樹木にも役割そして命があるのです。
これはある県営団地の境界に植えられているヒマラヤスギです。
成長が早くぼさぼさした感じなので、あまり人気があるとは
言えません。
でも剪定の仕方によってはこんなに綺麗になるのです。
このくらい枝を透かして剪定すれば涼しげな樹形に変わります。
木が大きくなると邪魔になってすぐ
「短く切ってくれ」とか「根元から切ってくれ」という人がいますが
この木は、冬の吹雪が直接飛んでこない様に風よけにもなり
夏は暑い日差しから照り返しを防ぎ、木陰をも提供してくれます。
樹木にも命があります。その事を尊重して、どうすればこの
木々の持つ役割をうまく引き出せるかは庭師の仕事だと思います。
これからもこういう事例をたくさん作れるように頑張って行きたいと思います。
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