アプローチ

 

娘さんが車を購入されたので、

どうしてももう1台分の駐車スペースが必要になったとのご依頼で

アプローチ兼用の駐車スペースを造りました。

 

着工前はこんな感じでした。

 

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まずは古いタイルのアプローチや芝を剥ぎ取っていきます。

 

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ここに砕石を敷いて、化粧平板を並べるだけで

雰囲気がだいぶいい感じに・・・

 

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それ以外の部分は防草シートを敷いて、玉砂利を敷き詰めます。

その他の部分は土間コンクリートを打ちました。

 

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完成形はこのような形になりました。

 

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本当はここにナツハゼとキャットミントを植える予定でしたが

雪捨場が無くなる関係でやむ無くカット。残念!

 

しかしながら、シンプルな構成で上手く仕上がったと思います。

 

 

敷地面積は標準的なのですが

「カーポート2台分+ゲスト用駐車スペース2台分を確保して欲しい」

と、ご依頼いただきました。

 

この難問をいかにセンス良くまとめるか…手腕が問われます。

 

【着工前】

 

隣地の境界線には化粧ブロックと​フェンスを設置して

見た目のグレード感をアップさせました。

 

まずはカーポートを設置する事で車2台分はクリアしました。

 

 

この庭は特にアプローチのデザインにこだわりました。

 

ローズベリーという石を大胆な曲線を描いて張り、

土間コンクリートもそれに対応して同じように曲線を描く事でアート性を強調しました。​

 

そして、ここにも車1台分を停められるスペースを確保しました。

 

 

玄関前のポーチも同じローズベリーという石を張り、

縁取りにはヴィンテージ風のレンガを並べてみました。

雲形のポーチもデザイン上の大きなポイントになっています。

 

 

白御影の敷石で土留を行い、

シンボルツリーは移植した存在感のあるウメモドキにしてみました。

他にもアオハダとツリバナの株立を植えて、リビング前の目隠しにしました。

 

 

女性でもスムーズに縦列駐車が出来る様、道路脇に4代目の駐車スペースを確保しました。

白御影の間知石を覆うクリーピングタイムも、彩りを与えてくれます。

 

 

防腐木材を使ってオリジナルで手作りした門柱。

独特な形をしていますが、ポストと表札のモダンな形と融合してくれて、面白い形になりました。

 

 

和室前に設けられた坪庭。

少しでも和のテイストを入れたくて、あまり大きくはないですが

景石を据え、瓦を立てて縁取りにしてみました。

 

モミジ+ナツハゼ+リュウノヒゲといった山野草だけでまとめましたが

それなりに風流な景を演出できました。

 

 

小舗石の錆石で囲まれた植栽スペースには

シモツケやキャットミント、ヒューケラという色とりどりの植物を植えて華やかにしてみました。

これだけでも道路からの視線が違います。

 

 

ワンちゃん用のシャワー付きの洗い場!

レンガで簡単に囲ってますが、大型犬でも大丈夫なように大きく造っています。

 

 

 

 

既にカーポートと物置は設置済みでしたが、玄関扉を開けると中が丸見えになる事と

角地なので、道路をショートカットしようとする車が敷地内に入ってしまうという悩みがあり

これを何とかオシャレに解決して欲しいというご依頼をいただきました。

 

【着工前】

 

そこで、自分のイメージを色鉛筆でスケッチして見ていただき、​

お客様にも気に入っていただけたので施工に入りました。

 

 

まずは車に敷地内をショートカットされないように

白御影石を使って、頑丈で尚且つスタイリッシュに見えるよう仕上げました。

 

玄関扉を開けた時に中が丸見えにならないように

アオダモやカツラ、ツリバナの株立を植えて遮蔽しました。

下草には今度初めて植栽する、マホニアコンヒューサとセイヨウイワナンテン“カーリーレッド”を植えてボリューム感を持たせました。

 

 

主庭にもジューンベリーやアズキナシ、ハナミズキ等の雑木を数多く植え

隣家からの目隠しをさりげなく行っています。

 

小舗石の縁石や芝生の縁取りには、積極的になだらかな曲線を入れているので

庭全体のイメージが柔らかく見えます。

 

 

リビングの前にはウッドデッキが設けてあり、

それに合わせてアンティークレンガで縁取りした木の葉型のコンクリート製のテラスを造ってみました。

ここでBBQなんて…ちょっとオシャレですよね。

 

 

門柱は当社お得意の枕木を3本組み合わせて造ったシンプルなものです。

モダンな表札とポストを組み合わせるだけで、斬新になりました。

 

 

