華、和、羅(カワラ)(平成20年度施工)
全体的な庭の改造を依頼され、まず最初に手を加えたのが御簾垣でした。 これで隣家とのプライバシーも保たれるのと同時に、竹垣が扇風の様な役割を果たし、景が引き締まりました。 これにより、移植したヤマボウシやナツツバキ等の雑木が一層引き立ちました。 お茶の間からのビューポイントには、銀閣寺型手水鉢と、瓦の延段の組合せで、モダンな感じに和を表現しました。
庭とカーポートとの境界には建仁寺垣を結い仕切りました。 御簾垣、建仁寺も柱を鉄骨製にしてあるため、強度は大幅に増加しました。 これにより雪による被害は大幅に軽減されるでしょう。 また塩ビ製ではなく本物の竹を使用している為、自然な経年変化が楽しめます。
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