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村山市のI様邸のアプローチを改修します。

村山市はとても雪深い所で、毎年冬になるとアプローチの除雪がかなり大変な作業になります。

そこで溜まった雪を除雪機で飛ばすのですが、その作業に支障なくそれでいて美観も良くなれば…がお客様の要望でした。

着工前はこんな風にごく普通の昔からあるアプローチでした。

ここをただ土間コンクリートでまとめてしまうと家の外観とそぐわない景観になってしまうので、「重森三玲」風に和モダンなアプローチに大変身させようと考えました。

まずは既存の表土を掘削して切石を解体していきます。

そこに砕石を敷き均して路盤を作っていきます。

この作業と並行して既存の庭の伐採した根を撤去し、ある材料を用いて修景することにしました。

石臼や既存石を用いて手水鉢に見立てました。

筧(かけひ)から水を流すのではないので本格的ではないのですが、それでも庭の重要なポイントになりました。

次にアプローチのアクセントとなる白御影の敷石を並べていきます。

それに合わせてこの庭で一番困難な作業に取り掛かります。

それは『クラストブラック』という石を雲型に貼っていくという根気とセンスのいる仕事です。

一体どのくらい作業日数が掛かるか今のところ分かりませんが、焦らず集中して良い仕事をしていきたいと思います。

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