モダーンフレーバー(平成26年度施工)
着工前はこの様に、前の持ち主が残された和風庭園が何年もの間、手を入れられる事なく放置されており、樹木が生い茂り、かなり窮屈な状態になっていました。また巨石も多数集められていたので、これらの石も撤去再設置を余儀なくされていました。
これらの不要な樹木は全て思い切って撤去し、石も必要な物だけ残して、再設置致しました。
自宅に面した道路の道幅が狭く、とても窮屈だったので、思い切ってアプローチは広く取りました。冬期間はこの部分に井戸水を流して、融雪する予定です。
3tを超える巨石も含まれた石を用いて、石組を行いました。そこに、前からあった石臼を手水鉢として再設置しました。このままだと、ありきたりな和風庭園になると思ったので、その石に小舗石を敷き詰めて、ちょっと洋風なテイストを加えてみました。一見、ミスマッチの様に思えるこの組み合わせも、やってみれば斬新なデザインになりました。この石組にヤマモミジやアオハダ、アカバナエゴノキ等の雑木を組み合わせて、無機質だった空間に潤いを与えています。
経年変化でボロボロに壊れていた洗い場も、特殊な工法でリメイク致しました。
入口付近を占拠していた、ヤマモミジとイトヒバは伐根して、新たなゲスト用駐車スペースに生まれ変わりました。
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