和モダンへの乗車権(令和2年度施工)
庭木を植えられてから
30年以上経過した庭のリガーデンを頼まれました。
【着工前】
「あまり純和風の庭園は好みではない…」との事でしたので
和モダンな感じで作成していく事にしました。
とはいえ、植えられる樹木はそのままでのアレンジだったので
白御影の間知石を曲線にして棚田風に積んでみました。
下草は和っぽい物を選び、シャガやフイリヤブラシ、ヒューケラ(赤葉)を植え
花がない時でもカラーリーフとしての彩りを与えています。
駐車場スペースとの空間を仕切る為に、創作の板塀を作りました。
これを建てた事で一気に景が引き締まりました。
ポストもこれに合わせて和風のものを選んでみました。
玄関前からの眺めはこのようになっています。
創作の板塀が互い違いになっているので、
道路からの遮蔽が適度に保たれているのが分かると思います。
白御影の間知石から小舗石へと継がる縁取り。
くねくねと曲線が描かれ、そこには下草のフイリアマドコロやシラン、
フイリフッキソウが植えられており、1年に1度だけの庭の主役を狙っています。
奥には木枠で囲んだ小さな家庭菜園が設けてあり
自由に使っていただけるスペースになっています。
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