和風庭園

当社の都合で昨年の秋から工事をお待ちいただいたT様邸。

約半年お待ちいただきましたが、ようやく開始することができました。何かのご縁で最近、和風庭園の依頼があり少々驚いております。

 

この工事の着工前は高麗芝が張ってありました。

ここを「京風の石庭」に改修するのがお望みのようでした。

まずはミニバックホーで既存の芝をハギ取っていきます。

 

この時すでに背景の板塀も既存の塗装をペーパー掛けして落とし同じ色を再塗装していますので、だいぶくたびれた感が薄れずいぶん綺麗になりました。

次に土留めと縁取りを兼ねて、白御影の延石を据え付けていきます。

それが終われば盛土をしていよいよ本命の石組に取り掛かります。T様邸は作業通路がとても狭く、専用の四輪車で一個ずつ石を運んでいきます。

次はいよいよ石組なのですが、この所やけにチェーンブロックでの作業が多くてかなり慣れてきました。(通常はクレーン車での作業になります)

石を一旦仮置きして、一個ずつ視点を決めて据え付けていきます。

合計7個の景石を据え付け石組を完成させるまでには、かなりの時間が必要になりました。

この作品は京風をイメージしたので高価な青石を使い、周囲には白川砂を敷き詰めるのでガラリと景観が変わると思います。

次は縁取りに瓦を並べていきます。

どこまで和モダンを追及できるのか庭師の腕にかかっていますので、こだわりを持って仕事を進めていきたいと思っています。

東根市の旧家のY様邸。家の廻りに積まれている石積や漆喰の白壁。とても立派な土蔵。

それに明らかにこの辺の作風と違う庭園。どれをとっても一流で歴史を感じさせ、その昔の栄華が見て取れます。

この度、支柱の掛け替えするサルスベリもその太さから100年以上は間違いなく経過していると思われます。

その古さゆえ幹の中は大部分が腐れ、台風が来ると倒れてしまう危険性がありました。

Y様と相談した結果、まだ花も咲くし何とかこの形状を維持してほしいと頼まれましたので今度の処置となりました。

支柱掛け替え前の姿がこちらです。

現状は全く効いていない支柱と、ロープで幹同士を引っ張っているだけのかなり怪しい?状態でした。

そこで支柱を4本追加して枝を固定し、ロープの代わりにワイヤーで引っ張り強度を持たせました。

これでしばらくは倒れる心配はなさそうです。

その話を進めさせて頂いているうちに古い家を解体して別棟を建てるので、その前に枯れたところに新たな樹木を植えてほしいと頼まれました。

そこで新しい木では釣り合いがとれないので、我が社の仮植地にある古木を選んで植栽することにしました。

この庭は常緑樹が目立ち、モミジや雑木は以前に枯れてしまったので、落葉樹をメインに植えて四季の彩りを感じてほしいと考えました。

珍しい荒川性モミジやナツツバキの株立、ハナミズキ、アセビ、ウメモドキの株立を要所要所に配植しました。

落葉してまだ淋しい状態ですが、新緑の頃にはまた違う表情を見せてくれることと思います。

二期工事は別棟が完成してから夏目の手水鉢や切石を再設置して完成させたいと思います。

それまで楽しみにして待つことにしましょう。

『今年の山形は本当に雪が少ない。』その為、まだ3月に入ったばかりなのに雪がほとんどありません。

おかけで作業が順調に進んでいきます。

手水鉢の海には伊勢ゴロタ石が敷かれ、その周りにサツキツツジが植えられ、カケヒが取り付けられたので雰囲気が随分変わりました。

野芝も張られ玉砂利も敷かれたので、庭の眺めも随分良くなってきました。

ここまで来たら、早く雪囲いを外して仕上げの工事に掛かりたいと思います。

細かい手仕事が続きますが、これこそが『庭師の腕の見せ所』だと職人に気合いを注入しながら作業させております。

その甲斐あって手水鉢廻りもようやく出来上がりました。

沓脱石から銀閣寺型手水鉢までは、同じ富沢石を野趣味な感じに据えてみました。

手水鉢の廻りに那智石を敷き詰めたら見た目が締まりました。

 

新たに設けたテラスも順調に仕上がりました。

敢えて外壁の色に合わせず、淡いベージュ系のタイルを張ったらリビング前がパッと明るくなりました。

 

既存の赤松も、白御影の間知石を城積みっぽく積んだら景が引き締まりました。

この作庭の一番の難関がこの石貼り工事。

黒っぽい石を貼ったところ上品だとお客様にも喜ばれました。

次は創作塀を作ります。今度はどう遊ぼうかな~♪

残念なことに、先に移植したハナカイドウが一夏を経過したら

枯れてしまいました。

そこで、その樹木を撤去し新たに別の場所からサルスベリの木を

移植しました。

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続いて、お客様のたってのお願いで山灯籠を移設することになりました。

この画像はその台石を据え付けている所です。

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山灯籠に笠石が無事に据え付けられたので、その周りに

鳥海石で土留石組を行いました。

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次に、鳥海石で組んだ崩れ石組の上に、生垣支柱を施し

畑に植えてあったバサツゲを移植しました。

この木は生垣用ではないので、刈り込みを行えば2、3年後には

立派な生垣になってくれることでしょう。

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鉢植えになっていたゴヨウマツを地植えして欲しいとのことだったので

移植しているところです。

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とにかく、こちらのお客様は石と松がこの上なく好きなので

かなり特殊な和風庭園に仕上がっていくと思います。

完成まであとわずか、気合いを入れて頑張ります!

