[KA.RA.KU.SA] 令和3年度施工
設計のテーマは『カントリーガーデン・雪国バージョン』木材をふんだんに使ったデザインにして、
これを実現しました。
【着工前】
車は6~7台は停められそうな広大な駐車スペース。
ここ新庄は雪がとにかく多いので、井戸水を流して融雪するとの事でしたので、
土間コンクリートの勾配には気を使いました。
庭の雰囲気に合わせて、緩やかな曲線を描いている土間コンクリート。
玄関脇に一際目立つ3色の小舗石を用いて作られた植樹スペース。
新たな試みとして、唐草模様を取り入れそこにはアオダモ・アズキナシ・ヤマボウシの株立を植え、
根〆にはフイリヤブランやアガパンサス・アメリカツルマサキハーレクインetc…を植えて
華やかな空間を演出しました。
門柱は室内のログハウスっぽい内装に合わせて、防腐剤注入木材を使って、三角形をモチーフに作りました。
ひとつのアクセントをしては存在感は十分にあります。
この角度から眺めると植栽帯が唐草模様になっているのが良くわかります。
リビング前の庭はプライベート感を演出する為に、木製のガーデンフェンスで囲いました。
雑木(ヤマモミジ・ジューンベリー・ナツツバキ)と下草(シモツケ・ベロニカオックスフォードブルー・
クリーピングタイム)を植えたので、このテラスの木製ベンチを家族でくつろぎながら、
多彩な四季を感じながらくつろいでもらっています。
南側と西側にアパートが隣地しているので、
視線が気になる部分はウッドフェンスと雑木を植樹して遮りました。
ちょっとしたポケットパーク並に広い芝生のスペースの中に、遊び心で円形の砂場を作ってみました。
まだ娘さんも小さいので、しばらく有効活用されそうです。
雲形をイメージした植樹スペース。
ここも小舗石の色をすべて変えてみました。
隣地へ落葉が飛ばないように常緑樹を多めに、オリーブやソヨゴ・イレックスサニーフォスターを植えました。
その代わり根〆には、キャットミントやローズマリーのハーブ系やヒューケラやフイリフッキソウの
カラーリーフを植えて飽きのこない庭を目指しました。
ウッドフェンスで仕切った事で建物の風格が上がったようです。
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