月別アーカイブ: 8月 2018
この猛暑の中、作業はなんとか継続しています。土留の化粧ブロックが積まれてくると、庭の輪郭がはっきりしてきます。
庭の入口付近にはフェンスが立つ予定です。
次にこのガーデニングの見せ場の一つ、玄関ポーチ前のローズベリーの石張りを行います。
一枚一枚合わせて張っていると必ずと言っていいほど、お客様にこう言われます。「ジグソーパズルみたいに一枚一枚張っていくんですね~。すごい~!」こんな風に感激されると、こちらもやる気スイッチが入ってしまいます。
張り終わると、こんな表情豊かな石張りに仕上がりました。
和室前も曲線の生垣支柱を組み立てて、瓦で同じように曲線を描いて土留を行いました。
こういう瓦の使い方は庭師ならではの手法ですね。
白御影の敷石には、銭形の手水鉢を据え付けて和モダンに仕立ててみました。
次はアプローチの工事に取り掛かっていきます。
まだまだ、こだわりのデザインが満載なので作り手側もワクワク感が止まりません!
ホーム画面の「オリジナル門柱」「アプローチ」「OTHERS」を更新しましたので、是非ご覧ください。
今は台風の影響等で雨が降ってくれて植物も息を吹き返してくれましたが、先週の水曜日から土曜日まで大石田のとある公園の水撒きをしてきました。
このように芝が水不足で赤くなってしまったからです。他の公園から同じように芝が赤くなったと、かなり電話を頂きました。
乾燥に強いとされているクリーピングタイムもこのように赤く変色して、だいぶ枯れてしまいました。
さすがにこれは私もショックでした。(他の職人も同じように呼び出されたので)
そこで水撒きです。
最初はこのように手撒きしていたのですが、これでは追い付かずスプリンクラー2基投入しました。
これを4日間続けたら、さすがに復活してくれました。
芝がタイムまで完全ではありませんが、少しずつでも新しい芽が出てくるとすごく遣り甲斐を感じます。本当に植物はウソをつきません!ね~
皆さんもまだまだこれから猛暑が続くと思いますが、植物の葉の色が変色して元気がなくなってきたら水をジャブジャブかけてやって下さい。
水やりは夕方からがベストです。多少時間と水道料金はかかりますが植物が必ず返してくれますので頑張りましょう。
私は会う人会う人に「社長、色黒くなったにゃ~」とか、「日焼けして真っ赤だんねが~」とか「社長も営業だけんねぐ仕事するんだがした~」とかなり言われました。誤解しないで下さい。私は『べしゃり』だけで仕事しているのではなく、ちょくちょく現場に出て仕事しています。おかげで夕方のビールは最高!!でした。それに下っ腹のポコッも解消しました。思わぬ効果もありますので期待していて下さい。
設計の段階から何度も何度も打ち合わせを重ねて、ようやく完成を迎えました。
着工前はこんな感じでした。
家の外観に合わせた色調の化粧ブロックを積んでスタイリッシュにまとめました。ブロックの質感に合わせて笠石は試行錯誤の結果、御影錆石に決定しました。そのおかげですごく重厚感が増しました。
2台用のカーポートを設けた他に、更にゲスト用の駐車スペースを2台分確保しました。これでいつお友達が遊びに来ても心配ありません。
主庭とはマサキの生垣で仕切ったので、さりげなくプライベート感を出すことができました。
お家の玄関へと続くアプローチ。緩やかな曲線が庭に優しさを与えてくれました。また、緑の芝生とのコントラストも鮮やかです。
ハウチワカエデの下に淡いピンクの化粧砂利を敷いた事で可愛らしさもちょっぴりプラスしてみました。
玄関の方から振り返ると、このような景色になります。
当初の設計より芝生の面積を増やした為に緑の量がグンと増え、それに比例して心の潤いが増えました。
玄関ポーチの前をゴージャスにする為に張ったローズベリー。確実に品格を上げてくれました。
家庭菜園は使い易さを考慮して、2つに分割してみました。根菜系とそれ以外とか?種類に応じて使い分けるとおもしろそうです。
門扉はアイアン製でシンプルなデザインにこだわりました。支給品の表札と統一感を出す為です。
その表札を照らす為にシンプルなライトを取り付けてみました。夜の表情もどのようになるのか興味のある所です。
入口前には白御影石をデザインして並べた植栽スペースにヤマボウシの株立とアオダモの株立を植えてみました。今はとても暑いのですが、風を受けてそよぐ葉に涼しさを分けてもらってます。
根〆には斑入りのヤブランとハーブのキャットミント、ブルーの花が今流行しているベロニカオックスフォードブルーを植えたことで季節毎に咲く青から紫系の花が庭に彩りを与えてくれる事でしょう。
