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森のフレーバー(H26年度施工)

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スクウエアな建物に合いつつ、それでいてナチュラルな森林をイメージした

作品をコンセプトに設計しました。

 

着工前はこんな感じでした。

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完成後はこんな風になりました。

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以前から植えてあったイトヒバは、どうしてもこの庭には合わなかったので

伐根して、他のヤマボウシやニッコウヒバは自然風に剪定し

この庭に馴染ませました。

既存の石組も低く、土が流れ出る状態だったので新たに組直しました。

景観の向上にも一役かっています。

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建物から見ると、間知石積を1段と2段に分けて棚田風に植栽スペースを

確保し、高低差を付けることで庭に変化を持たせました。

自然な外観が良いとお客様が仰っていたので、アオダモやツリバナ

ジューンベリー、アズキナシなどの雑木を植えて、既存の樹木と

馴染ませました。

2段積の部分に植えてある低木のシモツケは、高さが50cmくらい

あるので、リビングと歩道の視界を程よく仕切ってくれます。

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西側のスペースは既存のヒューム管で作ってあったオブジェに

木製のラティスを加工して取り付けたことにより、個性溢れる

ガーデンフェンスに生まれ変わりました。

将来ここにはツル性の植物や、ハンギングをし楽しんでもらいたいなと

思っています。

植栽はクロモジとアオハダを植え、自然観を出すと共に

下草には、お客様が好みのガウラを植栽しました。

その他の部分は花壇として使える様になっています。

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玄関前のコンクリート擁壁は、あまりにも無機質感が強かったので

下草にハーブのキャットミントを植える事により、緑の量が増え

この空間に彩りを与えることが出来ました。

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この角度から見ると、既存の石積をいかに苦労して組み直したか

分かって頂けると思います。

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アプローチから東側を向くと、隣家の周りから見えてしまうので

常緑のモチノキを列植して、将来は垣根に育てこの空間を

上手く仕切ってもらいたいと思っています。

今回の工事はすでに外構工事が出来上がっていたので

それに合わせるのが結構難しく、センスの問われるところでしたが

結果的には、建物にマッチしたガーデニングが出来たと自負しております。

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