日東ベスト神町工場
何年もの間手つかずになっていた工場内の樹木を、当社で樹木の剪定を請負うことになりました。中には当時の相場で何百万円もする様なキャラの姿物、赤松、コウヤマキ等が含まれており,剪定作業を継続して行えば、見事な昔ながらの庭園によみがえる事でしょう。
樹木剪定作業
1.剪定作業前
アカマツやキャラの名木は何年もの間、手入れを怠った為、伸び過ぎた状態になってしまい残念ながらその価値観は少なからずも失われてしまいました。
2.剪定の作業中
ボサボサだったアカマツは一辺で形を作ろうとするのではなく、大まかに不要な枝を切って整枝を行っていきます。このやり方は他の落葉樹にも同じ事が言えます。またキャラの姿物やツツジ類の玉物は,ある程度形を整える為、切るべき所は思い切りよく切り詰め、そして刈り込んでいきます。大胆かつ繊細な技術が要求される職人の仕事です。
3.剪定完了
本来の姿を取り戻した庭園
樹木が伸びすぎた為あまり見えなかった石組みもその存在感を誇示しています。
やはり本物の樹林、本物の石組みはその持っているものが違います。
4.剪定作業前
大きくなり過ぎたソメイヨシノの巨木が2本、その間に窮屈そうに立っているトドマツの大木、これはどうにかしないとなりません。さぞかし落葉や毛虫のクレームがあり、大きく切ってくれと言われることを半分覚悟していたら、近隣の住民からは、その桜の花が咲くのを毎年楽しみに待っているとの事。こんな事って、まだこの時代に残っていたとは。その期待に応えられるよう頑張らなくては。
5.剪定作業中
あまりの大きさの為ハシゴでは届かず、高所作業者で作業する事に。花芽まで失う事がむない様に切り詰め過ぎには充分注意して剪定を行ないました。
トドマツを残す事は諦め、思い切って根元から伐採致しました。
6.剪定完了
全体的にスッキリした印象に生まれ変わりました。これで来春はソメイヨシノの花が見事に咲き誇り、近隣の住民の方々に喜ばれる事請け合いです。
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