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菅野魚店さんの作庭工事が完了しました。

ようやく、京風庭園を目指した庭造りが完成しました。

どのように変化したのか

ビフォーアフター形式で説明したいと思います。

【before】

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【after】

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この狭い空間をいかに広く見せるか。

庭師の技量とセンスが問われます。

まずは、白御影の敷石を使って囲い、敷地を最大限広く使いました。

アオダモやナツツバキ、ツリバナ等の雑木を植栽し

下草はリュウノヒゲをメインに、フイリアマドコロやギボウシ等を植えて

野趣味な感じに仕上げました。

【before】

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【after】

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この庭最大の見せ場となる穂垣。

曲線を用いたことにより柔らかで独創的な垣根になりました。

【before】

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【after】

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景石は鮫川石(青石)を用い

瓦で仕切った所には白川砂利を敷き詰めました。

曲がりが絶妙なシダレモミジが

何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

【before】

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【after】

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こちらの景石は日高石(赤石)で組み

御主人が大事にされていた木化石もあしらいました。

松琴亭の灯籠もいいアクセントになっています。

コンクリート製のスロープがもともとあったので

それに合わせて白御影の敷石を据えて新たに苑路を設けました。

このように、雪国に合った和モダンな京風庭園になった事で

お客様にはすごく喜ばれ

店名も「菅野魚店」から「割烹菅野」に変えなくては等と

冗談が出る程。

早く店に訪れたお客様の生の声が聞きたいです!

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