駐車場からの出入口にはオシャレな木製の扉を取り付けました。これが良いアクセントになっています。
和室前には木製のオリジナルガーデンフェンスを設けてカーポートとの空間を仕切り、ヤマモミジやナツツバキの和風っぽい樹々を植えて和モダンな空間を演出しました。
皆様もご存知の通り、金山町は県内でも有数の豪雪地帯です。この積雪2m超に対してどのような方法で植えるかだいぶ考慮しました。
着工前はこのように吹雪対策で、すごく高いコンクリート擁壁と防雪柵に囲まれた無機質な空間でした。
除雪の時に誤ってタイヤショベルで壊さないように、とても頑丈な歩車道境界ブロックを用いた植樹桝や化粧ブロックを積んで植栽スペースを確保しました。
雪に強いカツラの株立を植えて、下草にフイリヤブランを植えてみました。まだ梅雨時に植えた為に剪定して間もないので、葉も疎らですが将来的には今よりも樹高を1mくらい高くして、立派な木立にしたいと考えています。
防雪柵の前は、同じカツラの単木のものを植栽しました。
やはり樹木の持つ力は凄いです。あれだけ無機質感漂う空間が、潤いのあるとても落ち着く空間に生まれ変わりました。
シンボルツリーのヤマボウシ、その樹高は積雪量を上回る高さ約6mの大木です。これくらいの木になると、やはり1本でも存在感があります。
イタヤカエデとジューンベリーの株立を植えてみました。どの樹木も葉を縄で枝折りやすい雪囲いが比較的に楽な樹木を選んでみました。
存在感のある樹々達がこの空間をスタイリッシュなものに変貌させてくれました。
着工前はこんな感じでした。
なるべくオンリーワンなデザインになるように色んな試みをしてみました。
ゲスト用の駐車スペースは、バックをする際ハンドルを切りやすいようにカーブを付けています。
少しでも緑の量を増やしたくて中央にはクリーピングタイムを植えてみました。
2台用のカーポートの脇には化粧平板で作ったアプローチが設けてあります。
まず目に付くのが木材で作った門柱です。これで玄関の扉を開けても中が丸見えになる事を防いでいます。
表札のポストもメタリックシルバーにする事で存在感が増し、扉やカーポートのシルバーともベストマッチになりました。
植栽スペースも小舗石の高さを変えて、少しでも立体的になるように工夫しました。
植栽は管理が楽なように雑木類(ジューンベリーやライラック)を植えて緑のボリュームを増やしています。
低木にはシモツケを植えて下草にはヒューケラやフイリヤブラン、ベロニカオックスフォードブルーのグランドカバーを。
他にもキャットミントやクリーピングタイムのハーブ類も植えて華やかな空間を演出しています。
手作りのウッドフェンスは和室前の板を多めに張って空間を仕切り、そこにヤマモミジとナツハゼを植栽して和モダンな雰囲気を演出してみました。
駐車スペース側は板で枠組だけを作り、お隣の庭をちゃっかり借景させて頂きました。
デザインには一貫して曲線を用いてアート性を強調しています。
物置(他社施工)は家の外観に合わせて扉の白い物を選んでもらい、スッキリと納まっています。
木材で囲った家庭菜園は家族4人で楽しむには十分な広さを確保しました。その脇にはツリバナとオトコヨウゾメを植えてリビングから眺められるようにしました。隣接して芝生のスペースを作り多目的に使用してもらえるように考慮しました。
着工前はこんな感じでした。
設計の段階で一番スペーシングに苦労したのが、将来子供さん達が大きくなったらカーポート以外に車2台停められるスペースが欲しいという事でした。バックで駐車する事を考慮して検討を重ね、この曲線のある駐車スペースが生まれました。この広さがあれば小型車1台くらいは停められます。
また、玄関扉を開けた時も家の中が見えないように雑木(常緑ヤマボウシ、ガマズミ、ジューンベリー、アベリア)を植えて空間を遮蔽しました。そればかりではなく庭に彩りと潤いを与えてくれています。
玄関前にはローズベリーという淡い桃色系の鮮やかな石を貼ってアクセントにしています。
2台用のカーポートを設置したその後ろに続き大きなテラスを設けました。そこにも車が1台停められるように考えました。アンティークレンガで囲まれたテラスは駐車スペースばかりではなく、バーべQや子供さん用の大きなプールが置けるスペースも併せてあり、多目的に利用できるようになっています。
お隣との目隠しも雑木(シラカシ、ヤマボウシ、ヤマモミジ)を植えてあるので程良いものになるでしょう。
その奥には木枠で囲った家庭菜園が設けてあり、将来いろんな野菜が植えられて新鮮な野菜がたくさん収穫され食卓がとても賑やかになるでしょう。