やさしさに包まれながら (平成28年度施工)
着工前は、周囲を高い建物で囲まれ、どこか暗い感じがしました。
また、玄関までのアプローチも、殺風景な感じは否めませんでした。
オリジナルガーデンフェンスで囲んだ事で、閉塞感がだいぶ和らぎました。やはり、木の持つ温もりは特別ですね。
少しでも立体感を出す為に、植栽部分は小舗石で高さを変えてみました。
植栽は、ツリバナ、ジューンベリー、ハナミズキ、ヤマモミジ等の雑木でまとめてみました。低木は、花の可憐なシモツケとウツギマジシャン。地被は、キャットミント、クリーピングタイムのハーブでまとめてみました。
枕木で囲んだ家庭菜園には、ガーデンフェンスの柱だけ立てて延長してあります。
これは隣の庭を借景する為、額縁効果を狙ったものです。また、将来的には、この柱にメッシュのフェンスを取り付け、つる性の野菜を植えても、おもしろいかと思っています。
テラスまでの通路には、枕木をランダムに並べてアクセンとをつけています。
物置も暗くならないように、白いものにしてテーマを統一してみました。
玄関までのアプローチは、スクエアにまとめてみました。ミルキーホワイトの化粧平板をアクセントに、グリッドを互い違いに配して、リズム感を出してみました。
枕木で作った門柱には、表札と装飾金具でオリジナリティーを出してみました。
植栽は、スペースが無い中で、中木のナツハゼとオトコヨウゾメの2本でまとめ、地被には、カラーリーフで有名なヒューケラとフイリヤブランで存在感を出してみました。
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