石組

 

令和元年度施工した東根市A様邸の

作庭動画をYouTubeにアップロードしました。

 

title:【水を使わずして水を表す】

 

元々あった立派な石と松を活かした和風リ・ガーデンです。

 

25tクレーンを使った迫力のある石組と、

1つ1つ丁寧に玉石を打ち込む事で水の流れを表現しました。

 

紅葉が美しいモミジ等、

和を感じられる雑木や下草で彩りを与え、

枯山水を造り上げました。

 

是非動画をご覧ください。

 

↓    ↓    ↓

 

 

 

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既にアプローチや門柱、カーポート等の外構工事は完成されていた為に

それに合わせて作庭致しました。

 

神社が祀られていたり、思いの外勾配がきつかったり、

機械が入れず人力作業になったりいろんな条件が重なりましたが

比較的管理が楽で和モダンな庭に仕上がったと思います。

 

【着工前】

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緩やかな曲線を描いて造られたコンクリート製の長いアプローチを歩いて玄関まで行く途中に、

いろんな雑木(ナツツバキ・アオダモ・ジューンベリー等)や

グランドカバー(フイリヤブラン・ヒューケラ・ベロニカオックスフォードブルー)を植えた事で、

四季折々の彩りを感じてもらえるようになりました。

 

照明は冬期間アプローチの除雪の事を考えて、

移動の出来る和風スタンドにしました。

 

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また武骨なコンセントスタンドは割竹で囲い、化粧をしました。

 

植栽スペースには小舗石を使い、

そこにヤマモミジやウメモドキ、キンモクセイを植えました。

 

また大きくとった芝生のスペースや

手前に見える花壇スペースも全てアプローチに合わせ

自由な曲線を使っているので、統一感が生まれました。

 

根〆にはシモツケリトルプリンセスやスジギボウシ、

キャットミントを植えてあるので四季を通していろんな彩りの変化が楽しめるでしょう。

 

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以前から祀られている赤い神社の周りは

一段高く土が盛られていたので、石組で土留をして

さらに白御影敷石を据え付けていつでも歩いて拝めるようにしました。

 

植栽もそれに相応しいようにヤマモミジやサザンカ、サンシュユの

和風に属するであろう樹木を植栽し、

周囲はサツキツツジの刈込でまとめました。

 

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通路を挟んで両側に芝生を張る事で遠近法が生まれ、とても広く見えます。

また緑の占める面積が増える事でより豪華に見えます。

 

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玄関先から振り返るとうまくアプローチの曲線と庭の曲線が絡んで

デザイン状の相乗効果が得られているのが分かります。

 

和室前の芝生は芝を竹柵で縁取る事で何気に和風の演出を妨げないようにしました。

 

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和室前の和のスペースはあえて夏目型の手水鉢を用いました。

施主様の事を考えて、あまりかがまなくても使えるようにしたかったからです。

植栽はモミジ(コトノイト)とナンテンだけにして空間構成を出来るだけシンプルにまとめました。

 

瓦を縦に埋めて使ったり、

玉砂利敷きではなく伊勢ゴロタ石を播き石する事によって

高級感が増すと共にセイヨウイワナンテンスカーレッタの赤葉とのコントラストが絶妙に際立ちました。

 

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当初は「庭の解体をしたいのですが、石を処分するにはいくら位かかりますか?」

というご依頼でしたが、石の中には重さ3tを超えるものもあったので

「処分するより組み直した方が良いんじゃないか?」

という事になり、作庭工事が始まりました。

 

【着工前】

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3本の赤松と奥に見える鳥海石の立石以外は全て造り直しました。

 

既存の石をひとつひとつ計測しての再設置。

全て一発勝負でしたので、かなり入念な準備が必要でした。

 

通常の石組では考えられない石の使い方(鳥海石・鮫川石・日高石)をしているのは、

以前の庭石をそのまま利用したからです。

 

