涼味を求めて(平成27年度施工)
着工前はこんな風になっていました。
そこで、管理の楽な庭にと、リ・ガーデンを頼まれました。
立ち枯れしている樹木や、要らなくなった草花を思い切って整理しました。
ナツツバキの株立やヤマボウシの株立を移植して、新たにクロモジやアオダモ等の雑木を植栽しました。
思い切った曲線で仕切り、約半分のスペースは防草シート+玉砂利にして、管理の時間を大幅に削減する事ができました。ブドウ棚も新たに木製で作り直し、単管パイプで補強しました。これで積雪対策も万全です。
コンクリートの躯体の上に、新たに鳥海石を組みました。
3種類のモミジ(荒皮性モミジ、ヤマモミジ、コトノイト)を植えて、山野の雰囲気を醸しだし、下草には水辺にとてもよく合うシャガを植えてみました。
埋まっていた手水鉢を再利用し、伊勢ゴロタ石で作った洲浜の上を池のオーバーフローした水が流れていく様にし、涼しさを感じさせます。それをより水辺っぽく演出する為に、ミソハギやシダ類を植えました。
池の周囲に縁取りした半ピンコロも、額縁の役割を果たしてくれて、和モダンな感じに仕上がりました。
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