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施工事例5 天童市F様邸

設計主旨

和風の作庭方法の中にも、現代的なエッセンスを散りばめた作品です。

背景の御簾垣は、耐久年数をもたせる為にも、骨組みは鉄骨とアングルで組んで頑丈にしました。

見た目もシンプルで和風モダンに見える理由で施工しました。

敷地の奥行きがあまり取れなかったので、深みを出す為に鳥海石で石組を行うと同時に、役石の役目を持たせる様据え付けました。

石組の間から手水鉢へと、かけひで水を注ぎ、灯りは景石の上に寸松庵型の灯篭を置いてすっきりまとめました。

このままだとどうしても蹲踞廻りが暗くなるので、錆御影菊型手水鉢を据え付け、海は伊勢ゴロタ石を敷く事で明るくなるようにしました。

人の動線は、2本の平行に走る延段で対応しました。

格子戸の門までの空間は、カーポートとの遮蔽を建仁寺垣で行い、アプローチは敷石で直線を意識させながらも、鉄平石の乱張りで曲線を描くことで、距離感をかせぐという意図があります。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


御簾垣根(鉄骨骨組)

価格30,000円/m~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


建仁時垣(両面鉄骨骨組)

価格33,000円/m~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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