ヤマボウシ

クネクネ曲線にこだわって、遊び感覚でデザインした作品をビフォー・アフ

ター形式で紹介したいと思います。

BEFORE

AFTER

最初の打ち合わせは3月の末。

ビフォーの写真を見ると、まだこの頃雪があるのを思い出しました。

話は変わりますが、まずこだわったのは先程申した通りクネクネした芝生

の曲線です。周囲は玉砂利敷にして、芝生に上がらなくても庭を散策でき

るようにと考えてみました。

その結果、芝生の緑が浮き出るような演出となって、素敵な雲形の形に仕

上がりました。

それとは対照的に家庭菜園は角材を使って、スクエアな仕上がりをわざと

狙ってみました。また幅はあまり広くせずに、砂利から全て手が届くよう

にして、長靴にドロが付いて汚れる煩わしさを防ぎました。

植栽は管理の楽な雑木類(ジューンベリー、アオダモ、ヤマボウシ、ツリ

バナ等)をポイントを押さえて植栽しました。

せっかく敷地が高台にあったので、既存のネットフェンスに遮蔽ネットを

張って空間を少しだけ仕切ってみました。

BEFORE

AFTER

多目的に使えるようにしたテラスは、周囲をアンティークレンガで囲った

シンプルなもの。これも雫型にしただけで雰囲気が出てきます。

BEFORE

AFTER

タイムやガウラ、キャットミントをメインに植えた花壇スペースもまるで

波のような曲線を使っている為、それだけを見れば和モダンなテイストが

感じられます。

AFTER

逆方向から眺めると、いかに曲線が遊んでいるか分かります。

芝生の中にあるレンガで囲った円形のものは、小さな娘さん達のリクエス

トにお応えして作った砂場です。

AFTER

一週間後に伺ったら、すでにかなり遊ばれている様子でした。本当に子供

って砂が好きなんですねー!

AFTER

玄関前に植えられたヤマボウシの株立。これだけでも絵になりますが、

下草にスジギボウシを植えたので更に華やかさが広がりました。

寒河江市のA様邸も、いよいよ植栽工事に突入です。

ここから劇的変化が生まれます。

まず最初にアオダモやヤマボウシ等の雑木の株立を植えていきます。

同じようにキッチン前のスペースにも、ハナミズキやジューンベリーの株立

を植えていきます。

次にマサキを生垣になるよう植えていきます。

そうするには、このように曲線を描いている割竹に、1本1本シュロ縄で結

束していきます。

 

次の工程は芝張りになります。

芝床にはこのように堆肥と化成肥料をミックスして、十分栄養が行き渡るよ

うにして撹拌します。

整地が完了したら、高麗芝をこのように100%で張っていきます。

全部張り終わったら、土羽板を叩いて転圧し、目土をかければ完了です。

植え終わったマサキをカットすると、かなりスッキリした印象になります。

樹木が植え終わったら、お客様にも「庭がとても立体的になった。」と喜ん

で頂きました。

生垣の後ろから眺める庭も、表から観るのとまた一味違う風情がありま

す。

キッチン前もこれだけ樹木が植えられると、景観がまるで違います。

ここまでで、植栽の1期工事は終了です。

第2期は、これから色んな仕掛けが出来てからになります。

それまでお待ち下さい。

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お客様からの要望は、あの有名なスターバックスの様にしてほしいとの事でした。そう言われてみれば、建物の外観も外装のタイルの色目も、社名を書いた看板もかなり近いなと改めて感じました。

そこで山形市内にある2店舗を調査。それから設計に入りました。

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スターバックスは常緑樹がたくさん植えてありました。それは一年を通して、同じ外観で統一しておきたいという企業戦略が垣間見えました。

そのイメージを継承する意味も込めて、一番手前はいろいろなイベントの装飾用に。また将来、シンボルツリーになる様にトドマツを植えてみました。

その隣にも同じく常緑のヤマボウシを、低木にも常緑のアベリアを配植しました。常緑樹はどうしても季節感が薄いので、ヤマボウシもアベリアも花が綺麗に咲くものを選びました。

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ショールームの前は展示されている車が決して見えにくくならない様に、中木の常緑樹のイレックスサニーフォスターを植えました。下草は多少の日陰でも生育するフイリヤブランを植えてみました。

また、ショールームから外へ自由に出入りできる様に、枕木で通路も作ってみました。

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南側の植栽は入口側と対極し、全て落葉樹を植えて四季の移り変わりを前面に押し出してみました。

アオダモとジューンベリーの巨木(それぞれ4~5m以上)を植えて存在感を出してみました。

特にアオダモの幹に入っている白い模様がすごく素朴です。低木は薄紫色の花が美しいシモツケと、青紫色の花が綺麗なハーブの一種キャットミントを植えてみました。

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完成形がこちらです。

 

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本家とかなり違うアプローチですが、よりモダンな要素が一杯詰まった作品に仕上がったと思います。

