鳥海石

約2ヵ月に亘る作庭工事が、ようやく完了しました。

着工前はこんな感じで、砕石敷きの無機質な空間でした。

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完成形はこの様になりました。

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敷地境界にはコンクリート擁壁が建てられ、その上には板張りの

フェンスが取り付けられました。

この辺りは規制が厳しく、この様に板と板の隙間が空いてしまい

ましたが、何とか上手くまとまりました。

IMGA0166①

カーポートは2台用の物を設置し、色は建物に合わせてクリエモカ

にし、目隠し用のガーデンフェンスも同じ色調のダークパインにし

たので、和モダンなお家に上手くマッチしていると思います。

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アプローチには、佐久鉄平石(300×300)を玄関に向けてストレ

ートに貼ったので、かなりインパクトのあるものに仕上がりました。

門柱は美ブロ仕上げにし(仕上げは来春4月頃)、建物の外壁より

ワントーン濃い目のものをチョイスしました。扉は建物の玄関に合

わせて少し明るくしました。

表札はシンプルなアルミ製のスクエアの物をセレクトし、ポストも受口

があまり大きくならない物を設置し、少し控え目な感じに収めました。

門柱の脇にはシラカシを植え、施主様支給の鳥海石でまとめました。

本人的には白御影石の間知石を使った、自由曲線の土留めが気に

入っています。うまくコンクリートから異質の石材へ違和感なく見える

のが良かったと思います。その為、左官屋さんには無理を言って間

知石にコンクリートを擦り付けるのではなく、敢えて曲線で型枠を組ん

でもらい、その隙間に玉砂利を敷いた事で、石がより多く見る事でき、

存在感が増しました。

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カーポートの後ろには、人工竹垣の金閣寺を組み立てました。

これが意外とベストマッチ!適度な透け具合が絶妙です。

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リビングの前の庭は、日高石の石組にシロモジの株立とウメモド

キの株立を植栽してまとめました。この庭の石組は全てお客様が

別の石屋さんに頼んで施工された物なので、この石組に負けな

い仕上がりにすべく、かなり努力しました。

縁取りに瓦を縦使いにして埋め込んで使ったのが成功でした。

和の雰囲気が上手く出せました。

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主庭は青石の石組をお客様の要望で石庭風にしてほしいとの事

でした。ただの方丈(四角形)では、オリジナリティーが無いと思い

四隅を佐久鉄平石で正三角形に貼り、アクセントを付けました。

石組の廻りは伊勢砂利を敷いた所、グッと京風庭園ぽく仕上がり

ました。

苔の代わりにリュウノヒゲを植栽して地面を覆った事もより一層京風

ぽくなった要因だと思います。

植栽はヤマモミジの株立やヤマボウシの株立、それにアオハダ、

ナツツバキの株立を植えました。この庭の特徴として、サツキツツ

ジやヒラドツツジ等の大きい玉物を植栽したのも、庭が落ち着いて

見える要因でしょう。

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前庭と主庭を合わせてみると、うまく石組が連立して迫力のある

作品になったと自負しています。近くを散歩している人も立ち止ま

って見てくれているので、それだけクオリティーが高かったのかな~???

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家の裏側にも、ちょっとした坪庭を設けてみました。

支給の鳥海石で石組を行い、ツリバナを1本植えてみました。そこに

お客様が自分で苔を張られたので、一気に雰囲気が変わりビックリ

しました。京の坪庭みたいです。

最後に、いろんな要因で工事期間が長丁場になり、お客様には通路

や駐車スペース等いろんなご迷惑をお掛けしてしまいました。

誠に申し訳なく思っております。

この庭はまだ出来上がったばかりで、最終の完成形ではございません。

植物を管理し、この庭(石組等)に合った樹形に仕立てていって、いずれ

は当社を代表する和風庭園にしたいと考えております。

いろんな意味でアドバイスし協力致しますので、今後とも宜しくお願い

申し上げます。

今回は、お客様がある所からお買い求めになられた鳥海石の石組を行い

ました。

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距離があったので、当社のトラッククレーン車でギリギリ届きました。何と

か設置終了したのがこの形です。

IMGA0753①

 

 IMGA0754

たった3個の三尊石の石組ですが、鳥海石に苔がむしてあり、なかなか存

在感のある石組に仕上がりました。

次に大きな石を景石として3個組んでいきました。

次に石組に通じる前石、飛石を据え付けていきます。

IMGA0743①

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既存の石組の廻りにも白御影の延石が取り付けられ、かなり雰囲気が変

