四ツ目垣

 

着工前

和モダンな庭でありながら、プライバシーの確保と多目的に使える庭をコンセプトに考えました。

カーポート下の床部分の土間コンクリート。東の乗り入れを考えて三角の部分を設けてみました。

意外とこれもアクセントになっています。

白御影の敷石を交互に並べてスタイリッシュな土留にしました。

生垣はイヌツゲにして隣接する川との空間を仕切りました。また遊び盛りのお子様達が誤って川に転落しないように安全対策も兼ねています。

一番変わったのが家との一体感。雑木等が植栽されたことにより土地が有効活用され、すごく広く感じます。

駐車スペースと庭を仕切る創作塀。この家の外装にも材木が使われているのでベストマッチしています。黄色いさらし竹が良いアクセントになっています。

この板塀の奥には一体どんな景色が広がっているのだろう?この家と訪れた方にそう思って頂けたら、私の思惑通りです。

家の玄関へと続くアプローチは富沢石を石畳風に据え付け、大胆な曲線を用いてアートを演出しました。

伊勢ゴロタ石を洲浜状に並べて玉砂利との境界にしていますが、このなだらかな曲線が和を感じさせるのに一役を担っています。アプローチから続く延段は一直線にして、庭の景を引き締めました。

ツゲの生垣が空間を仕切り、堤防に植えてある桜の木を見事に借景しています。

庭のポイントとなる菊型の手水鉢の廻りには、ヤマモミジやアオダモ等の雑木を植えて野趣味な雰囲気を醸し出しています。

瓦で囲って作ったテラス。バーべQにも使えるくらいの広さを確保してあります。黒那智を花びらのように埋め込んで庭に馴染ませてあります。

 

 

山門には既存の切石を再利用して石畳を作りました。

これだけだと雑な仕上がりだったので、ゴロタ石を張ってみました。

芝生広場と露地を結ぶ歩廊とは、昔ながらの四ツ目を結いました。

これだけでも侘(わび)、寂(さび)が感じられます。

露地にはどうしても昔からあったような体で赤松を植えたくて、高さ6m重さ2.8tの巨大な赤松を25tクレーンを使って歩廊を越して植栽しました。

もう一本高さ4.5mの黒松も一緒に植えたので、いかにも前から存在しているような雰囲気を出すことができました。

次は露地の石組と飛石の据え付けになります。人力でしかできない地道な仕事が続きます。

目の前に川が流れているという、なかなか良い立地条件のK様邸。

そこに和モダンな庭園を造ってほしいと依頼されました。

着工前はこんな感じでした。

既存の畑は草が伸びていたので、欲しい樹木以外はすべて撤去する事にしました。

まずは草をすべてハギ取っていきます。

柿の木の剪定を行いハギ取りが完了すると、見違えるほど広くなりました。

その上に植栽用の客土を盛土していきます。

次に生垣用の支柱と出入口になる四ツ目垣を結っていきます。

それらが完了すると、だいぶ庭らしくなってきました。

今年度初の和風庭園なので、モダンな中にも伝統的な技術を使う場面が増えてくるので、いやが上にも期待が高まります!

 

元々物置小屋があった所なので、地盤がしっかりしていました。なので土が締め固まっており、水はけが悪い状態でした。

濡縁へと続く苑路は、白御影石の方形の平板を用いてグリッド状に敷いてみました。これがこの庭の良いアクセントになっています。縁取りは伊勢ゴロタ石を用いて洲浜状に作りました。下草はポピュラーなリュウノヒゲがメインですが、隅の方にはアジュガのチョコチップという紫色の可憐な花が咲く品種を選んでみました。

大きな丸いプランターに植えてあるのはツリバナで、ここには大量の雪が落ちてくるので、移動できるようにしました。

逆方向から振り返ると、昔からあった既存の庭とうまく馴染ませる為にこの手法を取った事が分かって頂けると思います。

この庭の特徴として、デザインの殆どが曲線で構成されています。それは生垣も例外ではなく、マサキの生垣も曲線が描かれています。

植栽は雑木がメインで、アオハダの株立、ヤマボウシの株立、シラカシ、アオダモの株立、ヤマモミジ、アズキナシの株立が植えられています。下草にはカラーリーフで人気のヒューケラとハーブのキャットミントが植えられています。

どうしても欲しいと頼まれました家庭菜園。丸太を組み合わせて柵を作り、大小3箇所設けました。その背景には、キッチンで料理している時に四季を感じたいというご要望にお応えして多くの雑木が植えられています。ハナミズキ(赤)、ヤマモミジ、ナツハゼの株立、ジューンベリーの株立、ハナミズキの白、アカバナエゴノキの株立、どれもこれも花が咲いたり、紅葉したり決して派手ではないですが、どれもこれも新緑の頃から、季節感を五感に優しく訴えてくれる事でしょう。

