とある工場の樹木剪定を行いました。
かれこれ剪定して10年以上経つヒマラヤスギとユリノキ。
どちらの樹木も成長が早いので、
とても木に登って剪定という訳にはいかなくなりました。
着工前、木はここまで大きくなっていました。
こうなると高所作業車を使い、職人がチェーンソーで切って
大型クレーンで吊って下へ降ろすという
とても危険な工程を何度も繰り返さなければなりません。
チェーンソーで切り終わった時に上手く吊っておかないと
木が振り子のように回って根元が職人の方へ向かってきます。
これでケガをする人が多いのでその対策について
十分にミーティングを行い、作業にあたりました。
上から落とした幹の太さを作業員と比較すると
どれ程太いのかよく分かると思います。
道路側ばかりだと電線が邪魔をして木の裏側へ届かないので
草地に鉄板を敷いて高所作業車をセットしました。
2週間が経過してようやく事故もなく剪定が終わりました。
電線にかかる所を電気屋さんにガッツリ切られてしまった為
片枝の変な樹形になってしまいましたが、
何年か後にはまた予算をつけてもらい
徐々に綺麗な樹形にしていきたいと思います。
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