 

 

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最初にお客様と打ち合わせにお伺いした時、3つの要望を伝えられました。

1つ目は、リビングからの眺めがどことなく殺風景なので、何か雑木的なもので目隠ししてほしいとの事。

2つ目は、門柱の脇に気を植える事で、冬場玄関前に雪が入り込んでくるのを和らげてほしいとの事。

3つ目は、道路側にある窓が和室に面しているので、何か木を植えて修景してほしいとの事でした。

あらかじめ予算も提示されていたので、どうその範囲で納めるか手腕が問われる所でした。

dscf5623

植栽地は、白御影の間知石、小舗石錆の二丁掛、小舗石大洋紅を使う事で、約10cm位ですが、ちょっとずつ段差をつけて立体感を与えてみました。

植栽はヤマモミジ、アオハダ、常緑ヤマボウシ、ジューンベリー、ナツツバキ等の様々な雑木を植える事で、四季の移り変わりを楽しんでもらう様にしました。それと同時に隣家との目隠しもさりげなく行える様に配植しました。

芝も張ってみたいとの考えも伺いましたが、御夫婦とも働かれていたので、今回は管理の殆どかからない防草シート+玉砂利敷をお薦めしました。

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家庭菜園も挑戦してみたいとの事だったので、畳2枚分位の大きなものを作りました。これで、4人家族なら十分にいろんな野菜が収穫でき、新鮮なものが毎朝食べられるからです。

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リビング前には、ウッドデッキと雫をモチーフにしたテラスを設けてみました。

このウッドデッキに腰掛け、バーベQを楽しむ姿が目に浮かびます。

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門柱脇にはカツラの株立を植えて、雪の入り込みを少しでも和らげられる様にしてみました。

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和室前には、スペースが狭かったのであまり大きくならないウメモドキとツリバナを植えて、少しでも和のテイストを感じてもらえる様にしました。

ガーデニングが始まる前の外観がこの画像です。

dscf5502

完成した画像がこちらです。

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入口側の花壇には、冬場でも葉が落ちて淋しくならない様に、常緑の物を

植栽しました。

シンボルツリーには、色々なデコレーションに用いられるトドマツを植え、そ

の隣には常緑のヤマボウシを植えました。

将来は、トドマツの方が成長が早いので、こちらの方を1m位高くしたいと

考えています。

トドマツの周囲には、花の期間が長いアベリアを植栽しました。根〆には、

ここ数年カラーリーフとしての人気が高いヒューケラを植えてみました。

dscf6014

ショールームの前は、ガラス越しにあまり視界の邪魔にならない様に、新

緑がレモンイエローになって美しいイレックスサニーフォスターという木を植

えてみました。

根〆には、こちらも斑入りの葉が美しいフイリヤブランを植えて、華やかに

演出してみました。

また、ショールームから直接外へ出られる様に、枕木で通路を作ってみま

した。

dscf6013

一方、反対側の入口側の花壇には、落葉樹をメインでまとめ、四季折々の

季節感を感じてもらいたく配植してみました。

手前の高木はジューンベリーという木で、最近、色んなお庭でよく見かけま

す。可憐な白い小さな花が咲き、またそれが実になり、ジャム等で食べる

事ができます。ベリー系の木なので…

その隣の木はアオダモと言い、木肌に白い模様が浮き出てくるのが特徴で

す。この木の周囲には、シモツケという薄紫色の花が綺麗な低木を植えて

みました。

根〆には、同じ薄紫色の花が咲くハーブのキャットミントを植えてみました。

こちら側は、新緑の季節になると空間が劇的に変化する様、演出してあり

ます。全体のイメージがスターバックスという事だったので、それにこだわっ

てみました。

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     ↓              ↓              ↓ 

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かなり近いイメージに仕上がったと自負しています。

オープンも間近なので、皆様も是非足を運んでください。

いよいよ高木の植栽に入りました。

店舗の南側の植樹桝には、樹高が4mを超すかなり大きめなアオダモと

ジューンベリーの株立を植栽しました。

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やはり大きな木が植えられると、外観全体に与えるインパクトが違います。

植え付けた後には、風で倒れたりしない様に、竹でしっかりと支柱を立てた

後、幹をシュロ縄で結束して固定します。

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根〆には、シモツケとキャットミントを植え付けてみました。

こちら側は落葉樹を植えたので、四季折々の季節感が十分楽しめると思い

ます。

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今の時期どうしても葉が付いていないので、どこか淋しい感じがしますが、

これだけはしょうがありませんね。

反対の北側の植樹桝には、常緑樹のヤマボウシとクリスマスツリー用の

トドマツを植え付けてみました。

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どちらも、この時期にもかかわらず葉が付いているので、植えた時点で雰

囲気が一変します。根〆には、常緑樹でしかも花の咲いている期間が非常

に長いアベリアと、近年カラーリーフとして人気の高いヒューケラを植え付

けてみました。

また、「ショールームからも、自由に出入りできる様に」という要望にお応え

して、枕木で通路を作ってみました。

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残るは細い仕上げを残すのみです。

次回は完成形をお見せできますので、お楽しみに!

