世界遺産と復興
お盆休み中の14日、息子と2人で世界遺産に登録された平泉の中尊寺に
行って来ました
お盆期間中という事もあり、ものすごい混雑でした
至るところ、人、人、人・・・・・・・・・・・・・・・・
午後1時30分に着いたのですが、腹が減っていたので食事を取ろうと、レストハウス
に行くと1時間30分待ちとの事
それじゃ先に観てしまうかと急な坂道をひたすら登る
20年位前1回来て以来だったので、こんなんだっけ~とかすかな記憶をたどる
どこも人であふれかえっていました
あまり建築に興味が無かったので(と言うか腹が減っていたので)いそいで拝観
でもふとした景色に何気に感動
古池もなかなか時代を感じさせ、しっとり落ち着いたいい庭です
このあと金色堂も拝観したのですが、もっとすごかった印象が?
個人的には金閣寺のほうがやはりすごいと感じてしまいました
この後の昼食は、一ノ関で普通に「すきや」の牛丼になってしまいました
食後、もうひとつの目的、被災した石巻へ
おなじランドスケープを志す大学生の息子に是非見せたくて
でも、思い切って来て正解でした
はるかに想像を超えていました
以前家族で訪れた石ノ森章太郎記念館も無残な姿に
そこから先の港の方に行ってまた言葉を失う
もうすっかり瓦礫が片付けられている状態
そう言えば、来る途中かなりの数の仮設住宅と、グランドに4階建てのビル並みに高く積まれた
瓦礫を観て、ここから運ばれていたのかとさらに言葉を失う
途中地元の人が自転車で通る度、思わずカメラを隠す
「人の不幸を何撮っているんだ」と怒鳴られそうな気がして怖かった
でも、この現状は実際現地に足を運ばなければ解らないし、いろんな意味で来て良かったと思っています
復興が進み、私たち造園家の力でこの町を緑にする事ができるなら、少しでもいいから力を貸したいと思いました
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。