車椅子を利用される御家族が、スロープを移動する時に恥ずかしいのであまり見られたくないとの要望がありました。そこで既存の庭とのマッチングを考えて、四ツ目垣とドウタンの生垣という組み合わせで和モダンな前庭にしました。来訪者が車で出る際に誤ってぶつけないように、木製でサイン柱を作ってみました。これは表札も付けてあるので門柱代りにもなっています。

私の中学の同級生の女性建築士の紹介で作庭する事になったA様邸。

何度も設計及び打ち合わせを行い、ようやく完成致しました。

着工前と完成後でどのように変化したのか、分かりやすいようにビフォー、

アフター形式で説明したいと思います。

BEFORE

AFTER

玄関が丸見えにならない様に、ドウタンの生垣で隠しました。ちょっと和風

に見せる為に四ツ目垣も沿えてあります。スロープを除雪する時に、スノー

ダンプが使える様に、枝折戸を流用して取り外しができる様に考えました。

駐車した車が左折する時、うっかりぶつからない様にサイン柱を手作りしま

した。表札もアクリル板で看板屋さんに特別に作ってもらいました。

下草には、フイリヤブランとフッキソウでちょっぴり和風に、でも白御影の

敷石を交互に縦使いした土留でスクエアな和モダンに仕上げました。

BEFORE

AFTER

白御影敷石の平板(300×300)をグリッド状に並べて、モダンでスッキ

リとした印象に仕上げました。伊勢ゴロタ石を州浜に据え付け、緩やかな

曲線を描く事でどことなく和の空間を演出しています。

植栽は、屋根の雪が落ちてくるので2人で移動できる様に、モダンなプラン

ターにツリバナの株立を植えてみました。

下草には、初めてアジュガのチョコチップという紫色の可愛い花が咲く品種

を使ってみました。この先どんな風に成長するのか、すごく楽しみです。

BEFORE

AFTER

主庭は大胆な曲線をモチーフに構成してみました。マサキの生垣は大きく

ひねって植えてあります。

芝生もそれに伴い瓢箪型っぽく作ってみました。

高木は管理が楽なように雑木(アズキナシ、ヤマモミジ、アオダモ、シラカ

シ等)を植えてみました。根〆にはキャットミントとヒューケラを使い、花

が咲いたら華やかな装いになるようデザインしました。

BEFORE

AFTER

台所に立っていても四季を感じていたいとの要望でしたので、こちら側にも

雑木(アカバナエゴノキ、ハナミズキ赤、ハナミズキ白、ジューンベリー、

常緑ヤマボウシ、ハナカイドウ等)をたくさん植えてみました。それによ

り季節を問わず、どれかが主役になって目を楽しませてくれそうです。

家庭菜園も丸太で囲い、3カ所作ってみました。1人で楽しむにはこれ位で

十分だと思います。

BEFORE

AFTER

以前からあった庭も少しアレンジしてみました。

枯れていた樹木はすべて伐根し、新たにナナカマドの株立や、トサミズキ、

ナンジャモンジャ、ヒュウガミズキ、アベリア等が植えられ、今風の庭に生

まれ変わりました。

寒河江市のA様邸のガーデニング。最大の見せ場であり一番の難関作

業。ゴロタ石張りが完了しました。

手間暇かけた甲斐あって、仕上がりは思い通りになりました。雲形の曲線

がうまく出せたので、自分では満足しています。

入口の方も仕上がるにつれ、随分変わってきました。

白御影敷石で土留し入口が丸見えにならない様に、四ツ目垣にドウダンを

植えて生垣にし遮蔽しました。

手前に立っている柱は、オリジナルのサイン柱です。これに、ちょっとした

表札を看板屋さんに手作りしてもらっています。

もう残す仕事もあとわずか。もうすぐ完成です。

次回は完成形をお見せできると思います。お楽しみに!

 

駐車場の境界に四ツ目垣を作る工事を行いました。

004

最初は露骨な単管パイプで仕切ってあり

それを技能士さんに取ってもらいました。

 

007

そこに穴を掘って、1.8mの杭を立てていきます。

 

008

胴縁を支柱にドリルで穴を開け、釘止めします。

 

009

それに立子を一定間隔で打ち込みます。

それを胴縁にシュロ縄で結束していきます。

 

012

完成するとこんな風に侘・寂のある四ツ目垣が完成しました。

見た目の美しさもですが、

雪を考慮して少し太めのものを使っているので

かなり頑丈に仕上がってます。

 

これで景観を損なうこと無く、安全性を確保することが出来ました。

 

作業の途中に学年主任の先生が、

校内新聞に載せる為写真を撮りに来て下さったので、

「ぜひ、男前に撮ってください」

とお願いしたら

「分かりました」

との事でしたので、

次回の校内新聞にどのように紹介されているのか

楽しみです(笑)

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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