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着工前はコンクリートのアプローチと畑土が盛られているだけでした。

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コンクリートのアプローチに沿って、枕木を組み花壇を作りました。これだけでも無機質感が和らぎます。

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リビングの前には、同じく枕木を3本立てて門柱にしました。その脇にはシンボルツリーのヤマボウシの株立とジューンベリーの株立を植栽し、存在感を醸し出しています。

門柱の廻りには、常に華やかである様にと、花の咲いている期間が長いアベリアを植栽しました。グランドカバーは定番のクリーピングタイムを植え、将来マット状に広がる事でしょう。

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家庭菜園が丸見えにならない様に、アオダモの株立を植栽しました。下草には、将来草丈が高くなる矮性のガウラを植栽して景をまとめています。

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枕木で囲って家庭菜園を作りました。動線を考えただ四角にするのではなく、一部凹ましています。

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着工前はこんな風に、敷地内は全て砕石が敷き詰められておりました。

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この庭で一番目を引くのは、玄関前に立つ8本の枕木です。

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玄関扉を開けた時、中が丸見えにならない様にしました。枕木の途中には黒のワイヤーメッシュを取り付け、ハンギングができる様に考えました。アプローチは、白の化粧平板を直角に曲げて結びアクセントに。枕木前には、ナツツバキとツリバナの株立を植えて彩りを与えました。

主庭には、当社が得意としている円形の家庭菜園と花壇を設けました。

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お隣との目隠しに、モチノキとジューンベリー、ヤマボウシの株立を植えました。子供さん達が安心して遊べる様に芝生のフカフカ絨毯も忘れずに作りました。

S様邸より隣の目隠し様に木を植えてほしいと頼まれました。しかも「2階

から見えない様に」という事なので、4.5mもあるヤマボウシの株立を植え

る事になりました。

ここで、大きな問題発生!

作業通路が幅1mしかなく、ミニミニバックホーしか入れません。これでうま

くいくのかな~??

まずは植穴を掘って、畑土に土壌改良材を撹拌したものを入れました。

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次に土留用に小さな石組を施しました。

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次はいよいよ運搬です。色々と作戦会議をした結果が功を奏し、途中まで

は5輪に乗せて運搬し、後はミニミニバックホーと職人3人で格闘の末、30

分掛けてようやく運べました。

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植え上がってみると、その大きさは想定外で素晴らしいものでした。これに

はお客様にも喜んでもらえました。

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枯らしたらまた運ぶのが超大変なので、慎重に植え付けました。

次に風や雪で倒れないように、唐竹でしっかりと支柱を掛けました。

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無事完成したのがこの形です。

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活着させる為に少し剪定して薄くしましたが、すぐに大きくなってくれる事で

しょう。めでたし!めでたし!

K様邸がどのように劇的変化を遂げたのか、ビフォーアフター形式で説明

したいと思います。

Before

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After

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外構工事で余った残土を敷き均し、その上に客土を盛って築山を造りまし

た。

Before

IMGA0170

After

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こちら側から見ると、意外に築山が高く、そして広いのかが分かると思いま

す。奥にある既存の家庭菜園は木柵で土留しました。予定より芝生が高く

なったので2段の予定が一部3段になりました。でもそれが結果的に変化

があって面白い結果になりました。

Before

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After

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中央にヤマモミジの株立(高さ4.5m)の立派な物をシンボルツリーとして

植えました。これが植えられただけで庭が締まります。

他にヤマボウシの株立やアオダモの株立、ジューンベリーの株立はそこそ

こ大きい物を植え、他のシラカシやナナカマド、ライラック、モチノキは1.5

m位の小さな苗木を植えて予算をカット。その分何年もかけて成長を楽し

む方法をチョイスしました。その他、花苗を植え楽しむ花壇のスペースを2

ヶ所設け、それ以外は防草シートの上に玉砂利を敷いて、雑草対策は万

全です。

先日、植物の管理をレクチャーする為にK様邸を訪れたら、小学生低学年

?の娘さんが、庭の水やりを担当していると聞きました。少し水やりの量が

足りなかったので教えた所、大きくうなずいてくれたので、これでもう安心で

す。他にも、ご主人はホームセンターから大きな長い板を購入されて、電ノ

コでカットしてウッドデッキをDIYで作っていらっしゃいました。そこでも小さ

な息子さんがペンキ塗りのお手伝いをしていました。お父さんとの共同作

業、きっと忘れられない大切な思い出になるに違いありません。子供さん

達が中学生になる頃にはきっと素晴らしい庭になっていると思います。

これからもこの庭を管理する事で、少しでも親子の絆が深まるといいです

ね。これからも色々相談にのりますので、宜しくお願いします。

ありがとうございました。

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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