家庭菜園
芝張りが終わり、
この庭の見せ場のひとつとなるオリジナル門柱が出来上がりました。
ログハウスの屋根の形をイメージしたもので
自分的にはすごく気に入っています。
次に入口付近の植栽帯を作りました。
予想以上に高低差があったので、
小舗石の二丁掛を使って段々畑風に仕上げてみました。
これに目隠し用のウッドフェンスが建つと雰囲気が一変します。
次に道路側の植栽帯はこのように仕上げました。
こちらはほとんど高低差が無かったので、
小舗石の二丁掛を横使いにしてレンガのような並べ方をしました。
お約束の家庭菜園も小さいながらも、きちんと作りました。
ここまでくると大まかな庭の形が見えてきます。
後は最大の見せ場となる樹木の植栽です。
これで庭が劇的に変わるので私もすごく楽しみです。
次回の報告を是非楽しみにお待ちください♪
庭木を植えられてから
30年以上経過した庭のリガーデンを頼まれました。
【着工前】
「あまり純和風の庭園は好みではない…」との事でしたので
和モダンな感じで作成していく事にしました。
とはいえ、植えられる樹木はそのままでのアレンジだったので
白御影の間知石を曲線にして棚田風に積んでみました。
下草は和っぽい物を選び、シャガやフイリヤブラシ、ヒューケラ(赤葉)を植え
花がない時でもカラーリーフとしての彩りを与えています。
駐車場スペースとの空間を仕切る為に、創作の板塀を作りました。
これを建てた事で一気に景が引き締まりました。
ポストもこれに合わせて和風のものを選んでみました。
玄関前からの眺めはこのようになっています。
創作の板塀が互い違いになっているので、
道路からの遮蔽が適度に保たれているのが分かると思います。
白御影の間知石から小舗石へと継がる縁取り。
くねくねと曲線が描かれ、そこには下草のフイリアマドコロやシラン、
フイリフッキソウが植えられており、1年に1度だけの庭の主役を狙っています。
奥には木枠で囲んだ小さな家庭菜園が設けてあり
自由に使っていただけるスペースになっています。
建物とアプローチ・カーポート等の外構工事は既に完成しており、
植栽だけの工事を依頼されました。
【着工前】
アプローチに合わせるしかないので、
私の得意とする曲線を主体とするデザインでレイアウトする事にしました。
予算の関係上、雑木と芝生と花壇だけの
3つの要素で構成したシンプルな庭にしました。
雑木類は管理の楽なアオダモ・ヤマボウシ・ジューンベリー等を植えました。
入り口の花壇だけはレンガの色に合わせて赤っぽい小舗石にし
後は全て錆色の小舗石にしました。
木を植えると、この玄関までの長いアプローチも
季節ごとに何かしらの変化を感じる事が出来るでしょう。
きっと玄関の扉を開けるのが毎日楽しみになるはずです。
お隣との目隠しには常緑のヤマボウシを列植し
適度な目隠しにしました。
また家庭菜園もこのように設けてあります。
比較的予算を抑えてもデザインをシンプルにすれば
ここまで見応えのあるガーデニングにメイクアップできるという
良い見本になった作品となりました。
白御影の間知石が積まれ、小舗石の縁が並べられると
だいぶ雰囲気が変わってきました。
単純にスッキリした印象を受けます。
奥の更地の部分にも木枠が施され
家庭菜園としての新たな役割が与えられます。
家の前には新たに創作塀を作りました。
まだ途中ですが、これで空間を仕切ると
残す所は下草の植栽です。
下草(多年草)を足元に植える事で
景観がより引き締まります。
どのような演出が施されるのか、乞うご期待ください。
家庭菜園というよりは、
もはや畑というレベルの土地の広さ。
その畑の半分を芝生にして有効活用したいとのご要望でした。
どのくらいの広いのかが分かるのがこちらの画像です。
まずは既存の庭の部分を解体して更地にし、
表土の畑土は移設しました。
そこへ植栽用の客土を盛っていきます。
客土を盛っただけでもだいぶ庭の輪郭が見えてきました。
次にコンクリートのテラスになる所に、
基礎砕石を敷いて下地を作っていきます。
ここまででようやく大まかな土工事は完了しました。
これから土留の石積等、造園的要素の高い作業に取り掛かります。
どのように修景されていくか期待していて下さい!
