喧騒からの結界(令和3年度施工)
家の狭小スペースに本格的な茶庭を造る事になりました。
【着工前】
荒涼とした空間を仕切る為に
建仁寺垣と竹穂垣で結界をしました。
この庭の主役は銀閣寺型の手水鉢。
建物の様式に合わせて自然石の手水鉢ではなく
白御影石で作られた四角形のものを選びました。
苔の代わりにリュウノヒゲで地面を覆い、
玉砂利との境界は瓦を縦に埋めて趣のある仕切りにしました。
茶庭からの眺め。
窓によって仕切られた景色が1枚の絵のように仕上がりました。
玄関ポーチからの眺め。
手前に竹穂垣を結った事で庭に奥行きが出ました。
2階のダイニングからの眺め。
まさに鳥になった気分。
こんな贅沢な景はなかなかお目にかかれません。
萌木色が待ち遠しいです。
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