月別アーカイブ: 12月 2019

 

既にハウスメーカーさんの方で

外構工事の一部(アプローチ・駐車スペース用の土間コンクリートの打設)が完了しておりました。

 

それを最初の現地での打ち合わせで見た時に

少なからず違和感を覚えました。

それは敷地を中央で分断するかのように作られた階段部分です。

 

これをいかにこのガーデニング工事で

上手く馴染ませるかが最大のデザインテーマでした。

このテーマをどのような形でまとめていったのか

分り易いようにビフォーアフター形式で説明していきたいと思います。

 

【Before】

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【After】

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施主様施工で2台用のカーポートと

物置を設置したいとの事だったので、

設置場所と物置の色はこちらで提案させていただきました。

 

【Before】

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【After】

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アプローチがよくありがちな直線だったので、

入口の階段の両側は緩やかな曲線を描いて和らげました。

 

高低差も約1m程あったので

白御影の間知石を2段積みにして土留をしてなだらかな勾配にし、

そこにはハーブのキャットミントを植えました。

来春になれば新しい葉が出てきてまた違った印象になると思います。

 

【Before】

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【After】

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石積みに合わせてマサキの生垣を曲線にして植栽しました。

 

玄関前に約5m近くあるヤマモミジを植えました。

家の方が高い位置になっているので

あまり低い樹木だと存在感が薄くなってしまうからです。

 

【Before】

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【After】

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既存のシラカシは南東の方へ移植し、

その分芝生の面積を広くとるようにしました。

 

【Before】

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【After】

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玄関から眺める向かって左側には外構工事の時に

植えてあったハナミズキを利用して遠近法を用いました。

奥にある大きなヤマモミジと比較する事で広く感じます。

 

右側にはアオダモの株立を植え、

シラカシを移植する事で道路と隣地との空間を遮蔽しました。

 

【Before】

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【After】

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庭の奥(西側)から振り返るとこのようになっています。

 

植樹スペースは小舗石で仕切り、

芝生の面積はここまで広くとりました。

 

芝刈が少しでもやりやすいように

芝生の中には樹木をあえて植えませんでした。

 

アンティークレンガで縁取りした大きなコンクリート製のテラスも

BBQやプール置場として多目的に使われる事でしょう。

 

このように曲線を幾重にも重ねる事で相乗効果が生まれ、

よりデザイン性が強調されました。

 

【Before】

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【After】

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お隣との境界には大きなヤマモミジを中心として、

ヤマボウシやジューンベリー、アオハダの株立で空間を仕切りました。

 

新緑の頃にはこれらの樹々のおかげで

リビングでくつろいでいる時に安らかな空間になる事間違いなしです。

 

【After】

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庭の奥には防腐剤注入木材で作った家庭菜園を設けました。

家族で野菜作りを楽しむならこのくらいの大きさが丁度いいと思います。

 

 

現地調査に伺った時には既に外構工事と

一部玄関前には植栽されておりましたが、

「よりセンス良くおしゃれなものにして欲しい」と依頼されました。

 

【Before】

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【After】

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土砂が一部崩れてきている隣地境界には

普通ブロックを2段積んで土留を行い、

整地する事で敷地を広く使う事が出来ました。

 

それに伴い、ツゲの生垣は大胆な曲線を描けるようになり

外観に大きなインパクトを与える事が出来ました。

 

また玄関扉を開けても、常緑のヤマボウシが植えてあるので

中が丸見えになる事は無くなりました。

 

【Before】

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【After】

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既存のハナミズキとアオハダの株立を活かしつつ、

新たに高木のサワフタギと中木のハナカイドウを植えた事で

前庭が華やかになりました。

 

更に根〆にサルビアネモローサ・スジギボウシ・シモツケリトルプリンセスの地被植物を植える事により、

それぞれ草丈が違うので高低差が生まれ、3段植栽になったので

見る角度でそれぞれ主役が変わるように演出しました。

 

【Before】

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【After】

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カーポートの裏側をやんわり遮蔽する為に

紅葉が美しいナツハゼを列植しました。

 

防腐剤注入木材を加工して作った家庭菜園も

使い勝手の良い大きさで庭のアクセントに一役買っています。

 

【Before】

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【After】

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リビング前にはウッドデッキが設けてあり

より広さを強調すべく色は色はフローリングの色に合わせています。

 

そのデッキの前にはコンクリート製のテラスが設けてあり

BBQやプール置場等で大活躍しそうです。

 

ここから眺めるといかに芝生広場の形がユニークなのかが分かります。

 