 

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着工前です。

前からあった日本庭園の樹木が見えます。

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このように、松やキャラ等和風の樹木が結構あったので

要らないものは処分し、使えるものは移植しました。

 

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住宅の周りには、ブロックとフェンスが施工され、カーポートの脇には

モチノキ、奥にはヤマボウシの株立ちとズミの株立ちが植えてあります。

 

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アプローチには化粧平板ブロックを四角に貼り、それに合わせて

白御影間知石で土留を行い、エッジを効かせる事で

現代感を出しました。

 

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手前にはジューンベリーの株立ち、アカバナエゴノキの株立ち、

ナツハゼの3本が植えてあります。

地被にはガウラとギボウシ・ゴールデンティアラを植えてみました。

花が咲けばまた、華やかさがぐっと増すでしょう。

 

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間知石をカーポートと平行にしないでわざと

斜めに施工し、変化をつけてみました。

 

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リビングから眺めると、手前にあるウッドデッキのおかげで

家が広く感じます。積んである石は以前立石として据え付けられていた

石で、それを横石にして崩れ石組として組み直しました。

 

以前からあったノムラモミジやハナミズキ、サツキツツジを移植し

新たにアオハダの株立ち、ナツツバキの株立ち、ツリバナの株立ち

カマツカの株立ち、ネジキの株立ちと、雑木類を多めに

植える事で、雑木が主体となり四季の移り変わりが

はっきりとわかるようにしました。

 

地被にはキャットミント、フィリヤブラン、ビンカミノールなどの

手間の掛からない植物を植える事によって、色とりどりの花が

1年を通してみる事ができます。

 

山形市のY様宅のリ、ガーデンを開始しました

最初はかなり、樹木が生い茂った状態で日当たりが

あまり良くありませんでした

 

S

 

そこで、要らない樹木をバッサリと伐採しました

そこへ以前から組んであった石の組み直しをしてみました

 

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今まで寝せてあった石を立ててみました

いしの裏半分が苔むしていないのがわかります

 

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場所が狭いので、ちっちゃいバックホーでの石組み

ちょっと怖かったけど、無事完成してよかったです

少し組み方を変えただけで、随分存在感が違います

次は、既存樹木の移植です

まだまだ、雰囲気が変わって行きますよ~

写真1

奥行きが無い為、庭の半分が軒内に入っています。逆を言えば、これだけでも十分和風庭園が
作れるという証明にもなります。

背景は御簾垣で空間を仕切り、その前に鳥海石にて三尊石組を組みました。

その前には夏目型の手水鉢を据え付けています。

カケヒは特注で長いものにこだわりました。
 


写真2

手水鉢を置いてある前石の周りには富沢石の乱張りを張り、どこか京風を醸し出しています。

アクセントに海には伊勢ゴロタを敷いています。

雑木類はナツツバキ、ヤマモミジやツリバナ、ヤマボウシ、エゴノキなど、和風庭園には鉄板な
樹木を植栽しています。

低木にはサツキモミジやヒラドツツジが植えられており、下草にはフィリヤブランやヤブコウジを
植え、その所々には大文字草等の山野草がちりばめられています。

 


写真3

玉石を土留めして、ノムラモミジ、ヤマモミジ、マユミライラック等を植栽しています。


 

 

和風庭園

 「美しい紅葉が見たい。」というお客様のご要望にお答えして、ここには様々な種類のモミジが植えてあります。

 大盃、琴の糸、イタヤカエデ、荒皮性モミジのモミジ類の他にも、ナツツバキやハナミズキも色彩に花を添えます。

 また、ネジキやツリバナ等、比較的めずらしい雑木も植えてあるので、どんな変化をするのか楽しみです。


和風庭園

 アプローチは玄関ポンチと統一して黒のベンガルブラックという石を張りました。

 物が入らず半年以上待ってもらいましたが、「待ったかいがあった。」とお客様よりお誉めの言葉を頂き、ほっと胸をなでおろしました。

 黒い石材を貼るという機会はなかなか訪れませんが、石自体に品があり、曲線もうまく表現出来たので納得のいく仕上がりになりました。

 


和風庭園

 ここで組まれている鮫川石は以前の庭では半分以上埋もれていました。

 庭を移転する際に思い切って「七、五、三の石組」に組み直しました。

 かなりの巨石なので迫力のある石組に劇的に変化しました。瓦で仕切る事でメリハリが出来、モダンな雰囲気に。

 巨石にはミツバツツジやウメモドキを添えて、山野の趣きを与えています。

 


 

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

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