和~陽へ(革新の挑戦)(H25年度施工)
来客が多い為、2台用のカーポート以外にも駐車スペースが欲しいと依頼され
四角いグリッドをモチーフとした構成でそれをデザインしました。
敷地が広いので、手前は直線で奥の庭園は自由曲線を用いて、そのコントラストが
斬新なデザインになりました。
工事着手前は山形風の和風庭園で、松や石組がメインでしたが
これらの中で使えるものを利用して、出来るだけ洋風で管理の楽な庭にしてほしいと
頼まれました。
そこで、ハナミズキやノムラモミジ、ツバキ、サラサドウタン、セイヨウシャクナゲ
ウメモドキなどの雑木は移植し、他は思い切って処分しました。
それにナツツバキやカマツカ、アオハダ、ツリバナ、ジューンベリー等の雑木を新植しました。
かつては立石だった石も全て横使いにして、崩れ石組風に組み直し
高さをそれぞれ異なる物にして、段々畑風にアレンジしました。
グランドカバーは、フイリヤブランやクリーピングタイム、キャットミント、ビンカミノールなどを
組み合わせて大胆なデザインで構成しました。
残りのスペースは全て高麗芝にして、緑の部分を多く取りました。
玄関前のアプローチは、化粧平板を四角に並べ、それに合わせて白御影の間知石を
直角に据えてエッジを効かせ、曲線との対比を試みました。
ポストも玄関の扉に合わせてローズ調の物を選び、デザインを統一しました。
玄関前に樹木を植えることによって、道路からリビングが丸見えにならない様に配慮しました。
ウッドデッキも必要最小限のものをセットしましたが、リビングから見るととても広く感じ
コスパ大です。
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