伝統の技
天童市のT邸の和風庭園も、いよいよおもしろくなってきました
まずは主庭の土留めを鳥海石にて組んでいきます
小さいとはいえ、やはり石、それなりの重さになるので、機械を使って組んでいきます
小ぶりながらも大小変化を付けて、組んでいけばそれなりに見栄えがしてきます
それに奥行きが無いので大きい石を使うと木を植えるスペースが無くなってしまいます
背景には、アルミの骨組みを組み立てて御簾垣を結おうと思っています
これだとよほどの衝撃を与えないかぎり壊れる心配が無いので、従来の木の柱を使うより耐久性は
段違いに良くなります
いよいよ、メインの石組みに入ります
思い切ってかなり大きい鳥海石の景石を運んで来たので、当社のトラッククレーンでは吊れずに
10トンクレーンを借りての作業になりました
駐車スペースが少なくセットするのにかなり苦労しましたが、何とか作業開始
ところが、ここで大きな問題に直面しました
屋根の軒が邪魔してそれ以上中へ石を組むことができません
本当に根性で石ごとワイヤーを引っ張って、恐怖と闘いながら何とか設置しました
思ったより大きな石を組むことが出来たので、結構迫力ある石組みになりました
つぎは御簾垣の施工です
だんだん変わっていくので、お客さまも「人の仕事は大変面白い」とかなりな時間私たちの
仕事ぶりをご覧になっているようです
つぎはどんなドラマを見せられるのか乞うご期待
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