カツラ

 

皆様もご存知の通り、金山町は県内でも有数の豪雪地帯です。この積雪2m超に対してどのような方法で植えるかだいぶ考慮しました。

着工前はこのように吹雪対策で、すごく高いコンクリート擁壁と防雪柵に囲まれた無機質な空間でした。

除雪の時に誤ってタイヤショベルで壊さないように、とても頑丈な歩車道境界ブロックを用いた植樹桝や化粧ブロックを積んで植栽スペースを確保しました。

雪に強いカツラの株立を植えて、下草にフイリヤブランを植えてみました。まだ梅雨時に植えた為に剪定して間もないので、葉も疎らですが将来的には今よりも樹高を1mくらい高くして、立派な木立にしたいと考えています。

防雪柵の前は、同じカツラの単木のものを植栽しました。

やはり樹木の持つ力は凄いです。あれだけ無機質感漂う空間が、潤いのあるとても落ち着く空間に生まれ変わりました。

シンボルツリーのヤマボウシ、その樹高は積雪量を上回る高さ約6mの大木です。これくらいの木になると、やはり1本でも存在感があります。

イタヤカエデとジューンベリーの株立を植えてみました。どの樹木も葉を縄で枝折りやすい雪囲いが比較的に楽な樹木を選んでみました。

存在感のある樹々達がこの空間をスタイリッシュなものに変貌させてくれました。

dscf5621

 

img_0208dscf5079

dscf5078

最初にお客様と打ち合わせにお伺いした時、3つの要望を伝えられました。

1つ目は、リビングからの眺めがどことなく殺風景なので、何か雑木的なもので目隠ししてほしいとの事。

2つ目は、門柱の脇に気を植える事で、冬場玄関前に雪が入り込んでくるのを和らげてほしいとの事。

3つ目は、道路側にある窓が和室に面しているので、何か木を植えて修景してほしいとの事でした。

あらかじめ予算も提示されていたので、どうその範囲で納めるか手腕が問われる所でした。

dscf5623

植栽地は、白御影の間知石、小舗石錆の二丁掛、小舗石大洋紅を使う事で、約10cm位ですが、ちょっとずつ段差をつけて立体感を与えてみました。

植栽はヤマモミジ、アオハダ、常緑ヤマボウシ、ジューンベリー、ナツツバキ等の様々な雑木を植える事で、四季の移り変わりを楽しんでもらう様にしました。それと同時に隣家との目隠しもさりげなく行える様に配植しました。

芝も張ってみたいとの考えも伺いましたが、御夫婦とも働かれていたので、今回は管理の殆どかからない防草シート+玉砂利敷をお薦めしました。

dscf5628

家庭菜園も挑戦してみたいとの事だったので、畳2枚分位の大きなものを作りました。これで、4人家族なら十分にいろんな野菜が収穫でき、新鮮なものが毎朝食べられるからです。

dscf5624

リビング前には、ウッドデッキと雫をモチーフにしたテラスを設けてみました。

このウッドデッキに腰掛け、バーベQを楽しむ姿が目に浮かびます。

dscf5617

門柱脇にはカツラの株立を植えて、雪の入り込みを少しでも和らげられる様にしてみました。

dscf5616

和室前には、スペースが狭かったのであまり大きくならないウメモドキとツリバナを植えて、少しでも和のテイストを感じてもらえる様にしました。

IMGA0990①

着工前はこの様に入口が狭く、奥に行くと広い特殊な形状でした。

019①

幅が狭いので、2台並列駐車は諦め、2連棟の縦列駐車にする事にしました。カーポートの前はギリギリ2台用のゲスト駐車スペースになっています。

IMGA0979①

IMGA0978①

オリジナルの門柱は枕木を組み合わせて作りました。

表札を照らす照明は奥様が選ばれました。長いアプローチを逆手に取り、玄関まで歩いていく途中、いろいろ変化のある訪れた人が楽しめる植栽にしたいと考えました。門柱の手前は、クリーピングタイムが地面を覆います。

IMGA0985①

中間部分は、ミツバツツジ、ウメモドキ、イレックスサニーフォスターの中木が植えられ、下草にはフッキソウが植えられています。

IMGA0859①

一番奥は、クロモジの株立やオトコヨウゾメが植えられ、下草にはフイリヤブラン、ガウラ、アベリアを植栽しました。

反対側には、玄関が通りから丸見えにならない様に、大きめのナツツバキの株立を植栽し、アカバナエゴノキの株立、ナツハゼを植え、下草にはイモカタバミ、低木にはシモツケを配植しました。

IMGA0861①

玄関側から振り返ると、いかに植栽の量が多いか分かると思います。

土間コンクリートは全て自由曲線が用いられ、それに合わせて土間コンクリートの中にキャメルストーンで象(かたど)った雲形の石貼りが3ヵ所設けてあります。これら全てが、モダニズムを追求したからこそ生まれた形です。