アプローチは建物の外装パネルと合わせて、グリッド状にしてみました。

化粧平板ブロックが差し色となり、うまく外観に馴染んでいます。

 

 

「京都にある坪庭の石庭をイメージした庭をつくりたい」とご依頼いただきました。

 

 

芝生が主体の洋の庭から、枯石組が主体の和の庭に大変貌を遂げました。

 

富沢石を貼った石畳風の苑路、

この趣がかなり重要な役割である事を気付かせてくれます。

 

 

7個の石でまとめられた石組も、眺める角度により、いろんな表情を見せてくれます。

 

 

この坪庭に使用した鮫川石は、京都の庭によく使われている青石(緑泥片岩)と同じものです。

そこで砂利も、京都の白川砂利を取り寄せて敷き詰めました。

 

植栽は既存の板塀とうまく馴染ませる為に黒竹とリュウノヒゲだけに留めました。

 

 

石庭が仕上がってくるにつれて、お客様の方も熱が入られ、

門柱と目隠しの板塀の追加発注をいただきました。

 

 

建物の外壁と合わせて使った白い天然石が貼ってある最高級の化粧ブロックは

アプローチの白いタイルとも相性が良く、うまく納まりました。

 

黒御影とステンレスを組み合わせた表札も、程良いアクセントになっています。

 

 

中庭から見た景色は、「この先どんな庭を見せてくれるのだろう?」という期待を膨らませてくれます。

 

単なる目隠しではない、こういった所が庭師の腕の見せ所だと思います。

 

 

村山市はかなり雪が降るので、

「砂利のまま除雪機をを使うと砂利が飛んで危ないので、コンクリートで舗装して欲しい」

と頼まれました。

 

…がしかし、それだけではデザイン性に乏しいと感じ、

大胆にも和モダンの巨匠『重森三玲』風のデザインを提案しました。

お客様にも快く受け入れて頂き、

思わず気合いが入って作った作品がこちらです。

 

分り易いように、Before・After形式で説明したいと思います。

 

【Before】

【After】

 

雲形をモチーフにした大胆な曲線を描いたデザイン。

濃灰の石はクラストブラックという石で、これを乱張りしました。

 

【Before】

【After】

 

コンクリートも曲線を描くとアートになるのだと改めて実感しました。

 

Before

【After】

 

この中で直線を用いているのは、

白御影の敷石(300×600)と伸縮目地の2ヶ所だけです。

 

敷石は遠近法により、実際より広く(遠く)感じられます。

伸縮目地も斜めに入れる事で、デザインの一部のように見えます。

 

手前には伊勢ゴロタ石で州浜を造り、より曲線を強調すると共に

ただ防草シートの上に並べただけのゴロタ石がこぼれないようにしました。

 

【Before】

 

【After】

 

玄関先から眺めると、いかに大胆な曲線が描かれているか分かります。

この曲線を描くのに協力してくれた左官屋さんにはただ感謝しかありません。

 

Before

【After】

 

このアングルからの石張りの形が

自分の理想通りに張れたので気に入っています。

白いゴロタ石を敷いた事でより高級感が増しました。

 

Before

【After】

 

石臼を再利用した手水鉢、それと共に以前組んであった石も

約石(前石・手燭石・湯桶石)として新たな役割を与えました。

 

最初の打ち合わせ通り、ただコンクリートの土間にしていたら

無機質な空間になっていたに違いありません。

これで工事費も殆ど変わらない価格で納まりました。

 

お客様からの評判もすこぶる良く、

訪れた方にも驚かれるとお聞きしました。

 

工事期間は約1ヶ月半掛かりましたが、無事に完成して良かったです。

これをきっかけに雪国でもこういった『重森三玲』風のアプローチを

多く造る事が出来たら嬉しいです。

 

 

「駐車スペースがもう1台分欲しい」とのことでしたので、

改修する事になりました。

 

着工前はこんな感じでした。

 

 

まず最初にアプローチのタイルを壊しました。

 

 

次に伸び切ってしまったラベンダーと芝を剥ぎ取りました。

そこへ新たに砕石を敷いていきます。

 

 

そこへ化粧平板を敷いて、アクセントを付けます。

 

 

ここまででお盆休みに入ってしまい、作業もお休みです。

 

お盆明けに土間コンの打設の予定なので、

それまでしばらくお待ちください。

 

 

村山市のI様邸のアプローチは、まさにこの言葉がピッタリと

当てはまります。

平面図に曲線を描くのは簡単ですが、

それを基にコンクリートを打つのはどれくらい大変な事か!

