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木を植えるにはいい季節

和風庭園の骨格、枯山水、蹲、園路、飛び石、灯篭、これらの工事は全て完了し

あとは樹木を移植するだけ

先日まで続いた残暑が嘘のように影をひそめ、朝晩がめっきり肌寒くなってきました

こうなると樹木の移植にはもってこい

さっそく作業にかかりました

 

 

かなりの大物もあるので、クレーンを使っての作業になります

やはり、こういう時は大勢でやらないと、うまく仕事が流れません

次々に樹木が植えられるとようやく主役の登場とばかり、庭の姿は一変します

生命が感じられることによって、庭に柔らかで心地よい風が流れていく様です

庭の片隅に置いてあった灯篭達もこれに先がけ、据え付けられていきます

 

 

蹲まわりも、木が植えられていくことによって、その本来もつ役割を果たそうとしています

 

 

 

門下ぶりの赤松も倒れないように竹で支柱が掛けられていきます

随分、足元の玉石積みも活きて来ました

 

茶庭と枯山水とを結界するために、四つ目垣と枝折り戸を結っていきます

四つ目垣は竹垣のなかでもシンプルな方ですが、それゆえにデザイン的にも奥が深い

それでいてかなり視覚的のも効果的です

枝折り戸も何年かぶりに取り付けました

 

和風庭園作庭もいよいよクライマックス

次に工程は高麗芝の張り方と砂利敷きなどの仕上げの工程に入ります

最後まで気合いを入れて頑張っていこう

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