創生の庭(平成24年度施工)
2つのオベリスクには、つる性のバラやクレマチスを這わせ
立体感を出してグランドカバーにはギボウシの「ゴールデン・ティアラ」という
品種の物を植えて、彩りを与えています。
縁石には伊勢ゴロタ石を洲浜状に埋め込んで和のテイストを与えています。
大判の飛石は以前の庭で使われていたものを再設置する事で、新たな役割を与えています。
以前から植えてあったヤマボウシの株立は移植せず、エゴノキの株立は移植してこの庭に合う様に向きを変えました。
その他にも、アメリカ原産のシャラノキの仲間「フランクリン・アラタマハ」やツリバナの株立といった雑木を植えています。
グランドカバーにはイモカタバミやイタリアギキョウといった華やかなものをチョイスしました。
富沢石の小端積みは、既存のヤマボウシの植高に合わせて高さ20㎝に設定しました。
奥に見える鳥海石の石組みは、リビングから見ると渓谷を表わし、石組の天端から垂れるシダレモミジはまさにそれを演出しています。
下草には、ナルコユリ、ツワブキ、キキョウ、ホタルブクロ、ダイモンジソウ、リュウノヒゲをランダムに植えて自然な感じに仕上げました。
アオダモの株立をメインに、こちら側もジューンベリーの株立を植えたり、ヤマモミジを移植したりと雑木をメインに植えてあります。
低木にはシモツケや、ウツギマジシャン、ピンクのリュウキュウツツジといった新しい品種も取り入れています。
こちらの富沢石の小端積みは、高さを40㎝にして、リビングの床面と同じ高さに設定し、奥に行くにしたがって低くする事で遠近感を強調しています。
何と言っても、この小端積みのなだらかな曲線と小端張りの自然な曲線それぞれの丁寧な仕事ぶりがこの庭の一番の見せ所です。
立水栓、シンプルなデザインのものチョイスし、2つの蛇口には自動灌水システムとつながれており、管理の軽減化に貢献しています。
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