【Before】

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【After】

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こちらの雑木の根〆にも草丈の違う地被植物を植えてあり

季節毎に主役が変わるように演出してあります。

 

【Before】

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【After】

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隣地との空間を仕切る為に要所要所に

さりげなく雑木(アズキナシ・ジューンベリー・ヤマモミジ・ヤマボウシ・ナツツバキ)を植えてみました。

 

庭の中を回遊出来るように樹木帯は

それぞれ違う素材でセパレートしてあります。

 

それぞれの形がユニークになっていて、

それがクロスオーバーする事でアート性の高い造形になったと自負しています。

 

【Before】

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【After】

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芝生広場の中にはこのように円型の砂場を作って遊び心を出してみました。

 

 

既にアプローチや門柱、

カーポート等の外構工事が完成されていた為に

それに合わせてデザインしたガーデニングが完成しました。

 

全ての仕事が人力になってしまい、かなり苦労しましたが

無事にM様に引き渡す事ができて安心しました。

 

例によってビフォーアフター形式で説明したいと思います。

 

【Before】

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【After】

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緩やかな曲線を描いて造られていたコンクリート製の

距離の長いアプローチを歩いて玄関まで行く途中に

いろんな雑木(ナツツバキ、アオダモ、ジューンベリー等)や

グランドカバー(フイリヤブラン、ヒューケラ、ベロニカオックスフォードブルー)を植えた事で

四季折々の彩りを感じてもらえるようになりました。

 

照明は和風スタンドを置くだけで移動可能にし、

武骨なコンセントは割竹で囲う事で和の風情を感じます。

 

【Before】

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【After】

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植栽スペースには小舗石を使い、

そこにヤマモミジやウメモドキ、キンモクセイを植えました。

 

また大きくとった芝生のスペースや

手前に見える花壇スペースも全てアプローチに合わせて、

自由な曲線を使っているので、統一感が生まれました。

 

根〆にはシモツケリトルプリンセスやスジギボウシ、

キャットミントを植えてあるので来春の新しい芽吹きに期待しましょう。

 

【Before】

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【After】

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以前から祀られている赤い神社の周りは

一段高く土が盛られていたので、石組で土留して

白御影敷石を据え付けて、いつでも歩いて拝めるようにしました。

 

植栽もそれに相応しいように

ヤマモミジやサザンカ、サンシュユの和っぽい樹木を植栽し、

周囲にはサツキの刈込でまとめました。

 

【Before】

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【After】

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道路を挟んで両側に芝生を張る事で、

遠近法でとても広く見えます。

また緑の面積が増える事でより豪華に見えます。

 

【Before】

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【After】

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玄関先から振り返るとうまくアプローチの曲線と

庭の曲線が絡んで馴染んでいるのが分かります。

 

和室前の芝生は芝を竹柵で縁取る事で

何気に和風の演出を妨げないようにしました。

 

【After】

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和室前の和のスペースは、

あえて夏目型の手水鉢を用いました。

施主様の事を考えて、

かがまなくても使えるようにしたかったからです。

 

植栽はモミジ(コトノイト)とナンテンだけにして

空間構成を出来るだけシンプルにまとめてみました。

 

瓦を縦に埋めて使ったり、玉砂利敷きではなく

伊勢ゴロタ石を撒き石する事によって高級感が増すと共に、

セイヨウイワナンテンスカーレッタの赤葉との

コントラストが絶妙に際立ちました。

 

 

当社では作庭のご提案時に

使用する樹木や地被植物のカタログをお渡しさせていただき、

さらに植栽が完了後、名前が分かるように

樹木や地被植物のひとつひとつにラミネートした名前のタグを

付けさせていただいております。

 

そして、今回…

お客様がお庭の管理をされる際にもっと便利になれば…と

植物タグをリニューアル致しました!

 

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【リニューアルポイント①】

お庭の景観を崩さないよう、

樹木にかけるタグのお色を白色からナチュラルなものに変更。

 

【リニューアルポイント②】

タグの裏にそれぞれの植物の情報を記載。

・水やりの仕方やタイミング

・一言コメント(注意事項や剪定方法等)

・花/葉/実を楽しめる月間表

 

※目立ち過ぎないよう、サイズはそのままです。

 

 

「自分で庭のお世話をしたい」

「水やりのタイミングを知りたい」

といったお客様の声にお応え出来るように

今回リニューアルしてみました。

 

今後も何かいいアイディアやお客様にとって嬉しい工夫を見つけ次第、

臨機応変にどんどん新しいものをご用意したいなと思います。

 

以上、武田園芸で行っているサービスのご案内でした♪

 

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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