東根市のM邸のお庭大改造の巻
東根市のM邸のお庭を道路の拡張に伴い、大改造することに
なりました。
もともとMさんの御主人は私の高校時代の恩師でもあり、御縁があっての工事とあい
なりました。
道路が約3メートル近くも広がるので、お蔵を復元しながら後方に引舞いし、それの合わせて
母屋もおもいっきりバックするという大工事
なかなか今としては見せ場のある工事となっています。
まずは、着工前の状態がこれです。
この状態の樹木と石をすべて計測し、要る樹木をナンバリングしてそれを移植し、また、石も再設置
するという計画を平面図に起こしました。
その作業を2度ほど繰り返して、やっと了解を得ることができました。
何度も仮置きしたり、仮植したりでは工程に支障がでますので、綿密な計画が必要とされました。
こうやって、1本1本順序良く根巻きして仮植していきます。
時期も限られていますので、手際の良い作業が要求されました。
この手順を何度も何度も繰り返して、必要な樹木はこのように仮植えして、要らないと判断された
樹木は伐根され処分されるのです。
石も掘り起こしてみると御覧のように、かなりの量が仮置き去れ、このお庭に全部入るのか心配
になってきました。
この状態で母屋の引舞いが完了するまで、作業は中断されます。
まずは、6月まで様子を見ることにしましょう。
当社でもひさびさな和風庭園なので、今から胸が高鳴る思いです。
職人の腕の見せ所
期待していて下さい。
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