東根市T様邸の作庭工事、完成に近付きました。
コンクリート塀への嵩上げと塗装は来春施工することになり、ほぼほぼ完成(90%位)しました。
門かぶりの赤松には城積みをイメージして間知石を3段積みました。
リビングに面したテラスは明るいベージュのタイルを貼って華やかにしたので暗くならず正解のようでした。
面積が広くてかなり手間がかかった石貼り。クラストブラックという石材を用いたので重みがあり品のあるアプローチに仕上がりました。
ポーチのタイルも色調が合ってベストマッチです。
アクセントに入れた白御影の敷石も、なかなかパンチが効いています。
既存のイトヒバと景石は移設して、瓦や雑木と組み合わせることで品がでてきました。
土留は富沢石を野面に積んで、その中には雑木や下草を植えています。
アプローチから銀閣寺型手水鉢まで続く苑には飛石ではなく、富沢石を石畳風に野趣味に仕上げました。
その代わり手水鉢廻りは円形に抜いて、黒那智石を敷き詰めアクセントを付けました。
ようやく完成に近付いてホッとしています。
あとは天候に合わせて塀に笠石を取り付け完了です。
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