天童市の菩提寺の庭園改修工事。
当家の菩提寺の庫裡の増改築工事に伴い、庭園の改修工事を行いました。
まず最初に必要な樹木の移植に取り掛かりました。
これらの樹木は工事に支障をきたすので、別の場所に仮植しました。
次に建物にかかってくる樹木を最小限伐採しました。(昨年の6月施工開始)
昨年の暮れに建物が無事完成したので、ようやく庭園の改修工事に本格的に入りました。
既存の切石や景石を全数計測して施工図(平面図)を作成し、住職の了承を得て工事に取り掛かりました。
まずは建物と庭の土留です。
こんな感じの所を既存石を用いて崩れ石組で土留をしていきます。
ここでもまた施工場所が狭くクレーンが入れないのでチェーンブロックが大活躍です。
やはり既存の石なので、合わせる為にカッター入れて斫らなければなりませんでした。
ようやく完成したのがこちらです。
川石っぽい石だったので、この仕上がりで精一杯でした。
次に放置されていた白玉石を洗って再利用します。
次に切石を使っての苑路を作っていきます。大きさも厚さもバラバラな上に、既存木の太い根っ子が邪魔になり、なかなか作業が進みません。
いろいろ工事を進める上で問題点がでてきますが、焦らず納まり重視で仕上げていきたいと思います。
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