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野趣味な味わいを演出したかったので、

ヤマモミジやナツツバキ・ヤマボウシ・ナツハゼ等の雑木類を主体に植栽していきました。

 

下草には枯山水に合うようにヒメシャガやフイリヤブランを主に

スジギボウシ・シラン・リュウノヒゲ等を植えました。

 

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州浜には地元の川石を砕石場から買ってきて

1個1個選別し、洗ってからひとつずつ打ち込みました。

 

また川の流れを現すのに真っ白な伊勢ゴロタ石を敷き詰め、

“水を無くして水を楽しむ”枯山水の醍醐味を表現しました。

 

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迫力を出す為に、滝石組の部分には

石の表現力が高く荒々しい日高石(赤い石)を用いました。

 

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石臼も手水鉢として再利用しました。

 

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決して派手さはありませんが、

“わびさび”を十分に感じ取る事が出来ます。

 

奥の土留は竹柵を作って止めました。

敷いてある玉砂利の下には防草シートが張ってあり、雑草対策も万全です。

 

 

既にアプローチや門柱、

カーポート等の外構工事が完成されていた為に

それに合わせてデザインしたガーデニングが完成しました。

 

全ての仕事が人力になってしまい、かなり苦労しましたが

無事にM様に引き渡す事ができて安心しました。

 

例によってビフォーアフター形式で説明したいと思います。

 

【Before】

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【After】

IMG_0841

IMG_0849

 

緩やかな曲線を描いて造られていたコンクリート製の

距離の長いアプローチを歩いて玄関まで行く途中に

いろんな雑木(ナツツバキ、アオダモ、ジューンベリー等)や

グランドカバー(フイリヤブラン、ヒューケラ、ベロニカオックスフォードブルー)を植えた事で

四季折々の彩りを感じてもらえるようになりました。

 

照明は和風スタンドを置くだけで移動可能にし、

武骨なコンセントは割竹で囲う事で和の風情を感じます。

 

【Before】

DSCF5190

【After】

IMG_0828

 

植栽スペースには小舗石を使い、

そこにヤマモミジやウメモドキ、キンモクセイを植えました。

 

また大きくとった芝生のスペースや

手前に見える花壇スペースも全てアプローチに合わせて、

自由な曲線を使っているので、統一感が生まれました。

 

根〆にはシモツケリトルプリンセスやスジギボウシ、

キャットミントを植えてあるので来春の新しい芽吹きに期待しましょう。

 

【Before】

DSCF5192

【After】

IMG_0837

 

以前から祀られている赤い神社の周りは

一段高く土が盛られていたので、石組で土留して

白御影敷石を据え付けて、いつでも歩いて拝めるようにしました。

 

植栽もそれに相応しいように

ヤマモミジやサザンカ、サンシュユの和っぽい樹木を植栽し、

周囲にはサツキの刈込でまとめました。

 

【Before】

DSCF5195

【After】

IMG_0845

 

道路を挟んで両側に芝生を張る事で、

遠近法でとても広く見えます。

また緑の面積が増える事でより豪華に見えます。

 

【Before】

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【After】

IMG_0830

 

玄関先から振り返るとうまくアプローチの曲線と

庭の曲線が絡んで馴染んでいるのが分かります。

 

和室前の芝生は芝を竹柵で縁取る事で

何気に和風の演出を妨げないようにしました。

 

【After】

IMG_0835

 

和室前の和のスペースは、

あえて夏目型の手水鉢を用いました。

施主様の事を考えて、

かがまなくても使えるようにしたかったからです。

 

植栽はモミジ(コトノイト)とナンテンだけにして

空間構成を出来るだけシンプルにまとめてみました。

 

瓦を縦に埋めて使ったり、玉砂利敷きではなく

伊勢ゴロタ石を撒き石する事によって高級感が増すと共に、

セイヨウイワナンテンスカーレッタの赤葉との

コントラストが絶妙に際立ちました。

 

