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ソーレヒルズ花楯

ソーレヒルズ花楯

高齢者向けという事もあり、施主の依頼で四季折々の季節感をテーマにレイアウトしました。

外壁が京都御所のそれを模したデザインになっているので、背景はこれを利用し、それに浮き出せる様に紅葉の鮮やかなナナカマド、ウメモドキ、ノムラモミジ、エゴノキ等の雑木を配し、低木類はオオムラサキツツジ、コデマリ、シモツケ等を植え、まだ直後でわかりませんが勾玉を模しています。

手水鉢はあえて自然石のものを選び、主張することを押さえました。

お風呂場前の坪庭は、この施設の目玉でもあるので、思い切ったデザインにしました。

目隠しの為の御簾垣を背景に大胆に直角に仕切った白御影石の土留石、少し味のある織部灯籠と、クロチクのみでのみでまとめました。

これだけでは面白くないので、下草にはあえて洋風のフイリビンカミノールと、アジュガレプタンスで締めています。

また、敷砂利の上に浮かぶ瓦はさざ波を表しています。ここだけは、どうしても和と洋のケミストリーを実現したかったのです。

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