東根市A様邸の作庭工事の続き
今回の作庭で1番の主たる仕事“石組”
大きいもので3tを超える石を据え付けなければならないので
迫力のある石組になるとは思うのですが、
それゆえ危険を伴います。
25クレーンを使っての石組。
最近では珍しいです。
職人と対比して見てみると、石の大きさが分かると思います。
石組している我々もやはり危険と常に隣り合わせです。
石臼を手水鉢として再利用しました。
古いものなので味があります。
掘削時に出てきた玉石を使って、土留(野面積み)を行いました。
すでにメインの立石は立っていましたが、
作風が違う為、それに合わせて石組するのは大変でした。
しかも青石(鮫川石)・赤石(目高石)と鳥海石が混在していたので
メインの滝石組の所は鮫川石・日高石を使って迫力を求め、
それ以外の所は鳥海石を使いました。
石臼を再利用した手水鉢も何とか様になりました。
次はこの流れをより『枯山水』っぽく仕上げるために
州浜をつくっていきたいと思います。
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