 

今回のお客様は山形新聞に毎月掲載されている

“マイベストプロ”をご覧になられて

「山形新聞に載っている位だから信用のある会社だ!」

と、わざわざ当社までご夫婦で来ていただき、

発注していただきました。

 

その期待に応えるべく吟味してデザインしました。

 

家は新築されたばかりで、すでに外構工事の

大まかな部分(カーポート・アプローチ・門等)は完成していました。

 

何でも前の家に立派な日本庭園があったそうですが、

家を新築するにあたってやむなく庭も解体されたという事でした。

 

でも、今のままだと殺風景なので

手間のかからない落ち着いた庭を造って欲しいとの事でした。

 

着工前は先程説明した通り、こんな感じでした。

 

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外構工事で山砂が少し敷いてあったので、

その上に植栽用の客土を盛ってアンジレーションを付けます。

 

スペース上、ダンプが入れないので全て一輪車での運搬になりました。

 

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やはりこういう力仕事は20代の職人に任せたいと思います。

 

ある程度運び終えたら、

土壌改良材と肥料を混ぜて整地していきます。

 

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庭の一角には小さな神社が祀られています。

 

ここは何とか修景して欲しいとご依頼いただいたので

石組で土留を行い、白御影の敷石で通路を設けました。

 

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仕上げに瓦を縦使いして並べると完成です。

 

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リビングの前は

どうしても和風のワンポイントが欲しいとご依頼いただいたので、

夏目型手水鉢と六角灯籠で和モダンを演出しました。

 

当然重機が使えないので、

昔ながらのチェーンブロックのおでましです。

 

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縁切りは当初エッジキングを予定していたのですが、

ミスマッチになってしまうので竹柵に変更しました。

 

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和と洋のミクスチャーみたいになってしまいましたが、

上手く一つのカテゴリーの庭になるように上手く納めたいと思います。

 

 

メインの石組が終わり、細部の仕上げに取り掛かりました。

 

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土留めには割竹を使って、緩やかな曲線を描きました。

なかなか風情のある仕上がりになりました。

 

次に玉石を使って州浜を作っていきます。

 

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去年施工した【東の杜】と同様に

玉石を洗って大きさを選別し、

1個1個モルタルに打ち込んでいきます。

 

ここで去年やった実績が実を結び、

だいぶ仕上がりも良くなってきました。

 

州浜が完成するとだいぶイメージが掴めてきました。

 

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次はいよいよ植栽に入ります。

 

これで雰囲気が一気に変わるのでどうなるのか

私もすごく楽しみになってきました。

 

 

今回の作庭で1番の主たる仕事“石組”

 

大きいもので3tを超える石を据え付けなければならないので

迫力のある石組になるとは思うのですが、

それゆえ危険を伴います。

 

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25クレーンを使っての石組。

最近では珍しいです。

 

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職人と対比して見てみると、石の大きさが分かると思います。

石組している我々もやはり危険と常に隣り合わせです。

 

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石臼を手水鉢として再利用しました。

古いものなので味があります。

 

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掘削時に出てきた玉石を使って、土留(野面積み)を行いました。

 

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すでにメインの立石は立っていましたが、

作風が違う為、それに合わせて石組するのは大変でした。

 

しかも青石(鮫川石)・赤石(目高石)と鳥海石が混在していたので

メインの滝石組の所は鮫川石・日高石を使って迫力を求め、

それ以外の所は鳥海石を使いました。

 

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石臼を再利用した手水鉢も何とか様になりました。

 

次はこの流れをより『枯山水』っぽく仕上げるために

州浜をつくっていきたいと思います。

 

 

お客様からの最初のご相談は

「庭を解体したいのですが、石を処分するのにいくら位かかりますか?」

というものでした。

 

…が、しかし中には重さ3tを超える石があったので

「処分するよりも組み直した方が良いんじゃないか…?」

という事になり、工事が始まりました。

 

