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天童市の菩提寺の庭園改修工事。(その3)

参道しか作業経路として使えないので、道幅が狭く2tダンプも入れませんでした。

それで仕方なく軽ダンプに植栽用客土を積んで盛土しました。

もちろん移植する木もクレーン付の2t車が入れず、バックホーで吊りながら運搬して移植しました。

その作業を何度も繰り返してようやく移植完了。

周囲を客土で化粧して工事すべてが完了しました。


既存の切石を再利用して作った石畳も良い意味で味があります。

苑路を照らす織部灯籠も良いアクセントになっています。

キャラや五葉松、景石から白玉石まで全てをバランスよく配置することで京風庭園に仕上げました。

本堂から眺めると唯一残せた大きな赤松の存在感が際立っています。

次は参道作りですが、将来ここを石畳にしたいと住職が言っておられるので、まだまだ先の事だと思います。

それに合わせて二期工事は手水鉢の据付や下草の植栽をやってみたいと考えています。

それまでは引き続き、この庭の手入れを入念に行いたいと思います。

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