京の伝承(平成23年度施工)
奥行きが無い為、庭の半分が軒内に入っています。逆を言えば、これだけでも十分和風庭園が
作れるという証明にもなります。
背景は御簾垣で空間を仕切り、その前に鳥海石にて三尊石組を組みました。
その前には夏目型の手水鉢を据え付けています。
カケヒは特注で長いものにこだわりました。
手水鉢を置いてある前石の周りには富沢石の乱張りを張り、どこか京風を醸し出しています。
アクセントに海には伊勢ゴロタを敷いています。
雑木類はナツツバキ、ヤマモミジやツリバナ、ヤマボウシ、エゴノキなど、和風庭園には鉄板な
樹木を植栽しています。
低木にはサツキモミジやヒラドツツジが植えられており、下草にはフィリヤブランやヤブコウジを
植え、その所々には大文字草等の山野草がちりばめられています。
玉石を土留めして、ノムラモミジ、ヤマモミジ、マユミライラック等を植栽しています。
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