わってきました。

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目指すは京風枯山水庭園!まだまだ庭師の技の見せ所が続きます。

IMGA0951

建物と道路との高低差がかなりあったので、限られた予算の中でいかに収まりよく決めるかが、センスの問われる所です。

着工前はこんな感じでした。

2014-11-29 16.46.25(2)

完成形はこんな感じになりました。

IMGA0322 (2)

高低差が1.5m以上もあったので、コンクリートの擁壁で土留を行い、3台用のゲスト駐車スペースを設けました。また転落防止の為にマサキの生垣を植えました。

IMGA0951

アプローチの両脇は、鳥海石の崩れ石組を行い、和モダンの雰囲気を醸し出す為に、一部に和の技法である竹柵を用いました。アプローチのステップには枕木を用い、緩やかな曲線を表現する為に、コンクリートのハケ引き仕上げに致しました。

IMGA0953

植栽はアオダモ、モミジの株立、ジューンベリーを植えました。低木もドウタンツツジとユキヤナギの2段植栽にしてあります。またステップの両脇には、フイリヤブランやエリカ、ギボウシ、ヒューケラ等の多年草の下草を植えてあるので、訪れた人々に四季の移り変わりを足元から演出してくれる事でしょう。

 

今回は池の仕上げです。

まずは、前回行った石組にさらに小さめな石を据え付け、より自然な空間

を作ります。

IMGA0526

気になるコンクリートの躯体も鳥海石の小さい石をはめて見えなくしていき

ます。

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ここからが本番です。伊勢ゴロタ石をこのように1個1個叩いて据え付け

洲浜を作っていきます。

IMGA0529

だいぶ先が見えてきました。結局、洲浜が完成するまで2人で丸2日掛か

りました。根気と忍耐の勝負でしたが、それより増して腰の痛いこと痛いこ

と…。当分、腰痛に悩まされそうです。

IMGA0535

なんとか洲浜が無事完了した所で、池の外周に半ピンコロを貼り付けてい

きます。

IMGA0540

洋風素材の半ピンコロを貼るのはちょっとどうかと思いましたが、仕上がっ

てみると意外とはまりました。

IMGA0542

和モダンって所でしょうか。最後に目地を入れて、仕上げに下草を植えれ

ば池周りは完成です。

ようやくゴールが見えて来ました。頑張り所です!

 

 

 

 

 

 

 

池周りの伐根、解体が完了したら、こんな感じになりました。

IMGA0381 (2)

この池のコンクリートの躯体に鳥海石を載せて石を組んでいきます。

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石を組んでいくうちに、少しずつ庭の表情が変わっていきます。

IMGA0391

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組んでいるうちに石が足りないと感じ、当初の倍の石を組む事にしました。

その分、かなり迫力が出てきました。

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池に埋まっていた手水鉢も堀り上げて再設置します。

IMGA0415

何とか石組みが完了しました。まだ仕上げが残っていますが、随分雰囲気

が変わりました。ここに盛土して植栽すれば、京風庭園に生まれ変わると

思います。私も何だかワクワクしてきました♪

昨年の12月末から工事してきました、カスタムエージェントみはらしの丘建

売住宅のガーデニングがようやく完成致しました。

着工前はこんな感じでした。

2014-11-29 16.46.25

完成形はこんな感じになりました。

RIMG1157

高低差が1.5m以上もあったので、コンクリートの擁壁で土留を行い、3台

用のゲスト駐車スペースを設けました。また、転倒防止の為にマサキの生

垣を設けました。

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アプローチの両脇は鳥海石の崩れ石組で行い、和モダンの雰囲気を醸し

だす為に、一部に和の技法である竹柵を用いました。アプローチのステッ

プには枕木を用い、緩やかな曲線を表現する為に、コンクリートのハケ引

き仕上げに致しました。

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植栽はアオダモ、モミジの株立、ジューンベリーを植えました。

低木もドウタンツツジとユキヤナギの2段植にしてあります。また、ステップ

の両脇には、フイリヤブランやエリカ、ギボウシ、ヒューケラ等の多年草の

下草を植えてあるので、訪れた人々に四季の移り変わりを足元から演出し

てくれる事でしょう。

RIMG1160

リビング前のスペースも意外に広く、将来色んな雑木の植栽や芝生を張っ

てもらい、色んな形にカスタマイズして貰える事を期待しています。

 

