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山形市T様邸のガーデニングがついに完成しました。

着工前はこんな感じでした。

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完成後はこんな風になりました。

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以前から植えてあったイトヒバは、どうしてもこの庭には合わなかったので

伐根して、他のヤマボウシやニッコウヒバは自然風に剪定し

この庭に馴染ませました。

既存の石組も低く、土が流れ出る状態だったので新たに組直しました。

景観の向上にも一役かっています。

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建物から見ると、間知石積を1段と2段に分けて棚田風に植栽スペースを

確保し、高低差を付けることで庭に変化を持たせました。

自然な外観が良いとお客様が仰っていたので、アオダモやツリバナ

ジューンベリー、アズキナシなどの雑木を植えて、既存の樹木と

馴染ませました。

2段積の部分に植えてある低木のシモツケは、高さが50cmくらい

あるので、リビングと歩道の視界を程よく仕切ってくれます。

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西側のスペースは既存のヒューム管で作ってあったオブジェに

木製のラティスを加工して取り付けたことにより、個性溢れる

ガーデンフェンスに生まれ変わりました。

将来ここにはツル性の植物や、ハンギングをし楽しんでもらいたいなと

思っています。

植栽はクロモジとアオハダを植え、自然観を出すと共に

下草には、お客様が好みのガウラを植栽しました。

その他の部分は花壇として使える様になっています。

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玄関前のコンクリート擁壁は、あまりにも無機質感が強かったので

下草にハーブのキャットミントを植える事により、緑の量が増え

この空間に彩りを与えることが出来ました。

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この角度から見ると、既存の石積をいかに苦労して組み直したか

分かって頂けると思います。

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アプローチから東側を向くと、隣家の周りから見えてしまうので

常緑のモチノキを列植して、将来は垣根に育てこの空間を

上手く仕切ってもらいたいと思っています。

今回の工事はすでに外構工事が出来上がっていたので

それに合わせるのが結構難しく、センスの問われるところでしたが

結果的には、建物にマッチしたガーデニングが出来たと自負しております。

また、コンクリート工事が無かった為に比較的工事が順調に進んだのも

良かったと思っています。

 

最後に、工事をずっと見て下さっていた奥様から

「造園工事ってこんなに大変なんだね。外仕事は暑いのに、、

お疲れ様です。」とねぎらいの言葉を頂いたと共に

「すごく良くなった」と褒められ、この仕事に携わった職人も

この言葉を聞いて、顔がほころんでいたように思います。

きっと苦労が報われたと思って喜んでいるに違いありません。

 

これからは管理次第でどんどん良くなっていくと思います。

何かわからない事があれば、メールでも電話でもお問い合わせ下さい。

有難うございました。

 

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