白御影敷石

 

この作品は和モダンをテーマにして、それでいて管理がとても楽な庭になるように設計してみました。

着工前は手前に見える門かぶりの赤松や奥に見えるサルスベリやイトヒバ等、以前から庭にあった樹々がまだ残された状態でした。

この中で使えそうな樹々は移植して使いました。

門かぶりの赤松はそのまま活かし、その周囲は白御影の間知石を3段積んで現代風の石積みに仕上げました。

入口の門は出入口をできるだけ広くして高さも可能な限り広くしたいという、お客様の要望でこの形に決まりました。錆石の笠石だけ取り付けましたが、コンクリートの擁壁の塗装は気温を考慮して来春施工にしました。

リビングに面したテラスは明るいベージュのタイルを貼って華やかにしたので、暗くならず正解のようでした。

面積が広くてかなり手間がかかった石貼り。クラストブラックという石材を用いたので重厚でどこか品格漂うアプローチに仕上がりました。

アクセントに入れた白御影の敷石も、入口の広さを強調する役割を果たしています。

 

プレゼンの時にお客様に渡したイメージスケッチ。

実際完成した作品とかなり近いものであることが分かります。

既存のイトヒバと景石は移設して、瓦や雑木と組み合わせることで品がでてきました。

土留は富沢石を野面に積んで、その中には雑木や下草を植えています。

(この庭で使われている富沢石は、用途に応じて砕石場から3人掛りで一個一個分別して積んできました。)

アプローチから銀閣寺型手水鉢まで続く苑には、飛石ではなく富沢石を石畳風な野趣味に仕上げました。

円をモチーフにしてデザインした手水鉢廻り。

同じ富沢石を乱張りして、中心は円形に抜いて黒那智石を敷き詰めアクセントを付けました。

 

 

通常のお宅の2倍はあろうかというくらい広い敷地を限られた予算の中でいかにオシャレにスペーシングしていくかが最大のテーマでした。

この作品の最大の特徴は、正面から眺めた時の広がりです。パッと見、このままハウスメーカーのチラシに使えそうです。

まだ植えたばかりで樹木が小さいのですが、4~5年して今より樹高が1~2m高くなると、そのままモデルハウスだよと言えそうです。
2台用のカーポートの後ろには大きな物置(別途工事)が設置されました。

アプローチと兼用のゲスト用駐車スペースは、パラレルのミルキーホワイトという化粧平板を貼ってアクセントをつけてみました。

右手には枕木を組み合わせた門柱を立てました。将来ここには表札とポストが設置される予定です。

左手には小舗石でL字型に作った植栽スペースの中にジューンベリーが植えられ、下草にはフイリヤブランとクリーピングタイムを添えてみました。

これだけでも逆遠近法で敷地が広く感じます。

リビング前にはウッドデッキを設置し、その前にはアンティークレンガで囲っただけのテラスを作ってみました。

ここにベンチやテーブルを置けば、バーべQ等をしてまったりと過ごせそうです。

それとセットで芝生広場を設けました。ここは子供達のパラダイスになりそうです。

どうしても作ってほしいと頼まれた家庭菜園も庭の雰囲気を壊すことがないように、小舗石を円型で囲ってオシャレなものに仕立て違和感なく庭に溶け込ませました。

外回りは化粧ブロックとアルミのフェンスでスッキリとまとめました。

ブロックの色は建物の2階部分と、フェンスの色はアルミサッシの色と合わせて色調を統一して一体感を持たせました。

アプローチからの曲線には特に気を使いました。

コンクリートは比較的に施工が簡単なのですが、ローズベリーの石張りはかなり時間を費やしました。その甲斐あって美しい曲線が描けたと思います。

和室前のスペースは和モダンな空間に仕上げました。なだらかな曲線を描くマサキの生垣の前には、瓦を縦使いに埋めて縁取りしました。

ヤマモミジやナツツバキの株立等の雑木が植えられた足元には、アクセントとして銭形の手水鉢を据えてみました。

物置の前に立っている柱には特殊な金具が取り付けられており、リードを取り付けるとその周りをぐるぐるワンちゃんが走り回れるように考えました。このアイデアはこれからも使えそうです。