着工前はこんな風に2本の赤松と立石が残されている状態でした。

 

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整地してから約1ヵ月が経ち、現地に入ると草がボーボー。

まずは草刈からです。

 

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重機の入れないところは人力で行うしかありません。

これが予想以上に大変でした。

 

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次に盛土を行います。

 

大まかな所はバックホーで入れましたが、

やはりバケットが届かない所は一輪車での運搬になります。

 

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2日間でようやくここまで仕上がりました。

 

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積み重ねてあった石にワイヤーをかけて、全てをバラバラにしました。

これで石の形がようやく掴めました。

 

盛土も出来るところまでやってみたら、

何となくですが庭の形が見えてきました。

 

次はいよいよ25tクレーンを使っての石組になります。

大きな石を活かす迫力のある石組にしたいと思っています。

 

 

「京都にある坪庭の石庭をイメージした庭をつくりたい」とご依頼いただきました。

 

 

芝生が主体の洋の庭から、枯石組が主体の和の庭に大変貌を遂げました。

 

富沢石を貼った石畳風の苑路、

この趣がかなり重要な役割である事を気付かせてくれます。

 

 

7個の石でまとめられた石組も、眺める角度により、いろんな表情を見せてくれます。

 

 

この坪庭に使用した鮫川石は、京都の庭によく使われている青石(緑泥片岩)と同じものです。

そこで砂利も、京都の白川砂利を取り寄せて敷き詰めました。

 

植栽は既存の板塀とうまく馴染ませる為に黒竹とリュウノヒゲだけに留めました。

 

 

石庭が仕上がってくるにつれて、お客様の方も熱が入られ、

門柱と目隠しの板塀の追加発注をいただきました。

 

 

建物の外壁と合わせて使った白い天然石が貼ってある最高級の化粧ブロックは

アプローチの白いタイルとも相性が良く、うまく納まりました。

 

黒御影とステンレスを組み合わせた表札も、程良いアクセントになっています。

 

 

中庭から見た景色は、「この先どんな庭を見せてくれるのだろう?」という期待を膨らませてくれます。

 

単なる目隠しではない、こういった所が庭師の腕の見せ所だと思います。

 

作業用の通路が狭くて工期が思いのほか掛かりましたが、ようやく満足のいく庭が出来上がりました。

どのように変化したのか、いつものようにビフォーアフター形式で説明したいと思います。

before

after

建物の外壁と合わせて使った、白い天然石が貼ってある最高級の化粧ブロック。アプローチの白いタイルとも相性が良くうまく納まりました。

黒御影石とステンレスを組み合わせた表札もアクセントが効いています。

before

after

お隣との空間を遮蔽する為に設けた創作板塀。

板材の間に挟んださらし竹の黄色が、差し色としての役割を十分に果たしていて高級感が生まれました。

before

after

芝生が主体の洋の庭から、枯石組が主体の和の庭へ大変貌を遂げました。

富沢石を貼った石畳風の苑路。趣きのある仕上がりが大事な役割を持っている事に気付かせてくれます。

before

after

鮫川石は京都の庭にある青石(緑泥片岩)と同じなので、敷いてある石も京都の白川砂利を取り寄せて敷き詰めました。

京の坪庭をイメージされていたお客様の要望にうまく応える事ができました。

植栽はシンプルにウメモドキの株立1本とクロチク7本だけにして、既存の板塀とうまく馴染ませました。

before

after

下草のリュウノヒゲとの仕切りは黒瓦を縦使いにして埋め込み、味のある仕上がりにしました。

7個の石でまとめられた石組も、見る角度によって違う表情を見せてくれるように考えて組みました。

before

after

中庭から見た景色は、この先どんな庭を見せてくれるのかという期待を膨らませてくれます。

単なる目隠しというよりは、こういうところが庭作りではとても大事な事だと思います。

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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