土留

着工前はこんな感じでした。

これから建物の外観に合わせてガーデニング工事を進めていくわけですが、その完成をイメージして描いたのがこのスケッチです。

このスケッチに限りなく近く仕上げていきたいと思います。

まずは平面図に合わせて床掘りを行います。

次に家庭菜園を作ります。

木材で型を作っていくのですが、銅線を考えて端を斜めにしてみました。

次に植栽用客土を入れて縁取りに小舗石を使い、なだらかな曲線を描くことによって柔らかなイメージに仕上げました。

次に土留の化粧ブロックを積んでいきます。

まずはベースとなる鉄筋を組んでいき、そこへブロックを積むとこうなります。

そこへ白御影石の敷石と間知石を据え付けるとこう変化します。

これで角地あるあるの「ショートカット」はなくなるでしょう。

ここまで進むとガーデニングの形が何となく見えてきました。

まだ40%くらいの進捗率ですが、これから先の仕上がりが楽しみになってきました。

まず訪れたお客様が玄関の扉を開けた瞬間に驚かれるそうです。

ピクチャーウインドウになっている為、目の前にこの坪庭が飛び込んでくるので「まるで京都に来たみたい!」と口々に言われるそうです。

更に畳を上がって見に来ると、こう見えます。

サッシが邪魔なので、開けてみると更に良く見えます。

御簾垣で仕切られた空間に、青石と白川砂のコントラストがくっきり見えます。

これは仕切りに瓦を使ったことも寄与しています。これにお客様が白川砂に砂紋を入れたくてレイキで入れておりました。

やはりこれは砂紋が浅く、専用の道具でDIYで作るしかありませんね。

必要最小限に植えられた樹木の間を手水鉢に落ちる水音が心地よく響きます。

これぞ「庭演」の極みと自負しております。

当家の菩提寺の庫裡の増改築工事に伴い、庭園の改修工事を行いました。

まず最初に必要な樹木の移植に取り掛かりました。

これらの樹木は工事に支障をきたすので、別の場所に仮植しました。

次に建物にかかってくる樹木を最小限伐採しました。(昨年の6月施工開始)

昨年の暮れに建物が無事完成したので、ようやく庭園の改修工事に本格的に入りました。

既存の切石や景石を全数計測して施工図(平面図)を作成し、住職の了承を得て工事に取り掛かりました。

まずは建物と庭の土留です。

こんな感じの所を既存石を用いて崩れ石組で土留をしていきます。

ここでもまた施工場所が狭くクレーンが入れないのでチェーンブロックが大活躍です。

やはり既存の石なので、合わせる為にカッター入れて斫らなければなりませんでした。

ようやく完成したのがこちらです。

川石っぽい石だったので、この仕上がりで精一杯でした。

 

次に放置されていた白玉石を洗って再利用します。

次に切石を使っての苑路を作っていきます。大きさも厚さもバラバラな上に、既存木の太い根っ子が邪魔になり、なかなか作業が進みません。

いろいろ工事を進める上で問題点がでてきますが、焦らず納まり重視で仕上げていきたいと思います。

 

 

着工前

和モダンな庭でありながら、プライバシーの確保と多目的に使える庭をコンセプトに考えました。

カーポート下の床部分の土間コンクリート。東の乗り入れを考えて三角の部分を設けてみました。

意外とこれもアクセントになっています。

白御影の敷石を交互に並べてスタイリッシュな土留にしました。

生垣はイヌツゲにして隣接する川との空間を仕切りました。また遊び盛りのお子様達が誤って川に転落しないように安全対策も兼ねています。

一番変わったのが家との一体感。雑木等が植栽されたことにより土地が有効活用され、すごく広く感じます。

駐車スペースと庭を仕切る創作塀。この家の外装にも材木が使われているのでベストマッチしています。黄色いさらし竹が良いアクセントになっています。

この板塀の奥には一体どんな景色が広がっているのだろう?この家と訪れた方にそう思って頂けたら、私の思惑通りです。

家の玄関へと続くアプローチは富沢石を石畳風に据え付け、大胆な曲線を用いてアートを演出しました。

伊勢ゴロタ石を洲浜状に並べて玉砂利との境界にしていますが、このなだらかな曲線が和を感じさせるのに一役を担っています。アプローチから続く延段は一直線にして、庭の景を引き締めました。

ツゲの生垣が空間を仕切り、堤防に植えてある桜の木を見事に借景しています。

庭のポイントとなる菊型の手水鉢の廻りには、ヤマモミジやアオダモ等の雑木を植えて野趣味な雰囲気を醸し出しています。

瓦で囲って作ったテラス。バーべQにも使えるくらいの広さを確保してあります。黒那智を花びらのように埋め込んで庭に馴染ませてあります。

 

 

露地庭は建物に囲まれている為にすごく不便です。

クレーンが使えないとこんなにも大変なのかと、つくづく思い知らされました。

石の運搬はこのように担いで行います。

こういうのは若い人でないと無理です。20代の職人に任せました。

石組はこのようにチェーンブロックを使って行いました。

「昭和か~?」と思わずツッコまれそうです。

飛石も以前あったものを一枚一枚選んで据え付けていきます。

土留の石組と飛石が据え付けられると、なんとなく茶庭の雰囲気が出てきました。

次は芝生広場から続く流れの石組です。

ここからは床掘りした土を一輪車で運搬しなければならないので、また時間が掛かりそうです。

何か良い方法はないかな~?