 

 

着工前

和モダンな庭でありながら、プライバシーの確保と多目的に使える庭をコンセプトに考えました。

カーポート下の床部分の土間コンクリート。東の乗り入れを考えて三角の部分を設けてみました。

意外とこれもアクセントになっています。

白御影の敷石を交互に並べてスタイリッシュな土留にしました。

生垣はイヌツゲにして隣接する川との空間を仕切りました。また遊び盛りのお子様達が誤って川に転落しないように安全対策も兼ねています。

一番変わったのが家との一体感。雑木等が植栽されたことにより土地が有効活用され、すごく広く感じます。

駐車スペースと庭を仕切る創作塀。この家の外装にも材木が使われているのでベストマッチしています。黄色いさらし竹が良いアクセントになっています。

この板塀の奥には一体どんな景色が広がっているのだろう?この家と訪れた方にそう思って頂けたら、私の思惑通りです。

家の玄関へと続くアプローチは富沢石を石畳風に据え付け、大胆な曲線を用いてアートを演出しました。

伊勢ゴロタ石を洲浜状に並べて玉砂利との境界にしていますが、このなだらかな曲線が和を感じさせるのに一役を担っています。アプローチから続く延段は一直線にして、庭の景を引き締めました。

ツゲの生垣が空間を仕切り、堤防に植えてある桜の木を見事に借景しています。

庭のポイントとなる菊型の手水鉢の廻りには、ヤマモミジやアオダモ等の雑木を植えて野趣味な雰囲気を醸し出しています。

瓦で囲って作ったテラス。バーべQにも使えるくらいの広さを確保してあります。黒那智を花びらのように埋め込んで庭に馴染ませてあります。

 

 

コンクリート塀への嵩上げと塗装は来春施工することになり、ほぼほぼ完成(90%位)しました。

門かぶりの赤松には城積みをイメージして間知石を3段積みました。

リビングに面したテラスは明るいベージュのタイルを貼って華やかにしたので暗くならず正解のようでした。

面積が広くてかなり手間がかかった石貼り。クラストブラックという石材を用いたので重みがあり品のあるアプローチに仕上がりました。

ポーチのタイルも色調が合ってベストマッチです。

アクセントに入れた白御影の敷石も、なかなかパンチが効いています。

既存のイトヒバと景石は移設して、瓦や雑木と組み合わせることで品がでてきました。

土留は富沢石を野面に積んで、その中には雑木や下草を植えています。

アプローチから銀閣寺型手水鉢まで続く苑には飛石ではなく、富沢石を石畳風に野趣味に仕上げました。

その代わり手水鉢廻りは円形に抜いて、黒那智石を敷き詰めアクセントを付けました。

ようやく完成に近付いてホッとしています。

あとは天候に合わせて塀に笠石を取り付け完了です。

天候がなかなか回復しない中、その合間を縫って少しずつですが作業は続いています。

まずは、この庭のポイントとなる手水鉢を置く白御影敷石の台座を据え付けています。

これに少し大きめな菊型の手水鉢を据え付けると、なかなかの存在感があります。

次に、土が崩れてこないように白御影の敷石を据え付けていきます。

高低差がかなりあったので、丁張りかけには手間取りましたが何とかうまく納まってくれました。

かなり芸術的?な仕上がりになったと本人は思っているんですが、さてお客様の評価はいかがなものか…。

まだまだ和の要素が多く含まれるこの作庭工事。仕事のやりがいを感じながら頑張りたいと思います!

この猛暑の中、作業はなんとか継続しています。土留の化粧ブロックが積まれてくると、庭の輪郭がはっきりしてきます。

庭の入口付近にはフェンスが立つ予定です。

次にこのガーデニングの見せ場の一つ、玄関ポーチ前のローズベリーの石張りを行います。

一枚一枚合わせて張っていると必ずと言っていいほど、お客様にこう言われます。「ジグソーパズルみたいに一枚一枚張っていくんですね~。すごい~!」こんな風に感激されると、こちらもやる気スイッチが入ってしまいます。

張り終わると、こんな表情豊かな石張りに仕上がりました。

和室前も曲線の生垣支柱を組み立てて、瓦で同じように曲線を描いて土留を行いました。

こういう瓦の使い方は庭師ならではの手法ですね。

白御影の敷石には、銭形の手水鉢を据え付けて和モダンに仕立ててみました。

次はアプローチの工事に取り掛かっていきます。

まだまだ、こだわりのデザインが満載なので作り手側もワクワク感が止まりません!

