天童温泉ほほえみの空湯舟つるやさんの修景工事を行いました。
旅館の露天風呂の改修に伴う、庭の修景工事を行いました。
作庭されてから、しばらくの間手が付けられていない状態みたいでした。
庭のポイントとなるせっかくの手水鉢周りもかなり荒れていて
そこを中心に着手しました。露天風呂に入られたお客様が、
心安らぐ空間を演出できるように修景いたしました。
【before】
【after】
樹々の下にコケを張り、玉砂利を敷き直しただけで心安らぐ空間になりました。
白壁に樹々の緑が映えます。
【before】
【after】
隣地境界にあったニッコウヒバは全て伐採され、
代わりに枝塀が設けられました。
そのままでは淋しいので
「もみじの天童」にあやかりモミジを多めに植栽しました。
また下草にリュウノヒゲを植えて、潤いのある空間を演出しました。
【before】
【after】
露天風呂からの眺めはどこか殺風景。
なので、ツバキとアセビを植え、下草にリュウノヒゲを植えて、
山灯籠が活きるように工夫しました。
【before】
【after】
樹木が伐採され宿がまる見えの状態になってしまいました。
残された樹々を活かしつつ、新たに樹々を植える事で
見違える空間になりました。
【before】
【after】
アオダモの株立1本とコケを張った事で京風の庭に近づきました。
【before】
【after】
石臼を利用してつくられた手水鉢周りは全て掃除して生き返らせました。
【before】
【after】
コケを張って玉砂利を敷き直しただけで見違える空間になりました。
コケの威力はハンパないです。
【before】
【after】
こちらの菊型の手水鉢も荒れていたので、全て掃除して蘇らせました。
新たにヤマモミジやアズキナシ等の雑木を植えコケを張った事で、
侘び寂びが生まれました。
天童ではなく、
まるでここが京都にいるかのような錯覚に陥ってもらえたら最高です。
【before】
【after】
そっと湯舟につかり、五感でやすらぎを感じてもらえたらうれしいです。
【before】
【after】
他の二部屋におのおの露天風呂があります。
それぞれ趣向の違った眺めを用意してあります。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。