主庭になる部分は、隣の工場の放置された物が全て見えてしまうので、これをまずいかにアートに隠すかがテーマでした。

IMGA0028①

ここは、モダンアートを追求すべく、生垣も全て自由曲線で植栽しました。

IMGA0556① IMGA0558

生垣の自由に伸びた曲線と芝生の縁取りの曲線がアートを感じさせます。生垣は冬でも目隠しできる様に全て常緑樹にしました。シラカシ、ネズミモチ、マサキを用いて全て高さを変えて変化を出しています。

植栽は全て雑木類で、ヤマモミジ、カツラ、アカシデ、サワフタギ、カマツカ、アオダモ、トウカエデ、ネジキ等、今から里山の雰囲気を醸し出してくれそうです。

IMGA0249①

最初は、広い敷地の中に建物が立っている状態でした。

IMGA0204①

IMGA0203①jpg

IMGA0200①

ここに、施主施工で車3台駐車できるカーポートがまず設置されました。

IMGA0240①

建物の周囲には小舗石で縁取り植樹帯を設けました。

ここには、ツリバナの株立、シラカシの株立、それにヤマボウシやカツラ、カマツカを植栽しました。

IMGA0245①

車が頭から侵入してきても、切り返しでバックで駐車できる様にRを付けて、そのスペースを確保し奥様でも余裕で停められる様に考慮しました。デザイン的にも美しい曲線が描けたと自負しています。

IMGA0243①

アプローチは、土間コンクリートだけではデザイン的に淋しい印象になるので、ダークグレーのピンコロ石をジグザグに貼り付けました。

このダークグレーが建物の外装の色とマッチして、上手く差し色になって上手くアクセントが付きました。

これには、デザインだけではなく大きな意味が込められています。それは、新たに追加した土間コンクリートとの流れです。

IMGA0244①

このジグザグのデザインが、新たに打たれた土間コンクリートに引き継がれていきます。これで打ち継ぎ目の不自然さが解消され、黒と白のコントラストが絶妙に綺麗です。

IMGA0251①

建物の南側もあまり管理がかからない様に、雑木を主体に植栽しました。

シロモジ、ナツツバキ、ジューンベリー、ハナミズキ(赤)、ソヨゴ、アオハダ、ヤマモミジが植えられてあります。

まさに雑木のオンパレードになっています。将来生い茂ってくれる事で、四季折々の季節感が出せればと思い植栽しました。

それと、少しでもお隣の古いブロック塀が隠せればと願っています。

IMGA0224①

建物の東側は常緑のモチノキとイレックスサニーフォスターを植栽しました。決して派手さはありませんが、コンクリートの壁の無機質感を一年を通して和らげたいと思い植栽しました。