作庭してから15年以上経過し、芝の状態がかなり悪くなっていました。

そこでこの芝生を全てハギ取り、管理のかからない別の植物を植えてほしいと頼まれました。

最初に多年草を植えるので、張ってあった全ての芝生をハギ取りました。次にそこを歩く通路が必要となってくる為に、白御影の敷石を敷いて通路を確保しました。

そこへクリーピングタイムというハーブを全面に植え付けました。

今はまだ、まばらな状態に見えますが繫殖力が旺盛なので、一夏が過ぎれば地面を全て覆いつくし美しい緑の絨毯になってくれる事でしょう。

 

ガーデニングが終わってどのように変化しM様に驚かれたのか、ビフォーアフター形式で説明したいと思います。

before

after

白御影の敷石を土留に使った事で豪華でスタイリッシュに見えます。M様にも「こんなに家の敷地広かったんだ~」と驚かれました。

before

after

設計の段階で一番スペーシングで苦労したのが、将来子供さん達が大きくなったらどうしても車2台停められるスペースが欲しいという事でした。バックで駐車する事を考慮して検討を重ね、この曲線のある駐車スペースが生まれました。この広さがあれば小型車くらいは停められます。

after

また、玄関扉を開けた時も家の中が見えないように雑木(常緑ヤマボウシ、ガマズミ、ジューンベリー、アベリア)を植えて空間を遮蔽しました。そればかりではなく庭に彩りと潤いを与えてくれています。

after

玄関前にはローズベリーという淡い桃色系の鮮やかな石を貼ってアクセントにしています。

before

after

2台用のカーポートを設置した後にその続きに大きなテラスを設けました。そこにも車が1台停められるように考えました。

アンティークレンガで囲まれたテラスは駐車スペースばかりではなくバーベQや子供さん用の大きなプールが置けるスペースも併せてあり、多目的に利用できるようになっています。

お隣との目隠しも雑木(シラカシ、ヤマボウシ、ヤマモミジ)を植えてあるので、程よい目隠しにもなるでしょう。その奥には木枠で囲った家庭菜園が設けてあり、将来いろんな野菜が植えられて新鮮な野菜がたくさん収穫され食卓がとても賑やかになるでしょう。

床掘りが終わり砕石が敷き終わると大まかな形が見えてきます。

次に玄関前の目隠しに植える植栽の縁取りを小舗石を使って行います。

客土を入れると綺麗なラインが浮かんできました。

次に家庭菜園用の木枠を加工していきます。

それが組み上がりエッジキングで縁取りを行えば、だいぶ完成形が見えて

きました。

道路沿いの土留は白御影の敷石を用いて豪華にしてみました。

次は隣地境界のブロック据付です。どう変わるか楽しみです♪

 

長井市で有名なすごくオシャレで、料理が美味しくとても繁盛している居酒屋さんの店舗廻りの植栽工事を頼まれました。

幅が80cmしかなく、今まで経験した中で一番狭い空間でした。

植栽帯は白御影の敷石を交互に並べてスタイリッシュにまとめてました。目の前の個室と外部との空間を仕切る為、木製の板塀を設けました。

あまり大きくなる木は植えられなかったので、全て紅葉の美しいナツハゼに統一しました。その代わり、個室毎に下草の種類は変えて、フイリヤブラン、スジギボウシ、アジュガチョコチップ、キャットミントを植えてあります。

個室の中から見ると、額縁の中に入った絵のように切り取られて見えます。

店の正面脇の植栽スペースには、シンボルツリーとなるアオダモの株立が植えてあります。

下草はカラーリーフで美しいヒューケラを植えてみました。樹木が入ると、建物がより際立って見えるから不思議です。

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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