土にお絵描き(平成21年度施工)
ここは駐車スペース兼アプローチです。洋風ピンコロで縁取りして、スレートラストを斜めに貼りました。天然石の為、一枚一枚石調が違うので、濡れるとすごく綺麗です。そのスレートラストに直角に交わる様に桜御影のピンコロを貼ってクロスする様なデザインにしました。デザインにこだわり複雑な施工になった為、施工には時間がかかりましたが、その分満足のいく仕上がりになっています。
こちらは玄関まで続くアプローチ。
先程の駐車スペース兼アプローチのデザインと相反してシンプルなデザイン。こちらはスレートラストを全面に貼りました。
でも、曲線になっている為、端の石はそれに合わせて1枚1枚カット。根気のいる仕事になりましたが、仕上がりはこちらも満足のいくものでした。
しかし、この石材は濡れると本当にゴージャスですね。
幾重にも重なる曲線、この庭のテーマが一番わかるアングルになっています。
施主のお母様に「大地をキャンパスにまるで絵を描いたみたい。波のよう」と言って頂きました。
手前のエッジキングで縁取りされている部分は将来、地被植物や低木が植えられる予定です。
そうすれば棚田の様に、段々と植栽が重なり、さらに美しくなるでしょう。
小さいお子様がいらっしゃいますので、遊べる様にと設けた芝生のスペース。
円型花壇も段々花壇になっており、よりテーマを強調すべく施工されています。完成が12月初旬という事もあり、木々も落葉してなんとなく秋のロンドンの様にどんよりとした感じがしますが、来春には緑木一斉に芽吹き、一気に彩りを与えてくれる事でしょう。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。