東根市Y様邸の庭園改修工事の続き
既存の切石を据え付けた周りには
伊勢ゴロタ石を打ち込んでいきます。
ひたすら打ち込む事3日間…
ようやく完成しました。
切石だけの時より、一段と豪華になりました。
初めからイメージしていた京風な仕上がりになったと思います。
また、客土を入れ替えた所の縁切りには
高低差が意外にあったので瓦を縦使いにして据え付ける事にしました。
次に主庭の軒内部分の修景に取り掛かります。
こちらの庭は明治以前に造られたとお聞きしましたので
なるべく現状はいじらず、必要最低限に手を入れていく事で
マイナーチェンジ位の仕上りを保とうかなと考えています。
長い年月で傾いたり、低くなった飛石を再設置しました。
それだけでも、飛石の表情が随分変わってきました。
埋もれていたゴロタ石も1個1個を掘り起こして
ブラシで洗い、再利用していきます。
沓脱石の周りは富沢石という石を乱張りにしたいと思っています。
明日はその砕石場に行って、1個1個拾って集めてくる予定です。
時間はかかりますが、良い仕事をするには仕方がありません。
明日は当社の若手職人2人を連れて拾いに行くので、
いかに材料が大切なのかをきっちり教えていきたいと思います!
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。