江戸時代末期に造られたというY様邸の庭園。

由緒正しい庭はなるべく触らず、

ちょっとした箇所の手直しで修景するのが目的でした。

 

【Before】

DSCF6074

【After】

DSCF6984

 

建築会社の方が設置された切石。

歩きづらく見た目もあまり良くなかったので

切石の寸法を全て計測し再設置致しました。

 

伊勢ゴロタ石を周りに打ち込むことで

延段風のアプローチに生まれ変わりました。

 

前から設置されていた四角の手水鉢も

切石を再利用して階段を造り、利便性も向上させました。

 

【Before】

DSCF6075

【After】

DSCF6992

 

手付かずだった家の西側も土を入れ替えて

アオダモの株立を植え、それに合わせて

ミツバツツジの刈込でまとめました。

 

瓦を縦使いにして埋めた縁取りも良い味を出しています。

 

【Before】

DSCF6076

【After】

DSCF6993

 

玉石が並べられ、夏目の手水鉢は雨落ちに使われていたので、

これらは全て取り外しました。

 

夏目の手水鉢は縁側の脇に再設置し、

飛石は高さを調整して再設置致しました。

 

【Before】

DSCF6086

【After】

DSCF6999

DSCF6996

 

沓脱石の周りは富沢石の乱張りを行いました。

なだらかな曲線を描く事で和モダンな感じに仕上がりました。

 

これまた雨落ちに埋められていた小ぶりの手水鉢も再設置し、

汚れていた玉石も洗って並べ替えました。

 

周囲に玉砂利を敷き詰めたら

どこか大正のにおいがするノスタルジックな庭になりました。

 

【Before】

DSCF6695

【After】

DSCF6995

 

古い蔵に併設された新居に上手く回収した庭が

馴染んでいるのが良く分かる角度です。

 

【Before】

DSCF6698

【After】

DSCF6986

DSCF6987

 

アプローチが素敵になったら、

この部分も気になって仕方がありませんでした。

お客様も同じ意見でしたのでここも修景する事に致しました。

 

最初に植栽用に土を入れ替え、

土留は富沢石を野面積みにしました。

 

天端を水平にするのに時間が掛かりましたが、

その分良い仕上がりになったと自画自賛しております。

 

植えられていた樹木は梅だけを残して全て抜根、

その代わりにアオハダの株立(高さ4.5m)をメインに植栽しました。

根〆にはフイリヤブランを植えて爽やかな感じに仕上げました。

 

前からあった手水鉢に、湯桶石・手燭石・前石を据え付け、

その手水鉢に添うように曲がりの入ったヤマモミジを植えました。

それにナツハゼを添え、

アセビを寄せ植えにして景を整えました。

 

その背景にはナツツバキの株立を植えて

奥行きを出しています。

 

施工開始から3週間。

当初はもっと早く完成する予定でしたが、

手を掛け始めたら次々に直したい所が出てきてしまい

かなり大がかりな仕事になってしまいました。

でも、その分自分なりに納得のいく仕上がりになったと思います。

 

連休明けには新緑に覆われ、

今とは違った華やかさがプラスされた庭になっていると思いますので、

その頃にもう一度庭の写真をアップしたいと思います。

 

作庭家が提案するこだわりの外構


 いろんなハウスメーカーや工務店で建てられた、様々な建築様式にいかにトータルコーディネイトできるか、それによって街並みにあるお客様の家全体の印象が大きく変わってくると思います。
 

 当社のデザインは「作庭、植栽」の得意分野のみに特化するのではなく、カーポートや物置の配置、アプローチ、それらを結ぶ動線、外部とのプライバシーの確保まで細かく気を配りながらお造りいたします。
 

 単に美しいだけではなく、使い勝手も良く、それでいて管理も楽な、全ての意味でご満足いただける作品を提供させて頂きます。 特に職人が丁寧に作り上げた石積み、石貼りの美しさに、庭師としての技のこだわりを、きっと感じ取って頂けると信じております。 是非、施工事例の画像をご覧ください。

投稿カレンダー
2020年5月
M T W T F S S
« Apr    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
記事アーカイブ