Contents

京風 枯山水の復活

かれこれもう10年位前になるだろうか?

寒河江市のT邸の枯山水を造ったのは? その当時かなりの自信作でした。

その後、ご自分達で管理をなされ、ひさびさに剪定を依頼されました。

マツ類は、素人ながらかなり本格的に管理され、あまり荒れていないのでひとまず

ひと安心です。

地元の鳥海石の巨石を、大型クレーンで吊り上げかなり難産だった記憶が一気に蘇って来ました。

石橋や二の滝石の州浜、岬灯篭など、かなり京風にこだわった造りになっています。

長い年月で石もかなりコケむしてきたな~と感じています。

これをスカシ切りして剪定すればどう変わっていくのか、私もお客様以上に楽しみです。

ちょっと見山形のお庭とは思えないくらい京風枯山水じゃない~なんて自己満の世界に

どっぷり浸かってしまいました。 そういえば、このころの自分は、いかにして山形の素材を

使ってこの雪国に京風庭園を作庭するか、やっきになっていたのを思い出しました。

スギゴケが使えず悩んで、試行錯誤。 そのかわりに下草や山野草を使い、かなり近い感じに

なってきたのも、このころの悩んだ経験が活かされいると実感しています。

なんだかんだ言っても、正攻法の庭はいいもんだな~

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧

アーカイブ

ちょいわる庭師のブログ

ちょいわる