令和元年度施工した山形市山辺町M様邸の
作庭動画をYouTubeにアップロードしました。
title:【納まりの相乗効果】
現地調査に行った際にまず目についたのは
家と駐車スペースを中央で分断するかのように作られた階段でした。
階段の雰囲気に合うよう間知石積みを行い、
駐車スペースもしっかりと確保した上で
玄関周りにはご家族がゆっくりと過ごす事の出来るテラス・芝生広場・家庭菜園を設けました。
生垣で道路からの目隠しもしっかり行い、
たくさんの樹木や下草を植栽する事で納まりの良い魅力的なお家周りになりました。
是非動画をご覧ください。
↓ ↓ ↓
既にハウスメーカーさんの方で
外構工事の一部(アプローチ・駐車スペース用土間コンクリートの打設)が完了しておりました。
それを最初の現地での打ち合わせで見た時に、少なからず違和感を覚えました。
それは敷地を中央で分断するかのように作られた階段部分です。
これをいかにガーデニング工事で上手く馴染ませるかが最大のテーマでした。
【着工前】
施主様施工で2台用のカーポートと物置は設置したいとの事だったので、
設置場所と物置の色はこちらで提案させていただきました。
中央に設けられた入口の階段を白御影の間知石積みにして
緩やかな曲線で挟み込む工法を取りました。
それによりだいぶ和らいだように感じます。
高低差も約1m程あったので
石積みを2段にし、勾配をなだらかにしました。
これにより、土の流失を防げるようになったので
彩りを与える為ハーブのキャットミントを植え付けました。
石組に合わせてマサキの生垣を曲線にして植栽しました。
玄関前には約5m近くもあるヤマモミジを植栽しました。
駐車場から見上げる形になるのであまり低い木だと存在感が薄くなってしまうからです。
既存のシラカシは南東の方へ移植し、
その分芝生の面積を多くとるようにしました。
玄関前から眺めると向かって左側には
外構工事の時に植えてあったハナミズキを利用して遠近法を用いました。
奥にある大きなヤマモミジと比較する事でより広く感じます。
右側にはアオダモの株立を植え、
シラカシを移植する事で道路と隣地との空間を遮蔽しました。
庭の奥(西側)から振り返るとこのようになっています。
植樹スペースは小舗石で仕切り、芝生の面積はここまで大きくとりました。
芝刈が少しでもやりやすいように、芝生の中には樹木をあえて植えませんでした。
アンティークレンガで縁取りした大きなコンクリート製のテラスも
BBQやプール置場として多目的に使われる事でしょう。
このように曲線を幾重にも重ねる事で相乗効果が生まれ、
よりデザイン性が協調されました。
お隣との境界には大きなヤマモミジを中心として、
ヤマボウシやジューンベリー、アオハダの株立で空間を仕切りました。
これらの樹々のおかげでリビングでくつろいでいる時に安らかさが増す事は確実です。
庭の奥には防腐剤注入木材で作った家庭菜園を設けました。
家族で野菜作りを楽しむならこれくらいの大きさが丁度いいと思います。
現地調査に伺った時には既に外構工事と一部玄関前には植栽されておりましたが、
「よりセンス良くオシャレなものにして欲しい」とご依頼いただきました。
【着工前】
土砂が一部崩れてきている隣地境界には
普通ブロックを2段積んで土留を行い、
整地する事で敷地を広く使う事ができました。
それに伴いツゲの生垣は大胆な曲線を描けるようになり、
外観に大きなインパクトを与える事ができました。
また玄関扉を開けても常緑のヤマボウシが植えてあるので、
中が丸見えになる事はなくなりました。
既存のハナミズキとアオダモの株立を活かしつつ、
新たに高木のサワフタギと中木のハナカイドウを植えた事で前庭が華やかになりました。
更に根〆にサルビアネモローサ・スジギボウシ・シモツケリトルプリンセスの地被植物を植えました。
それぞれの草丈が違うので高低差が生まれ、
3段植栽になったので、見る角度でそれぞれ主役が変わるように演出しました。
カーポートの裏側をやんわり遮蔽する為に、
紅葉が美しいナツハゼを列植しました。
防腐剤注入木材を加工して作った家庭菜園も
使い勝手の良い大きさで庭のアクセントに一役買っています。
リビング前にはウッドデッキが設けてあり、
より広さを強調すべく色はフローリングの色に合わせています。
そのデッキの前にはコンクリート製のテラスが設けてあり、
BBQやプール置場等で大活躍しそうです。
ここから眺めるといかに芝生広場の形がユニークなのかが分かります。
こちらの雑木の根〆にも草丈の違う地被植物が植えてあり、
季節毎に主役が変わるように演出してあります。
隣地との空間を仕切る為に、
要所要所にさりげなく雑木(アズキナシ・ジューンベリー・ヤマボウシ・ナツツバキ)を植えてみました。
庭の中を回遊出来るように植樹帯はそれぞれ違う素材でセパレートしてあります。
それぞれの形がユニークになっていて、それぞれがクロスオーバーする事で
アート性の高い造形になったと自負しています。
芝生広場の中にはこのような円形の砂場を作って、遊び心を出してみました。
既にハウスメーカーさんの方で