この赤スプレーで書かれた通りに型枠を作ってもらいます。

やはり自由曲線を表現するには、型枠すら芸術です。

左官屋さんもかなり苦労していました。

更にこれにポンプ車を使って、コンクリートを流し込み

平らに均していきます。

5人の職人の連携プレーは感動ものです。

この暑さですから、すぐに固まってしまうので

時間との戦いになっていきます。

ハケ引きするにも一苦労です。

雷雨も心配されましたが、何とか天気は持ちそうです。

茶の間から眺めると、その違いは明らかです。

コンクリートは直線に打つと無機質になりますが、

曲線を描くとアートになるんですね~!

ここからもう一つ仕掛けがあるので、更に芸術性がアップします。

目指せ!『重森三玲』

完成がようやく見えてきました。

雲型に石を貼る仕事。もう何日続けたことだろうか?

有名な作庭家『重森三玲』風に造るぞと意気込んだのはいいが、やはり見るとやるとでは大違い。かなり時間の掛かる仕事でした。

こつこつ積み重ねて3日間でようやく玄関前の石貼りが完了しました。

やはり緩やかなカーブを石で描くのは思った以上に大変でした。その分お客様には「芸術だね~」とお褒めの言葉を頂きました。

その言葉をガソリンにしてエンジン全開です!

 

続いてアプローチ中段の石貼りです。この日も気温は32℃。

日除けのテントがないと熱中症で倒れてしまいそうです。

2日間でここまできました。

あと1日でここも完了しそうです。

ここが終われば門周りへ進みます。ようやく全体60%まで来たのかな~?

何とか暑さに負けないように気力を振り絞って頑張ります。

人様の家と見間違うほどに劇的に変化したO様邸。

着工前とどのように変化したのか、またまたビフォーアフター形式で紹介したいと思います。

before 

after

ゲスト用の駐車スペースをもう1台分新たに設けました。その縁取りはアンティークレンガを用いてシックに決めてみました。

主庭との境界にはツリバナの株立を、根〆にはシモツケ“リトルプリンセス”を植栽しました。

これが成長すると家庭菜園が丸見えにならなくなるので、人の目を気にせず野菜作りが楽しめます。

before

after

既存の門柱のレンガタイルの色に合わせて、大洋紅という名の小舗石を並べて新たな植栽スペースを作りました。

背景にアオダモの株立を植えた事により涼しげに見えてきました。

根〆にはクリーピングタイムを植えてみました。

before

after

既存のラティスを有効活用して、その前にはジューンベリーやヤマモミジ、アオハダ、ナツハゼの雑木類を植栽して彩りを与えています。

リゾート感を演出する為に常緑のマホニアを植えてみました。

before

after

芝生の中心にはローズベリーという名の石を張った円形のテラスを設けてあります。

このテラスは名目的に使えるばかりか、重要な庭のポイントになっています。

before

after

隣地の緑道から種子が飛んできて自然に生えてきたシバザクラは、とても勿体ないのでそのまま残す事にしました。

他は防草シートを張った上に玉砂利を敷き詰めてみました。

 

この作品は和モダンをテーマにして、それでいて管理がとても楽な庭になるように設計してみました。

着工前は手前に見える門かぶりの赤松や奥に見えるサルスベリやイトヒバ等、以前から庭にあった樹々がまだ残された状態でした。

この中で使えそうな樹々は移植して使いました。

門かぶりの赤松はそのまま活かし、その周囲は白御影の間知石を3段積んで現代風の石積みに仕上げました。

入口の門は出入口をできるだけ広くして高さも可能な限り広くしたいという、お客様の要望でこの形に決まりました。錆石の笠石だけ取り付けましたが、コンクリートの擁壁の塗装は気温を考慮して来春施工にしました。

リビングに面したテラスは明るいベージュのタイルを貼って華やかにしたので、暗くならず正解のようでした。

面積が広くてかなり手間がかかった石貼り。クラストブラックという石材を用いたので重厚でどこか品格漂うアプローチに仕上がりました。

アクセントに入れた白御影の敷石も、入口の広さを強調する役割を果たしています。

 

プレゼンの時にお客様に渡したイメージスケッチ。

実際完成した作品とかなり近いものであることが分かります。

既存のイトヒバと景石は移設して、瓦や雑木と組み合わせることで品がでてきました。

土留は富沢石を野面に積んで、その中には雑木や下草を植えています。

(この庭で使われている富沢石は、用途に応じて砕石場から3人掛りで一個一個分別して積んできました。)

アプローチから銀閣寺型手水鉢まで続く苑には、飛石ではなく富沢石を石畳風な野趣味に仕上げました。

円をモチーフにしてデザインした手水鉢廻り。

同じ富沢石を乱張りして、中心は円形に抜いて黒那智石を敷き詰めアクセントを付けました。

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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