 

着工前はこんな感じでした。

2014-11-29 16.46.25

ここに車3台分の駐車スペースを設けて欲しいとの事でした。

2014-12-06 11.07.37

将来、2台分のカーポートが設置できる様に、奥行きは

6m取りました。

2014-12-11 14.10.16

それに伴い、既存の擁壁の高さに合わせて、コンクリート

擁壁を造る事にしました。一発仕上げなので、型枠は吟味

しました。

2014-12-16 12.02.02

高さが1.5mもある為、ベースコンクリートもそれに合わせて

これだけの幅が必要になります。

2014-12-16 11.00.20

打設が完了すると、だいぶ形が判ってきました。次に

アプローチ部分の床掘りを行います。

2014-12-17 10.20.03

今回は趣向を凝らして、鳥海石の崩れ石組で土留をする事

にしました。あいにくの爆弾低気圧のドカ降りの中での作業

でしたので、かなり心が折れそうになりました。

2014-12-17 13.54.02

石組も完成に近付くと、だんだん気分も乗ってきました。

気合いで頑張ります!

 

before and after 形式で説明していきたいと思います。

 

before

006 (4)-0

after

033

before

007 (4)-0

after

027 (4)-0

before

008 (4)-0

after

008 (8)-0

after

003 (8)

012 (3)-0

032 (2)

055

この庭は、景石と崩れ石組の不足分の石を足しただけで

他の全ての石と樹木は以前の庭の物を再利用致しました。

それだけに、配置や配植にかなりのセンスと技を求められ

ましたが自分では上手く収まったと思っています。

 

特に苦労した崩れ石組と鳥海石による枯滝の石組はすごく

気に入っています。

それと、既存の敷石を再利用したアプローチも苦労した甲斐が

あって侘び寂びのある物に仕上がったと思っています。

 

6月中旬から作業開始して、夏の暑い時期は作業を中止し

10月中旬まで工事の完成が延び長丁場な現場となりましたが

事故もなく無事完成して胸を撫で下ろしています。

 

色んな議論や葛藤もありましたが、なんとか無事に立派な形の

作品を残す事ができ大変感謝しております。

 

本当にありがとうございました!

 

 

残念なことに、先に移植したハナカイドウが一夏を経過したら

枯れてしまいました。

そこで、その樹木を撤去し新たに別の場所からサルスベリの木を

移植しました。

IMG_0147-1jpg

続いて、お客様のたってのお願いで山灯籠を移設することになりました。

この画像はその台石を据え付けている所です。

007 (7)-1

山灯籠に笠石が無事に据え付けられたので、その周りに

鳥海石で土留石組を行いました。

008 (7)

次に、鳥海石で組んだ崩れ石組の上に、生垣支柱を施し

畑に植えてあったバサツゲを移植しました。

この木は生垣用ではないので、刈り込みを行えば2、3年後には

立派な生垣になってくれることでしょう。

007 (8)-1

鉢植えになっていたゴヨウマツを地植えして欲しいとのことだったので

移植しているところです。

009 (6)

とにかく、こちらのお客様は石と松がこの上なく好きなので

かなり特殊な和風庭園に仕上がっていくと思います。

完成まであとわずか、気合いを入れて頑張ります!

 

鳥海石による石積工事が終わったので、モッコで客土を入れていきます。

005 (7)

客土を入れれば、いかに石積が水平になっているか分かります。

005 (8)

石積が完成したことによって、随分趣が感じられるようになりました。

006 (7)

次の工事は以前からあった鮫川石を積んでいきます。

007 (6)

この石は比重が大きいのでとても重く、石を吊るのに苦労しました。

もともと無造作に置かれていた石を再利用するので、

選んで買ってきた石を積むのとは違い、配置にはとてもセンスが

要求されました。

009 (4)

一つ一つの石が表情豊かなので、組んでいくにつれてとても

迫力のある石組になってきました。

完成したものがこれです。

011 (3)

バランスに手間取りましたが、自分の中では迫力のある

いい感じの石組になったと思います。

ここに植栽をすれば、またガラリと雰囲気が変わると思います。

次は滝石組に掛かります。

さらに気合のギアを1段上げて、この作業に臨みたいと思います!

 

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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