外構工事の一部(アプローチ・駐車スペース用の土間コンクリートの打設)が完了しておりました。
それを最初の現地での打ち合わせで見た時に
少なからず違和感を覚えました。
それは敷地を中央で分断するかのように作られた階段部分です。
これをいかにこのガーデニング工事で
上手く馴染ませるかが最大のデザインテーマでした。
このテーマをどのような形でまとめていったのか
分り易いようにビフォーアフター形式で説明していきたいと思います。
【Before】
【After】
施主様施工で2台用のカーポートと
物置を設置したいとの事だったので、
設置場所と物置の色はこちらで提案させていただきました。
【Before】
【After】
アプローチがよくありがちな直線だったので、
入口の階段の両側は緩やかな曲線を描いて和らげました。
高低差も約1m程あったので
白御影の間知石を2段積みにして土留をしてなだらかな勾配にし、
そこにはハーブのキャットミントを植えました。
来春になれば新しい葉が出てきてまた違った印象になると思います。
【Before】
【After】
石積みに合わせてマサキの生垣を曲線にして植栽しました。
玄関前に約5m近くあるヤマモミジを植えました。
家の方が高い位置になっているので
あまり低い樹木だと存在感が薄くなってしまうからです。
【Before】
【After】
既存のシラカシは南東の方へ移植し、
その分芝生の面積を広くとるようにしました。
【Before】
【After】
玄関から眺めると向かって左側には外構工事の時に
植えてあったハナミズキを利用して遠近法を用いました。
奥にある大きなヤマモミジと比較する事で広く感じます。
右側にはアオダモの株立を植え、
シラカシを移植する事で道路と隣地との空間を遮蔽しました。
【Before】
【After】
庭の奥(西側)から振り返るとこのようになっています。
植樹スペースは小舗石で仕切り、
芝生の面積はここまで広くとりました。
芝刈が少しでもやりやすいように
芝生の中には樹木をあえて植えませんでした。
アンティークレンガで縁取りした大きなコンクリート製のテラスも
BBQやプール置場として多目的に使われる事でしょう。
このように曲線を幾重にも重ねる事で相乗効果が生まれ、
よりデザイン性が強調されました。
【Before】
【After】
お隣との境界には大きなヤマモミジを中心として、
ヤマボウシやジューンベリー、アオハダの株立で空間を仕切りました。
新緑の頃にはこれらの樹々のおかげで
リビングでくつろいでいる時に安らかな空間になる事間違いなしです。
【After】
庭の奥には防腐剤注入木材で作った家庭菜園を設けました。
家族で野菜作りを楽しむならこのくらいの大きさが丁度いいと思います。
現地調査に伺った時には既に外構工事と
一部玄関前には植栽されておりましたが、
「よりセンス良くおしゃれなものにして欲しい」と依頼されました。
【Before】
【After】
土砂が一部崩れてきている隣地境界には
普通ブロックを2段積んで土留を行い、
整地する事で敷地を広く使う事が出来ました。
それに伴い、ツゲの生垣は大胆な曲線を描けるようになり
外観に大きなインパクトを与える事が出来ました。
また玄関扉を開けても、常緑のヤマボウシが植えてあるので
中が丸見えになる事は無くなりました。
【Before】
【After】
既存のハナミズキとアオハダの株立を活かしつつ、
新たに高木のサワフタギと中木のハナカイドウを植えた事で
前庭が華やかになりました。
更に根〆にサルビアネモローサ・スジギボウシ・シモツケリトルプリンセスの地被植物を植える事により、
それぞれ草丈が違うので高低差が生まれ、3段植栽になったので
見る角度でそれぞれ主役が変わるように演出しました。
【Before】
【After】
カーポートの裏側をやんわり遮蔽する為に
紅葉が美しいナツハゼを列植しました。
防腐剤注入木材を加工して作った家庭菜園も
使い勝手の良い大きさで庭のアクセントに一役買っています。
【Before】
【After】
リビング前にはウッドデッキが設けてあり
より広さを強調すべく色は色はフローリングの色に合わせています。
そのデッキの前にはコンクリート製のテラスが設けてあり
BBQやプール置場等で大活躍しそうです。
ここから眺めるといかに芝生広場の形がユニークなのかが分かります。
【Before】
【After】
こちらの雑木の根〆にも草丈の違う地被植物を植えてあり
季節毎に主役が変わるように演出してあります。
【Before】
【After】
隣地との空間を仕切る為に要所要所に
さりげなく雑木(アズキナシ・ジューンベリー・ヤマモミジ・ヤマボウシ・ナツツバキ)を植えてみました。
庭の中を回遊出来るように樹木帯は
それぞれ違う素材でセパレートしてあります。
それぞれの形がユニークになっていて、
それがクロスオーバーする事でアート性の高い造形になったと自負しています。
【Before】
【After】
芝生広場の中にはこのように円型の砂場を作って遊び心を出してみました。