ワンランクアップを叶える(令和2年度施工)
家を新築されたのを期に、
「古い家の解体後そのままの形で残されていた庭をリ・ガーデンしたい」
というのが当社へのご依頼でした。
【着工前】
2台用のカーポートの設置は見送り、あくまでも外観重視でデザインしました。
「あれ、このお宅で間違いないんだっけ~?」と言われるようになりたいです。
3台分の駐車スペースは確保したので、角地の部分建物の外壁と合わせたグレーの小舗石で、
植栽スペースを設けました。
アオダモやツリバナ・ナツツバキの株立が、爽やかな風を運んでくれます。
ガーデニングされた事でまるで別の家を訪れたようです。まさにワンランク昇格を果たしました。
スペースの関係上、既存の樹木とブロックは全て取り払いました。
また、既存のブロックが古く強度が今の基準を満たしていなかったので、控え壁で補強しました。
高低差を活かし、棚田のように植栽スペースを設けました。
これにより3段植栽が可能になりました。
現在のブロック塀の基礎の古さは、もうじきキャットミントの花がカバーしてくれる事でしょう。
アプローチは自由曲線を用いて、広い所・狭い所のメリハリを付けました。
ステップの部分と玄関前は豪華にローズベリーという石を乱切りにしました。
門柱も手作りし、表札もポストも私がチョイスしました。モチーフは円(縁)になっています。
玄関から振り返ると棚田のようになっているのがよく分かります。
樹木はお隣の家を考慮して、葉っぱの落ちない常緑樹でまとめました。
物置を建てたらどうしても気になってしまい、手作りで間仕切りを作りました。
なるべく予算を掛けたくなかったので、
ホームセンターで売っている安い材料を使っています。
コンパネにモチーフである円形の穴を開けてちょっぴりオシャレに。
さらにガーデニングで使う道具を吊り下げておけるようにフックを取り付けました。
まさに遊び心満載です。
エコ給湯器がすごく目立っていたので、オリジナルのウッドフェンスで化粧しました。
基礎の上に乗っていた古いブロックは取り壊し
建物の外観に合わせた色調の化粧ブロックを1段積み上げました。
御主人より息子さんの共通の趣味、
「ファットバイクを収納するのに扉が欲しい」とおっしゃられ、急遽デザイン変更しました。
扉が重くならないように観音開きにし
板も同じものを使用しているので違和感はありません。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。