コンクリート塀への嵩上げと塗装は来春施工することになり、ほぼほぼ完成(90%位)しました。

門かぶりの赤松には城積みをイメージして間知石を3段積みました。

リビングに面したテラスは明るいベージュのタイルを貼って華やかにしたので暗くならず正解のようでした。

面積が広くてかなり手間がかかった石貼り。クラストブラックという石材を用いたので重みがあり品のあるアプローチに仕上がりました。

ポーチのタイルも色調が合ってベストマッチです。

アクセントに入れた白御影の敷石も、なかなかパンチが効いています。

既存のイトヒバと景石は移設して、瓦や雑木と組み合わせることで品がでてきました。

土留は富沢石を野面に積んで、その中には雑木や下草を植えています。

アプローチから銀閣寺型手水鉢まで続く苑には飛石ではなく、富沢石を石畳風に野趣味に仕上げました。

その代わり手水鉢廻りは円形に抜いて、黒那智石を敷き詰めアクセントを付けました。

ようやく完成に近付いてホッとしています。

あとは天候に合わせて塀に笠石を取り付け完了です。

天候がなかなか回復しない中、その合間を縫って少しずつですが作業は続いています。

まずは、この庭のポイントとなる手水鉢を置く白御影敷石の台座を据え付けています。

これに少し大きめな菊型の手水鉢を据え付けると、なかなかの存在感があります。

次に、土が崩れてこないように白御影の敷石を据え付けていきます。

高低差がかなりあったので、丁張りかけには手間取りましたが何とかうまく納まってくれました。

かなり芸術的?な仕上がりになったと本人は思っているんですが、さてお客様の評価はいかがなものか…。

まだまだ和の要素が多く含まれるこの作庭工事。仕事のやりがいを感じながら頑張りたいと思います!

まずは土留の為にコンクリートブロックを2段積みにします。

これが仕上がると隣の車庫との段差も解消できます。

次に花壇部分に高低差を付ける為に小舗石を並べていきます。石が不揃

いなのでうまく石の角が揃うように面を合わせていきます。

芝生の縁取りには、今回スリムエッジという商品を使いました。これだと

上に出る部分が小さいのでスマートに仕上がるみたいです。

隣接して建っている実家との出入り口には、予算を抑える為に在庫品を使

用しました。

その脇には大洋紅という色の小舗石を使ってアクセントをつけてみました。

ここで作業は一時ストップ。土留のコンクリートブロックが完全に乾くま

でお休みです。

今度の金曜日頃から作業再開になるので、しばらくお待ちください。

ようやく木の根っ子や雑草が綺麗に取り除かれました。

ここからが本当の意味での造園工事になります。

まずは既存の土の上に植栽用の客土を盛土して造形していきます。

大まかな盛土が完成したら、庭の周囲に白御影の敷石を使って土留してい

きます。

これだけでも随分スタイリッシュになりました。

更に不足している所には、モッコを使って客土入れをしました。

大まかな造形ができたので、次は既存の流れの改修です。どうしても私の

イメージに合わなかったので思い切って一部壊す事にしました。

ここからは更にセンスを問われる所。力が入ります!

私の中学の同級生の女性建築士の紹介で作庭する事になったA様邸。

何度も設計及び打ち合わせを行い、ようやく完成致しました。

着工前と完成後でどのように変化したのか、分かりやすいようにビフォー、

アフター形式で説明したいと思います。

BEFORE

AFTER

玄関が丸見えにならない様に、ドウタンの生垣で隠しました。ちょっと和風

に見せる為に四ツ目垣も沿えてあります。スロープを除雪する時に、スノー

ダンプが使える様に、枝折戸を流用して取り外しができる様に考えました。

駐車した車が左折する時、うっかりぶつからない様にサイン柱を手作りしま

した。表札もアクリル板で看板屋さんに特別に作ってもらいました。

下草には、フイリヤブランとフッキソウでちょっぴり和風に、でも白御影の

敷石を交互に縦使いした土留でスクエアな和モダンに仕上げました。

BEFORE

AFTER

白御影敷石の平板(300×300)をグリッド状に並べて、モダンでスッキ

リとした印象に仕上げました。伊勢ゴロタ石を州浜に据え付け、緩やかな

曲線を描く事でどことなく和の空間を演出しています。

植栽は、屋根の雪が落ちてくるので2人で移動できる様に、モダンなプラン

ターにツリバナの株立を植えてみました。

下草には、初めてアジュガのチョコチップという紫色の可愛い花が咲く品種

を使ってみました。この先どんな風に成長するのか、すごく楽しみです。

BEFORE

AFTER

主庭は大胆な曲線をモチーフに構成してみました。マサキの生垣は大きく

ひねって植えてあります。

芝生もそれに伴い瓢箪型っぽく作ってみました。

高木は管理が楽なように雑木(アズキナシ、ヤマモミジ、アオダモ、シラカ

シ等)を植えてみました。根〆にはキャットミントとヒューケラを使い、花

が咲いたら華やかな装いになるようデザインしました。

BEFORE

AFTER

台所に立っていても四季を感じていたいとの要望でしたので、こちら側にも

雑木(アカバナエゴノキ、ハナミズキ赤、ハナミズキ白、ジューンベリー、

常緑ヤマボウシ、ハナカイドウ等)をたくさん植えてみました。それによ

り季節を問わず、どれかが主役になって目を楽しませてくれそうです。

家庭菜園も丸太で囲い、3カ所作ってみました。1人で楽しむにはこれ位で

十分だと思います。

BEFORE

AFTER

以前からあった庭も少しアレンジしてみました。

枯れていた樹木はすべて伐根し、新たにナナカマドの株立や、トサミズキ、

ナンジャモンジャ、ヒュウガミズキ、アベリア等が植えられ、今風の庭に生

まれ変わりました。

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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