立水栓廻りも小舗石で囲んで、ちょっぴりオシャレに仕上げました。

円型の花壇が庭のポイントになっています。

外構工事がほとんど終わったので、次はいよいよ植栽です。コンクリートが乾くまでしばらくお待ちください。

 

いよいよ工事も終盤に入り、仕上げのコンクリート打設を行いました。

瓦で囲んだテラスにも黒那智石を埋め込み模様を入れてみました。

アプローチも畳石と曲線で結ぶことで形が見えてきました。ようやく創作の意図が表現できた気がします。

カーポート下もコンクリートが打たれると、何かスッキリして見えるから不思議です。

後は奥に見える庭と駐車スペースの空間を仕切る創作塀を作れば完成です。

もう少しで完成。最後まで気を抜かずに頑張ります。

新庄市のK様は実家のガーデニングもさせて頂いており、親子二代に渡って造らせてもらえるなんてとても光栄なことと思っています。

素晴らしい作品を造ろうと気合を入れてデザインしました。

着工前はこんな感じでした。

敷地が広く駐車スペースから玄関までのアプローチの除雪が大変なので、融雪を施すとのことで何かとアイデアが必要でした。

まず、バックホーで掘削して雑草混じりの土は処分しました。

次に玄関まで続くアプローチ部分にベースコンクリートを打設しました。

奥様の希望はオシャレなレンガを敷きたいとのことでしたが、凍結の恐れがあるのでインターロッキングブロックをランダムに敷き詰める計画に変更しました。それでもかなりオシャレな空間に生まれ変わること請け合いです!

着工前はこんな感じでした。

既存の樹木も移植して、うまく庭に活かしながら作ってほしいとの要望でした。

まず最初に、既存の畑の土が犬走りに流れてこないように角材を積んで囲っていきます。

要らない樹木は処分して雑草だらけの表土は全部剥ぎ取り、その上に新たに客土を盛っていきます。

それが終わると、この庭の見せ場の一つである富沢石の野面積みを行います。

緩やかなカーブになっているので作業は大変ですが、前日に4t車1台分石材屋さんからそれ用の石を選んで持ってきているので、根気よく石を選んで積んでいくしかありません。かなりの迫力になると思うので出来上がりが今から楽しみです。

作庭工事の主役はやはり植栽です。

雑木類を植える事で手水鉢廻りの落ち着きが違います。

まずは例によって樹木を剪定して樹形を整えます。

次に雑木を植えていくと、一気に景観が変わっていきます。

手水鉢廻りも劇的に変化していきます。

低木のサツキや下草のリュウノヒゲ等を植えれば尚更です。

ここまで植え終わるとグッと仕上がってきました。

残すは創作塀の設置と土間コンクリートの打設です。

瓦で囲んだ和モダンを目指したテラスも必見です。どうぞご期待ください。

ようやく樹木を植える時を迎えました。

まずは軽く剪定して樹形を整えます。

それが終わると次は植栽です。

K様邸は雑木をふんだんに植えてますので、景観がガラリと変わりました。

外周りにはツゲの生垣を設けて空間を仕切ります。

テラスの周りには大きな芝生の広場を作りました。芝を張ると緑の量がぐんと増えてイイ感じです。

次回は完成形をお見せしたいと思います。

モデルハウス並みの仕上がりを狙っていますのでご期待ください!

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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