その他の部分は雑草対策として、防草シートを張った上に玉砂利を敷いて化粧しています。

かなり長丁場でしたが、ようやくK様邸のガーデニングの完成を

迎える事ができました。

道路から眺めた着工前はこんな感じでした。

019①

完成形はこの様になりました。

IMGA0979

敷地の関係で、通常の2台用のカーポートが設置出来なかった

ので縦連棟の物を設置いたしました。この長いアプローチを逆手

にとって、玄関まで歩いていくとその箇所毎に景観が変わる様に

配植しました。

IMGA0987

枕木で作ったオリジナル門柱の前には、ミツバツツジとハーブの

クリーピングタイムを植栽しました。奥に行くに従って草丈を高くし

たかったので、敢えて地面に這う植物を植えました。

IMGA0978

門柱には表札を取り付け、それを照らす専用のライトも取り付けた

ので、夜になるとまた一味違う眺めになる事でしょう。

IMGA0985

次のステップには、中木のイレックスサニーフォスターとウメモドキ

の株立を植え、下草にはフッキソウを植栽しました。

IMGA0989

玄関前には、ナツツバキの株立やアカバナエゴノキ、クロモジ等

の雑木を植えて植栽量を多くし、道路から玄関前があまり見えな

い様に空間を仕切りました。

同時に四季折々の季節感を楽しめる様デザインしました。

IMGA0861

玄関前から振り返って見ると、この様な景色が見えます。敢えて

カーポートの車が見えない様に配慮してあります。

また、アプローチ部分にはキャメルストーンで雲形の石貼りを施し

アクセントを付けています。

主庭の着工前は、この様な空間になっていました。

IMGA0028

お隣の工場の廃棄物が散乱してある状態だったので、落ち着き

が無く、これは何としても遮蔽しなければと思いました。

IMGA0867

IMGA0864

シラカシ、ネズミモチ、マサキの3種類の常緑樹を生垣として用い

冬でも空間を仕切れる様にしました。

生垣は自由曲線を用い独創性を持たせました。

芝生のラインも同様にし、私の憧れている作庭家『重森三玲』をリ

スペクトしたデザインになっています。

要所、要所には色んな雑木(ヤマモミジ、カツラ、アカシデ、カマツ

カ、アオダモ、トウカエデ、ネジキ)の株立を植えてあるので、これ

も四季の移り変わりが楽しみです。

IMGA0865

リビング前のウッドデッキの周りにも、ジューンベリーの株立やハナ

ミズキ、ツリバナ、アズキナシ、ヤマボウシの雑木が植えられていま

す。下草にはハーブのロシアンセージとキャットミントが植えられて

いるので、香りでも癒しが期待できます。

以上、設計にあたっての私の想いを綴ってみましたが、このデザイ

ンをほぼ受け入れて下さり作庭させて頂けた事に、誠に感謝申し上

げます。

私の作った洋風のガーデニングの代表作の一つになるのは間違い

ありません。これからも宜しくお願い申し上げます。

もちろん、心配されておられた維持管理もアドバイス致しますので

ご安心下さい。今よりもっともっと素敵な庭に仕立てていきましょう!

何もない状態からのスタートでした。

着工前はこんな感じでした。

IMGA0202 (2) IMGA0663

施主施工でカーポートが建てられ、その下に打たれた土間コンクリートと、

いかにアスファルト舗装を馴染ませられるかが、設計の大きなテーマでし

た。

アプローチに黒いピンコロをジグザグに貼りました。

IMGA0223

これには、デザインだけでなく大きな意味が込められています。それは新た

に追加している土間コンクリートとの流れです。

IMGA0244

このジグザグのデザインが、新たに打たれた土間コンクリートに引き継が

れていきます。これで打ち継目の不自然さが解消され、黒白のコントラスト

が綺麗です。

IMGA0249

建物の外観のスクエアさとも上手くマッチして、よりデザインが強調されま

した。何よりも黒いピンコロを貼っただけなので、費用もあまりかかってい

ないのでコスパ大です。

IMGA0247

車が頭から入ってきて、切り返ししバックで駐車できる様にRを付けてその

スペースを確保し、奥様でも余裕で止められる様考慮しました。デザイン的

にも美しい曲線が描けたと自負しています。

IMGA0242 (3)

植栽もなるべく管理がかからない様に、雑木を主体に植栽しました。ここに

はカツラやシラカシ、ヤマボウシ、ツリバナ、カマツカが植えてあります。

1 2

建物の南側もやはり雑木が主体で、シロモジ、ナツツバキ、ジューンベリ

ー、ハナミズキ(赤)、ソヨゴ、アオハダ、アオダモ、ヤマモミジが植えられ

てあります。

まさに雑木のオンパレードになっています。将来生い茂ってくれる事で四季

折々の季節感が出せればと思い植栽しました。それと少しでもお隣の古い

ブロック塀が隠せればと願っています。

IMGA0224

建物の東側は常緑のモチノキとイレックスサニーフォスターを植栽しまし

た。決して派手さは無いけど、コンクリートの壁の無機質感を一年を通して

和らげたいと思い植栽しました。その他の部分は雑草対策として、防草シ

ートを張った上に、玉砂利を敷いて化粧しています。

こちらの御主人は植物にとても詳しい方なので、これから雑木の下の花壇

部分に色んな植物を植えて下さるでしょうから、どのように進化していくの

か今から非常に楽しみです。

施工中いろいろご不便をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。

今後共、宜しくお願い致します。

IMGA0643

 

着工前はこんな感じでした。

1 2

完成後は、カーポートだけが目立っていた外観が、こんな風に変わりました。

IMGA0649 (2)

オリジナルのガーデンフェンスで空間を仕切った事で、もう玄関が丸見えではなくなりました。

フェンスは平行に立っているので、その間から庭を通って玄関へ入れます。

IMGA0637

アプローチもゆったりとした曲線を用いた為、庭に奥行きとゆとりが生まれました。

玄関前に立つと、どうしても道路まで見渡せてしまうので、常に見られている感覚があり落ち着きませんでした。

IMGA0179

それがこの様に変わりました。

IMGA0641 IMGA0642

この様に道路もお隣りもほとんど気にならなくなりました。フェンスの前に植えられたアオダモやアカバナエゴノキが玄関から見ると全く別の世界の印象を与えてくれます。

根〆には、シモツケやフイリヤブラン、キャットミントを植えています。

今はまだアーチに這わせてあるつるバラが、このアーチを覆ったら、さぞかし気品あるガーデンになるでしょう。

024

工事前はこの様にまだ作業小屋がありましたが、全て解体したので全く別物に生まれ変わりました。

IMGA0923 IMGA0925

藤棚を中心とし、その周囲にはクロモジ、トウカエデ、カツラ、ナツツバキ、アオハダ、ジューンベリーといった色んな雑木が植えられ、季節毎に色んな表情を見せてくれる事でしょう。

土地を一体化して使った事で、すごく広いとっても贅沢な空間に生まれ変わりました。本当ちょっとした公園並の広さです。

IMGA0183

以前からあった庭園も石を組み直したり、樹木を新たに植栽する事でちょっとした和風庭園に生まれ変わりました。

IMGA0928

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

タグクラウド
投稿カレンダー
2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
記事アーカイブ